希望ナンバー「358」全国デビュー、なぜ? 人気の理由が分かれば「1031(天才)!」 さらに「3588」も! 増加する「謎の番号」とは
新車を購入したときや、クルマの名義・住所変更などをおこなう際には、ナンバープレートのうち4桁の数字の部分を自動車ユーザーが自由に選べる「希望ナンバー制」を利用できます。現在「358」という数字が全国的に人気を集めています。
「358」ナンバーが全国区に「昇格」! 8888などと共に全国抽選対象希望番号に! 358はいつから人気?
クルマには、ナンバープレートの数字(4ケタの一連指定番号)を好きな数字が選べる希望番号制度というものがあります。
そのなかで、最近密かに人気を博していたのが「358」という番号ですが、この度全国抽選対象希望番号に昇格しました。

横浜、神戸、福岡、札幌などの地域で分類番号が3ケタ(横浜35→横浜300等)になった1998年5月からスタートしました。
翌1999年5月には全国で、軽自動車は2005年1月から希望番号制度が始まっています。
希望番号制度は、大きくわけて抽選対象番号と一般希望番号の2種類があり、抽選対象番号には全国統一の番号と地域ごとに指定された番号があります。
現在、ナンバープレートの地域の総数は2024年の時点で135に達しており、全国共通で抽選対象となっている希望番号は以下の13種類です。
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・・・1
・・・7
・・・8
・・88
・333
・555
・777
・888
1111
3333
5555
7777
8888
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今回、この全国抽選対象希望番号に数年前から希望者が殺到している一連指定番号「358」が加わることになりました。5月11日21時以降は14種類となります。
これは全国自動車標板協議会が運営する『希望番号・図柄ナンバープレート申込サービス』の公式サイトで4月14日に【お知らせ】として以下のように発表されています。
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●2025年04月14日
【お知らせ】抽選対象希望番号の追加について
登録自動車及び軽自動車にて「358」は、払出数の増加により、全地域を対象に令和7年5月19日(月)の抽選から抽選対象希望番号となります。
そのため、令和7年5月11日(日)21:00から抽選扱いでのお申込みとなります。一般希望番号でのお申し込みは令和7年5月11日(日)21:00までとなりますので、ご注意ください。
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358は2021年5月1日から「名古屋」ナンバーにて抽選対象番号となっていましたが、その後は他地域で抽選対象番号になることはなく、4年が経過していきなり全国区に昇格したことになります。
そもそも「名古屋」は管轄地域が非常に広く、もちろん「名古屋」ナンバーがつくクルマの台数も他地域に比べてダントツに多くなっています。
クルマのナンバーは1度払い出しをされると、二度と同じ番号(地域・分類番号・ひらがな・4ケタの一連指定番号)が他のクルマにつくことはありません。
そこで、台数が多い名古屋ではいち早く「358」が抽選対象番号になったのです。2023年時点ですでに、3ケタの分類番号の真ん中がアルファベットになっていました。
ところで、この「358」ナンバーは、いつ頃から人気になっていたのでしょうか。また人気となった理由には何があるのでしょうか。
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