鈴木ケンイチの記事一覧
-
世界で最も醜いクルマ!? 時代の先を行き過ぎた「ざんねんなイタフラ車」3選
2020.09.24日本だけでなく、アメリカやドイツ、さらに中国や韓国など、世界中にさまざまな自動車メーカーが存在する。グローバルな時代、それらは世界中で販売されているが、必ずその自動車メーカーが存在する国の特徴があるもの。デザインに優れたモデルが多いイタリア・フランス(イタフラ)車だが、じつは攻めすぎて失敗したクルマもある。そんなイタフラ車で、セールス的には成功しなかったミニバンを3車種見てみよう。
-
登場当時は大衆車だった!? メルセデス「Eクラス」の深くて長い歴史とは
2020.09.152020年9月10日に日本に上陸した、メルセデス・ベンツ改良新型「Eクラス」。日本においてもメルセデスの中核となるモデルで、2017年の登録台数は1万3262台と輸入車第4位、2018年は1万454台と第5位、そして2019年は7285台と9位にランクインしている。メルセデスの代表的ミドルサイズモデルとして世界中で人気のEクラス、その歴史を紐解く。
-
なぜポルシェは販売絶好調? コロナ禍でも前年比超え「一人勝ち」の理由
2020.09.112020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、自動車、とくに輸入車市場は大きなダメージを受けている。そんななか、1月から8月の累計で、前年同期比でプラス成長を続けているのがポルシェだ。上位のドイツブランドが軒並み不調ななか、なぜポルシェは右肩上がりで販売を伸ばし続けられるのだろうか。
-
「布シート」が高級で「本革シート」は格下!? いまと昔で変化したクルマの価値観とは
2020.09.05いまは布シートが標準で、オプションで本革シートが選択できるというクルマが多く、多くの人は「本革シート=高級」「布シート=普通」という印象を持っているだろう。だが、いまからおよそ100年前のクルマ黎明期には、布シートはおもに高級車に用いられていた。それはどういうことなのだろうか。
-
2021年の新型上陸が待ち遠しい! VW「ゴルフ」がベンチマークになった理由とは
2020.09.011974年の初代誕生以来、ヨーロッパ車としてはナンバーワンの販売台数を誇るCセグメントハッチバックがフォルクスワーゲン「ゴルフ」だ。日本でも2015年まで27年連続で輸入車ナンバーワンの地位を守り続けていた。なぜゴルフは長い間にわたりそれほど人気なのか。ライバル車の目標、ベンチマークとして君臨し続ける理由とはなんなのだろうか
-
なぜ数字名? ポルシェ「911カレラ」「718ケイマン」の車名が意味するものとは?
2020.09.01ポルシェの2ドアスポーツモデルの車名には「911カレラ」「718ボクスター」「718ケイマン」など、車名の頭に数字を使われている。その数字はどんな意味があり、何が起源なのだろうか。またカレラとはどんな意味で名づけられたのだろうか。
-
「ソレ・タコ・デュアル」って何かの呪文!? 昭和世代なら知っているクルマ用語とは
2020.08.27自動車の進化は著しい。今後もEVやPHEVなどが台頭してくれば、いまふつうに存在している技術や用語も、何年かすれば消えていくものもあるかもしれない。かつてクルマ好きは誰もが知っていた、でもいまは消えてしまった自動車用語を振り返る。
-
昔はヨーロッパでも右ハンドルが普通だった? いま世界で右側通行が多い理由
2020.08.25日本ではクルマは左側通行で右ハンドルがふつうだが、アメリカやヨーロッパなど海外に行ってみると、多くは逆の右側通行/左ハンドルになる。だから現地でレンタカーなどを借りて運転するということが、怖いという人も多いのではないだろうか。ではなぜ、世界中の多くの国は右側通行/左ハンドルなのだろうか。
-
FCAとPSAの合併で「ステランティス」誕生へ いま世界の自動車グループはどうなっている?
2020.08.132020年7月15日、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)とグループPSAが合併して生まれる新しいグループの名前が「STELLANTIS(ステランティス)」と発表された。コロナ禍で厳しい状況が続く自動車業界だが、いま世界の自動車ブランドはどのようなグループに分けることができるのだろうか。
-
ソニーは「第2のテスラ」になれるのか!? ソニー製のEVが東京で公道走行開始へ
2020.08.08ソニーは2020年7月27日、東京都内で電気自動車(EV)の試作モデル、「VISION-S」を公開した。2020年度中に日本の公道で走行実験を予定しているという。現時点では販売の計画はないというが、現時点での作り込みを見ると、すぐにでも市販化されてもおかしくないレベルだ。ソニーは「第2のテスラ」になることができるのだろうか。
-
なぜ日本では不人気でヨーロッパでは定番化? 「ステーションワゴン」を考えてみた
2020.08.04ミニバンブーム、そして昨今のSUV人気の高まり。そうしたなか、かつて人気があったステーションワゴンは、日本においてはまさに風前の灯だ。そんななか、ドイツ・プレミアムブランドでは、セダンとともに定番のボディタイプとして今でもワゴンをラインナップさせている。その理由はなにか考えてみた。
-
なぜスポーツ派には人気ない? トランスミッション「CVT」の○と×とは
2020.07.30日本車には数多く搭載されているトランスミッションがCVTだ。スポーツモデルにも採用される車種もあるが、マニュアル・トランスミッション(MT)やデュアルクラッチ・トランスミッション(DCT)と比べると、なぜかスポーツカー好きにはあまり人気がないタイプの変速機となっている。もう一度CVTについて考えてみた。
-
世界最速FFの称号をかけた大戦争 シビックタイプRとメガーヌRSの闘いの歴史とは
2020.07.25ホンダは2020年7月9日、「CIVIC TYPE R Limited Edition(シビック・タイプRリミテッド・エディション)」が鈴鹿サーキットにおいて、FFモデルで最速となる2分23秒993のラップタイムを記録したと発表した。FF最速をめぐっては、ルノー「メガーヌR.S.」と闘いの歴史がある。それを見ていこう。
-
主力の人気モデルが続々上陸! 2020年後半に日本にやってくるフランス車とは
2020.07.192020年も7月になり、後半に突入した。前半は日本だけでなく世界中で新型コロナウイルス感染拡大のために混乱した自動車業界だが、徐々に落ち着きを取り戻したかのように見える。この2020年後半に日本にやってくるフランス車にはどのようなモデルがあるのだろうか。
-
復活から1年 まだ街で見かけないトヨタ「スープラ」の販売は順調? それとも不調?
2020.07.102019年5月、およそ17年ぶりに復活したトヨタ「スープラ」。トヨタのスポーツカー専用ブランド「GR」初のモデルで「GRスープラ」という商品名で販売されている。登場から1年が経ったが、まだ街で走っている姿を見ることも少ない。1年が過ぎた今、GRスープラの誕生から現在までの足跡を振り返ってみたい。
-
もうすぐ新型「Q3」が日本上陸! 2020年後半にやってくるアウディ車を予想してみた
2020.07.03コロナ禍で世界的に混乱した2020年も下半期に突入した。上半期はドイツをはじめ、フランスやイタリアなどヨーロッパ諸国でもロックダウンがおこなわれるなど、経済的にも打撃を受けたが、意外にも欧州自動車メーカーの新車投入は粛々と進んでいるという。2020年下半期、日本にやってくるアウディのモデルを予想してみよう。
-
新型コロナは関係ない? 世界のモーターショーが「オワコン化」しつつある理由とは
2020.07.012020年3月におこなわれる予定だったジュネーブモーターショーは開催中止、4月開催予定だったニューヨークモーターショー2020もいちど8月に延期になったものの結局は中止と、2020年の国際モーターショーは開催の目処がたっていない。そもそもここ数年、世界の名だたるモーターショーが、来場者数や出展社数の減少など苦戦を強いられている。モーターショーは「オワコン(終わったコンテンツ)」化してしまったのか。考えてみた。
-
あの巨大キドニーグリルはいつ登場? 今年後半に上陸するBMWとMINIを予想してみた
2020.06.27新型コロナ禍で世界的にも混乱をきたした2020年だが、ここに来て日本ではようやく落ち着きを取り戻しつつある。もうすぐ7月、2020年も後半に入る時期だ。2020年下期に日本にやってくるBMWとMINIのモデルを予想してみた。
-
新型レクサス「IS」世界初公開で注目のセダン戦線 ライバル車と比べてみた
2020.06.212020年6月16日にレクサスのDセグメントセダン「IS」の改良新型が世界初公開された。日本での発売は2020年秋を予定しているが、Dセグメントセダンと呼ばれるこのカテゴリーには人気のドイツ・プレミアムブランドのモデルが揃う。新型ISとライバルを比べてみた。
-
注目のコンパクトSUVも発表間近! 今年後半に上陸するメルセデス・ベンツのモデルを予想した
2020.06.19コロナ禍で大混乱となった2020年。日本では緊急事態宣言も解除され、ここに来てようやく落ち着きを取り戻した感じがある。気がつけばもう6月も終わりに近づき、2020年も後半へと移っていく。そこで、2020年後半に導入されそうな輸入車を予想する。まずはメルセデス・ベンツからだ。
-
どの席だってファーストクラス! 3列シートのプレミアムSUV5選
2020.06.15世界的に見てもSUVはますます人気で、コンパクトクラスからフルサイズまで大小さまざまなモデルが存在している。最近ではクーペSUVというジャンルも人気があり、各メーカーからニューモデルが登場している。そんななか、3列シートを持つSUVもファミリー層を中心に支持されている。ミニバンからの流入も多いという3列シートSUVを5台紹介しよう。
-
欧州で続々登場する電気自動車 「EVシフト」はなぜ起きたのか
2020.06.08日本においてはガソリンエンジン+モーターのハイブリッド車が中心だが、最近ヨーロッパにおいては、ピュアEV(BEV)やプラグインハイブリッド(PHEV)が続々と登場している。その理由はなにか。ヨーロッパで売れているEVも紹介しよう。
-
ヨーロッパでも好調のトヨタ「ヤリス」。人気のBセグメントライバルと比べてみた
2020.05.25日本と同様、ヨーロッパでも2020年2月に発表されたトヨタ新型「ヤリス」。4代目に進化したヤリスだが、このBセグメントと呼ばれるコンパクトクラスは、欧州では一番販売台数の多いカテゴリーとなるため、ライバルひしめく激戦区となっている。そんなライバルと比較してみた。
-
「いつかはクラウン」日本を代表する高級車と国内外のライバルを比較してみた
2020.05.181955年に初代モデルが誕生、以来65年にもわたり国内の高級車市場をリードし続けてきたのがトヨタ「クラウン」だ。セダン人気が低迷するなか、15代目と進化した現行クラウンは着実に台数を販売している。国内専用モデルのクラウンだが、このセグメントには欧州のプレミアムブランドや同門のモデルも存在する。ライバルと比べてみた。
-
2000年代に大流行したフランスメーカーの人気が再燃!? いま「プジョー」が好調な理由とは
2020.05.15輸入車の登録台数が減少しているなか、フランスの自動車メーカー「プジョー」が好調だ。2019年暦年、そして2019年度(2018年4月から2019年3月)においても14年ぶりに1万台を突破し、2020年もニューモデルの投入でさらに上を目指している。プジョーが好調な理由とはなにか。