V8エンジン搭載! ホンダ新型「BF300」発売! “300馬力”の高出力&レギュラー仕様! ホンダ初の“制御機能”搭載した「大型船外機」登場
ホンダは、二輪・四輪以外にも発電機や芝刈り機といったパワープロダクツ、航空、そしてマリンなど様々な事業を展開しています。今回発売された船外機「BF300」とはどのようなモデルなのでしょうか。
V8エンジン搭載の新型「BF300」発売
ホンダは2025年5月7日、5リッターV型8気筒エンジンを搭載した新型大型船外機「BF300」を発売しました。

ホンダは、二輪・四輪以外にも発電機や芝刈り機といったパワープロダクツ、航空、そしてマリンなど様々な事業を展開しています。
新型BF300は、2024年2月に発売されたホンダ船外機のフラッグシップモデル「BF350」のV型8気筒エンジンをベースに開発されました。
多彩な操船サポート機能を備えた船外機として、漁業などのプロユースからマリンレジャーまで、幅広いニーズに応えることを目指しています。
エクステリアデザインは、BF350のデザインコンセプト「Noble Motion Form(ノーブル・モーション・フォーム)」を踏襲し、剛性の高いパーツ構成と上質感のあるフォルムに仕上げられています。洗練されたスリムなデザインは、さまざまな船体形状や環境に適応可能です。
パワートレインは、4952cc水冷4ストロークV型8気筒エンジン(SOHC・VTEC・4バルブ)を搭載。最大出力は220.7kW(300PS)/5500rpm、推奨回転範囲は5000~6000rpmです。
二輪・四輪車同様、可変バルブ機構「VTEC」を採用したほか、強大なトルクからもたらされる高い走破性を実現。
高出力でありながらレギュラーガソリンでの航行が可能です。また、O2センサーを使用し燃料噴射量を補正する空燃比フィードバック機能により、高い燃費性能を実現しています。
操船サポートでは、3基掛け時の中央機ニュートラル制御機能をホンダ船外機初搭載しました。その他に、トリムサポート、クルーズコントロール、オートマチックチルトなどの機能を備え、快適で安全な操船に寄与しています。
新型BF300には、船体のトランサム高やプロペラの回転方向の違いに応じた4種類のタイプが用意されています。
トランサム高638mmのモデルには、右回転プロペラを採用した「XDN」と、左回転プロペラの「XCDN」が設定されています。一方、トランサム高765mmのモデルには、右回転の「UDN」と左回転の「UCDN」がラインアップされており、船の構造や搭載位置に応じて最適なモデルを選ぶことができます。
これにより、単基掛けはもちろん、2基掛けや3基掛けといった多基掛けの用途にも柔軟に対応できる構成となっています。
カラーバリエーションは、「アクアマリンシルバーメタリック」とオプションカラーの「グランプリホワイト」(+2万2000円)の2色が用意されています。
価格(消費税込)は、324万5000円からとなっています。
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