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「赤」はHondaにとって特別な歴史があるので、色々な場面で ” 意味を持って ” 使われます。知られているように、1950~60年代の日本では、赤や白は特殊車両の色として国から一般車両への使用を禁じられていましたが、本田宗一郎は「国が色の使用に制限をかけるなど民主国家として考えられない!撤廃すべきだ!」と足しげく運輸省に掛け合い勝ち取ることが出来ました。直後のSシリーズも、N360 も誇らしげに真っ赤で登場したものでした。そういう意味からホンダでは赤に特別な思いがあるのです。