何が変わる? スズキ新型「軽乗用車」6月登場!? 刷新で「アルト」が進化する? 「庶民のクルマ」まもなくマイナーチェンジへ
スズキの軽自動車「アルト」のマイナーチェンジモデルが販売店で案内されているようです。
アルト、マイナーチェンジ迫る!? 改良新型は何が変わるのか
スズキの人気軽自動車「アルト」のマイナーチェンジモデルが販売店で案内されているようです。
実際に販売店ではどのような声が寄せられているのでしょうか。

1979年5月に初代が誕生したアルトは、運転のしやすさと経済性で新市場を切り開きました。
以来40年以上にわたり機能と性能を磨き、国内累計販売台数は537万台を超えます。
実用性を追求した軽乗用車として、新社会人の初めての1台やセカンドカーなど幅広い層に受け入れられてきました。
現行のモデルは9代目で、2021年12月に登場しました。
世代を超えて親しまれる丸みを帯びた外観と、ネイビーカラー基調の落ち着いた室内を採用し、7インチディスプレイオーディオや豊富な収納を備えます。
低燃費を誇るマイルドハイブリッド仕様では27.7km/Lを達成し、ガソリン仕様でも実用域で軽快な走りを見せます。
価格帯は106万4800円から150万400円(いずれも税込)までで、手の届きやすさが支持を広げています。
ボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1525mm、ホイールベース2460mmです。
安全面では、夜間歩行者も検知するデュアルカメラブレーキサポートや6エアバッグを全車標準装備し、狭路での接触回避を助けるすれ違い支援機能まで用意されます。
高剛性プラットフォーム「HEARTECT」を核に、環状骨格構造と高減衰マスチックシーラーを採用することで静粛性と乗り心地を向上させました。
そんなアルトですが、SNS上でマイナーチェンジの噂についてのコメントが散見されます。実際に販売店にはなにか情報は届いているのでしょうか。
関東圏のスズキ販売店担当者は次のように話します。
「現在、当店では現行モデルの在庫は終了しており、購入希望されるお客様に順次マイナーチェンジモデルを案内しています。
6月末の発表を経て7月に発売し、納車は早ければ8月ごろとなる見込みです。また、当店では正式発表前の現時点でも先行予約が可能です。
変更内容はデュアルセンサーブレーキサポートIIの搭載など、安全運転支援システムのスズキセーフティサポートの機能向上だと聞いています。なお、電動パーキングブレーキは搭載されないようです」
また、関西圏の販売店担当者は次のように話します。
「現行モデルの在庫は切れており、6月に新型を発表する予定ですが、当店では現時点での先行予約はできません。
変更内容については大まかな情報しか無く、グレードは現行のものが維持されるようですが、具体的な価格変更については不明です。
またカラーバリエーションとして二トーンカラーの新色が増えます。
レッドとブルーにそれぞれブラックのルーフを加えたもの、ブルーメタリックとアイボリーにベージュのルーフを加えたものが設定されるようです」
現行モデルは安全装備を前面に押し出していましたが、新型ではさらに検知精度を高めたデュアルセンサーブレーキサポートIIを採用し、事故回避性能の底上げを図ると見込まれています。
2トーンカラーの追加設定は若年層や女性ユーザーの関心を集める要素になりそうです。
パワートレインやプラットフォームに大きな変更が入る情報は確認できておらず、走行面では現行の軽快さと低燃費が継承されるでしょう。
グレード体系も基本を踏襲するとされ、これまでと同様にガソリン車とマイルドハイブリッド車の二本立てで選択肢を広げる見込みです。
改良内容の詳細や価格が公表されるのは発表時になるため、現段階では販売店ごとの先行予約の可否や納期見通しが各店舗を訪ねるユーザーの最大の関心事になっているようです。
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アルトは初代以来、実用性と経済性という軸を守り続けています。
今夏登場する新型も、安全装備の強化と新色追加で日常の移動をより安心で楽しいものに変えてくれるのではないでしょうか。
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