売れ筋 軽自動車ランキング!おすすめ20車種を紹介
買い時の人気軽自動車20車種を、販売台数ランキングから徹底紹介しています!軽自動車ランキングの中心「スーパーハイトワゴン」と注目トレンド「軽SUV」に迫ります。
軽自動車とは?
軽自動車ってどんな車か
軽自動車の規格は「道路運送車両法」によって、「車体の大きさ」「エンジン排気量」「乗車定員」などが厳密に定められています。軽自動車は日本独自に定められたこの規格に則ってつくられた自動車のことです。
軽自動車が人気の理由とは
現在の日本の自動車市場においては、とくに「軽自動車」が高い人気を集めています。
その要因はさまざまですが、とくに大きく分けると以下の4つの理由が挙げられます。
・車両価格の安さ
・維持費の安さ
・高い燃費性能
・取り回しの良いボディサイズ
これらの軽自動車の優れた点について、ここからは詳しい内容を見ていきましょう。
軽自動車に乗る大きなメリットは
■車両価格の安さ
生活の足として日本中で活躍している軽自動車は、車両本体価格が比較的安価となっており、その多くのモデルが手を出しやすい価格設定となっています。また軽自動車としては高めになりがちなスポーツタイプやプレミアム性を追求した車種であっても、同じカテゴリーの普通乗用車に比べると抑え目の価格となっている点が魅力です。それゆえに軽自動車は、運転免許を取得してから初めて購入するクルマとしても、あるいは家族みんなでお出かけするファーストカーとしても、衰えない人気を維持しているのです。
■維持費の安さ
軽自動車は、その維持費においても優れた経済性を発揮します。クルマの維持費においてその少なくない割合を税金が占めていますが、軽自動車はこの税金が様々な面で普通乗用車より安くなっています。とくに「自動車税」では大きな差がみられます。普通乗用車の場合は年間に少なくとも29,500円の納税が必要となりますが、軽自動車にかかる「軽自動車税」は年間10,800円。これだけで20,000円近くの差額が生じます。さらに「自動車重量税」も軽自動車では車種や重量に左右されず、一律で年額3,300円と最も安い設定となります。普通乗用車では車両重量に比例して高額となりますので、軽自動車との差額はここでも広がります。
また車検ごとにかかる「車検費用」や「自賠責保険料」なども軽自動車は安くなっています。加えて地域によりますが、軽自動車はクルマ購入時にかかる車庫証明が不要となる場合もありますので、これもまた普通乗用車にはない軽自動車のみが享受できるメリットと言えるでしょう。
■高い燃費性能
上記の維持費に並んで軽自動車の大きな特長と言えるのがその燃費性能の高さです。ボディサイズがコンパクトで車両重量の軽量となる軽自動車では、多くのモデルにおいて燃費が良い傾向があり、移動時にかかるガソリン代が節約できます。またこれはクルマから排出されるガスが少ないことにもつながりますので、環境への配慮が重要視される近年において軽自動車がより高い注目を集める一因ともなっています。
■取り回しの良いボディサイズ
最後に取り上げるのはボディサイズのコンパクトさから生じる運転のしやすさです。クルマの運転はどうしても気を遣うものですが、その車体が小さくなれば狭い道路でのすれ違いや見通しの悪い交差点で発生しがちなストレスが大きく軽減します。さらにボディサイズの小ささは駐車やバックがしやすくなることにも繋がりますので、運転全体に対する心理的な負担が軽減されることになります。
軽自動車の歴史
規格があるため普通車と比較すると自由度が低い軽自動車の開発ですが、各自動車メーカーは実用性に優れた軽自動車から個性豊かな軽自動車まで、創意工夫をこらし開発をおこなっています。
例えば、室内空間が広いスーパーハイトワゴンは軽自動車規格で定められた車体サイズ「全長3400mm以下、全幅1480mm以下、全高2000mm以下」の制限いっぱいを意識して開発されています。代表的なスーパーハイトワゴンであるホンダ「N-BOX」のボディサイズは、全長3395mm、全幅1475mm、全高1790mmと、全長・全幅が規格サイズ制限いっぱいに作られていることが分かります。また、自主規格によって出力が規制されているエンジンでも、スポーティな走行を可能にした軽量2シータークーペや、車体のコンパクトさを活かした本格4WDオフロードモデルなど、普通車にはない独特の個性を持った軽自動車が数多く存在しています。
そんな軽自動車は過去には「性能は普通車よりも劣る」、「あくまでもセカンドカー」というイメージが強い時代がありました。しかし、技術の進歩で走行安定性や使い勝手など軽自動車の基本性能が向上したことにより、今や軽自動車は普通車に替わり「ファーストカー」の地位を得ています。ファーストカーとして通勤や買い物に使用されるようになると、ユーザーは軽自動車に対しても普通車レベルのクオリティを求めるようになりました。その結果、近年は普通車と同レベルかそれ以上のクオリティを備えている車種も珍しくなくなっています。さらに、車体が軽く元々燃費が良かった軽自動車にマイルドハイブリッドを搭載し、優れた燃費性能を発揮するなど、より高いクオリティを追求する車種もあります。
あなたにおすすめの軽自動車は?
経済性の高さや取り回しの良さでや人気の高まる軽自動車ですが、一口に軽自動車と言ってもその用途や目的によって様々なボディタイプが存在します。ではいったいどのようなタイプを選べばよいのでしょうか。ここではそんな軽自動車の中でも代表となる5タイプの説明していきましょう。
【1】スーパーハイトワゴンタイプ
現在もっとも人気を集めているのが「スーパーハイトワゴンタイプ」です。このタイプは全高が非常に高く、それにともない広大な室内空間を確保したことで非常に快適性が高い点が最大の特長となります。また前後シートのスライド範囲を長くとっている車種も多く、使用用途に合わせた多彩なシートアレンジが可能です。さらにこのタイプの多くの車種においてリアドアがスライドドアになっているため乗降性が良く、またドアの開閉時にうっかり隣のクルマなどにぶつける心配が少ない点も、このスーパーハイトワゴンタイプの魅力と言えるでしょう。
【2】ハイトワゴンタイプ
軽自動車の中でもベーシックと言われるタイプがこの「ハイトワゴンタイプ」です。全高がスーパーハイトワゴンタイプよりは低いものの、後述するセダンタイプよりは高いという車体設計により、使い勝手と走行時の安定感を両立したバランスの良いタイプとなっています。やや抑えた全高は走行時の安定性向上に寄与し、それでいて狭さは感じさせず荷物の積載性も犠牲にしない。この「ちょうど良い」サイズ感によって、スーパーハイトワゴンタイプが登場する以前では軽自動車において一番の人気を誇るボディタイプでした。現在でもその人気の高さによって各メーカーから多彩な車種が販売されています。
【3】セダンタイプ
全高を抑えたコンパクトなボディサイズを持ち、シンプルな装備構成によって車両価格を抑えた車種が多いのが「セダンタイプ」の特長です。それゆえに車両重量も軽量となっているため燃費性能も良く、もともと維持費の安い軽自動車の中でも随一の経済性の高さを誇ります。現在ではセダンタイプは軽自動車の主流ではなくなりましたが、本来軽自動車に求められていた「移動するための道具」としての潔さを維持していることから、今でも商用車や生活の足としての根強い人気に支えられています。
【4】軽スペシャリティタイプ
こだわりを持った方に向けてメーカーが提案する、個性を重視したモデルが「軽スペシャリティタイプ」です。そのなかでも主に悪路走破性を高めた「SUVタイプ」と、走行性能や運転する楽しさを求める「スポーツタイプ」に分類され、スポーツタイプには屋根の開くオープンカーも存在します。軽スペシャリティタイプは軽自動車でありながらプレミアム性を高めたモデルが多いため、車両価格においては比較的高めの傾向が見られます。しかし軽自動車の強みである維持費はかなり抑えることができるので、個性や趣味性を求めつつ節約も心掛けたい方に強くおすすめできるタイプです。
【5】トラック・バン・商用車タイプ
その積載性能・運搬能力の高さから、配達や農業など業務で使用されることの多いタイプがこの「トラック・バン・商用車タイプ」です。またハードな環境で酷使することを想定したうえで開発されているため、強い耐久性を備えているモデルが多くなっています。商用での使用を主軸としたタイプではありますが、その荷室の広大さなどから車中泊や趣味の道具を運びたい一般ユーザーからも人気があり、工夫次第で様々な可能性を広げられるタイプと言えるでしょう。
売れ筋 軽自動車ランキング20
ここからは、全軽自協の半期データおよび編集部独自調査を基準として作成した人気・売れ筋の軽自動車ランキング20を各車の特徴と共に紹介します。
(※紹介する中古車価格帯は現行モデル、2021年3月現在のものです。)
1位 ホンダ「N-BOX」
ホンダ「N-BOX」は「スーパーハイトワゴン」というジャンルで圧倒的な人気・売上を誇る車種です。2011年に初代モデルが登場しており、現在販売されているのは2017年のフルモデルチェンジで発売開始された2代目モデルにあたります。
N-BOXの高い人気の理由は、見るからに広大で快適な車内空間と、これまでの軽自動車の常識を覆すクルマ全体における品質・質感の高さです。特に静粛性能は普通車と同等と言えるレベルで、新たに設計されたボディによってエンジンやタイヤの騒音が室内に響きづらくなっています。また、安全性能の高さもN-BOXの魅力的なポイントで、ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」が全グレードに標準で装備されています。
そんなN-BOXはノーマルとカスタムの2タイプが用意されています。愛嬌のあるフロントデザインのノーマルタイプに比べて、カスタムタイプはワイド感を強調したバンパーや大型のテールゲートスポイラーを装備し、迫力のある外観が大きく目を惹きます。おすすめグレードは「G・L Honda SENSING」で、新車価格が約154万円からです。
また、N-BOXは中古車市場でも常に人気の高い車種となっていますので、新車で購入した際のリセールバリューも高く出やすくなっています。中古車市場の相場価格は約115から140万円。平均価格は150万円となっています。
車両スペック | N-BOX |
---|---|
全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1790~1815mm |
最小回転半径 | 4.5~4.7m |
車両重量 | 890~960kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 660cc/ガソリン |
最高出力 | 58ps、64ps |
最大トルク | 65N・m(6.6kg・m)/4800rpm、104N・m(10.6kg・m)/2600rpm |
2位 スズキ「スペーシア」
スズキ「スペーシア」はスーパーハイトワゴンという一大人気ジャンルの中でも常に強い存在感を示し続けている車種です。現在発売されているスペーシアは2017年にフルモデルチェンジした2代目モデルで、初代モデルは2013年に販売が開始されていますが、その元を辿ると2008年からスズキの展開していたスーパーハイトワゴン「パレット」の実質的な後継車種にあたります。
スペーシアはスーパーハイトワゴンならではの広い車内空間や使い勝手の良さは当然として、スズキらしい遊び心の溢れるデザインも特徴の一つと言えます。スーツケースをモチーフとしたエクステリアやインテリアデザインは見るだけで出かけたくなるようなワクワク感があり、愛着と共に常に新しい発見を楽しむことが出来るでしょう。
さらにスペーシアには通常モデルの「ノーマル」タイプに加えて派生モデル「スペーシア カスタム」「スペーシア ギア」がラインナップされ、好みに応じてスタイルを選択することができます。とくに「スペーシア ギア」は近年流行している軽SUVの中でも注目を集めている車種で、スーパーハイトワゴンとSUVを掛け合わせた珍しいモデルです。現行モデルで人気グレードとなる「HYBRID X」は約152万円から、カスタムの「HYBRID XS TURBO」は約183万円から、ギアの「HYBRID XZ TURBO」が約176万円からです。
このようにスーパーハイトワゴンの使い勝手とデザインで人気の高いスペーシアの中古車市場相場価格は、約79から255万円。平均価格は140万円となっています。
車両スペック | スペーシア |
---|---|
全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1785mm |
最小回転半径 | 4.4m |
車両重量 | 850~920kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 660cc/ガソリン |
最高出力 | 52ps |
最大トルク | 60N・m(6.1kg・m)/4000rpm |
3位 ダイハツ「タント」
ダイハツ「タント」はスーパーハイトワゴンというジャンルを確立させた功労者といえる代表的な車種で、ノーマルタイプの「タント」と、押し出し感の強い迫力あるデザインを採用した派生タイプ「タントカスタム」の2タイプが用意されています。
タントの最大の特徴は、2007年に登場した2代目モデルから採用されたセンターピラーレスのスライドドア「ミラクルオープンドア」です。開口部が圧倒的に大きく乗降性と使い勝手に優れたこのドアは、ついに3代目モデルで全車標準装備となりファミリー層を中心に高い評価を得ています。おすすめグレードはタントの場合、ノンターボエンジンでありながら快適装備を充実させた最上位グレード「X」で約149万円から、カスタムはターボモデルの最上位グレード「RS」で約178万円からです。
タントな初代モデルの登場から一貫して継続した人気を持ちますが、そのぶん中古車としての物件数も多く価格のこなれた物件も存在します。中古車市場での相場価格は約82から228万円。平均価格は148万円となっています。
車両スペック | タント |
---|---|
全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1755~1775mm |
最小回転半径 | 4.4~4.7m |
車両重量 | 880~1000kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 660cc/ガソリン |
最高出力 | 52ps |
最大トルク | 60N・m(6.1kg・m)/3600rpm |
4位 日産「ルークス」
日産「ルークス」は日産が満を持してスーパーハイトワゴン市場に投入したモデルで、現行モデルはルークスとしては2代目にあたり三菱との共同開発によって2020年2月に誕生しました。
ルークスはフルモデルチェンジの際に、同社の人気ミニバン「セレナ」で好評の機能「ハンズフリースライドドア」を採用しています。この機能は、手がふさがっている状態でもスライドドアの開閉をおこなえるため非常に便利です。また、ルークスは他社のハイトワゴンと比較すると、走行安定性が優れている点が特徴です。日産の運転支援技術「プロパイロット」も装備されており、ミリ波レーダーで先行車を検知し自車の動きを制御するクルーズコントロール機能など先進的なシステムを備えています。
現行ルークスの人気グレードは新車価格約173万円からの「ハイウェイスター X」で、ルークスは全体的に中古車相場で高いリセールが期待できることも人気のポイントです。中古車市場での相場価格は約99から234万円。平均価格は170万円となっています。
車両スペック | ルークス |
---|---|
全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1780~1800mm |
最小回転半径 | 4.5~4.8m |
車両重量 | 940~1050kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 660cc/ガソリン |
最高出力 | 52ps、64ps |
最大トルク | 60N・m(6.1kg・m)/3600rpm、100N・m(10.2kg・m)/4000rpm |
5位 ダイハツ「ムーヴキャンバス」
ダイハツ「ムーヴキャンバス」はレトロ感を持ち合わせたオシャレなエクステリアとインテリアが特徴のハイトワゴンです。ボディーカラーはツートーンカラー7色、モノトーンカラー8色の豊富なカラーバリエーションが用意されるムーヴキャンバスは、クルマのデザインに自分の好みを追求したいわがままな選択にも応えてくれます。
また、ムーヴキャンバスは「ムーヴ」シリーズでは初めて両側にスライドドアを装備した点も見逃せません。利便性も非常に高い車種であり、2016年の販売開始から女性ユーザーを中心に人気を集めています。おすすめグレードは普段使いに便利な装備を充実させた「X“SA III”メイクアップリミテッド」で、新車価格は約150万円からとなります。
ムーヴキャンバスは流行りのスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車と比較すると全高と室内高は抑え目になりますが、女性からの高い支持が後押しをして中古車相場価格は約45から210万円です。平均価格は140万円となっています。
車両スペック | ムーヴキャンバス |
---|---|
全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1655mm |
最小回転半径 | 4.4m |
車両重量 | 910~970kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 660cc/ガソリン |
最高出力 | 52ps |
最大トルク | 60N・m(6.1kg・m)/5200rpm |
6位 スズキ「ハスラー」
スズキ「ハスラー」は2013年にデビューしたSUVタイプの軽自動車で、その後の「軽SUV」ブームの火付け役となりったモデルです。高い悪路走破性に加えて愛らしい丸目のデザインが幅広いユーザーから高い人気を集めており、初代モデルの発売以来継続して高い販売台数を維持しています。
現在販売されているハスラーは2020年1月のフルモデルチェンジで登場した2代目モデルにあたり、先代モデルのコンセプトをキープしたデザインではあるものの、よりタフ感を強調したスクエア基調のスタイルへと進化しています。おすすめグレードは高い燃費性能を誇る「マイルドハイブリッド」システムが設定された「ハイブリッドX」で、新車価格が約151万円からとなります。
ハスラーは新車はもちろん中古車市場でも根強い人気のため数多くの物件が存在し、中古車相場価格は約105から230万円と車両の状態によって幅広くなっています。平均価格は145万円となっています。
車両スペック | ハスラー |
---|---|
全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1680mm |
最小回転半径 | 4.6m |
車両重量 | 820~870kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 660cc/ガソリン |
最高出力 | 49ps、64ps |
最大トルク | 58N・m(5.9kg・m)/5000rpm、98N・m(10.0kg・m)/3000rpm |
7位 ダイハツ「ミライース」
ダイハツ「ミライース」は、安価な新車価格と共に極めて高い燃費性能を特徴としたモデルで、ダイハツ「ミラ」の実質的な後継車にあたります。ミライースは初代モデルが2001年デビューして一躍人気車種となり、2017年のフルモデルチェンジですべての性能にさらなる磨きをかけました。
ミライースは燃費性能を向上させるため空気抵抗の少ないボディデザインを採用しており、車体の全高は1500mmほどと昨今の軽自動車においては低めに設定されています。しかし室内は窮屈さを感じるようなものではなく適度な包まれ感があり、さらに軽量設計のボディも相まってまるで軽自動車とは思えないスイスイと爽快感あふれる小気味の良い走りを見せてくれます。
ミライースのベースグレード「B」の新車価格は約85万円と、100万円を切る金額からラインナップされています。これは100万円台後半が主な価格帯となっている昨今の軽自動車相場ではとても貴重な存在です。また、ミライースは優れたエコカーでもあり、WLTCモードで25km/Lの低燃費性能を発揮します。
ファミリーカーからビジネス用途まで幅広く使用されるミライースの中古車相場価格は約35から138万円となっており、探せばかなり安価な物件も存在しています。平均価格は80万円からとなっています。
車両スペック | ミライース |
---|---|
全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1500~1510mm |
最小回転半径 | 4.4m |
車両重量 | 650~740kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 660cc/ガソリン |
最高出力 | 49ps |
最大トルク | 57N・m(5.8kg・m)/5200rpm |
8位 スズキ「ワゴンR」
スズキ「ワゴンR」は元祖ハイトワゴンといえる車種で、車内の広さと使い勝手の良さからその後のハイトワゴンブームの火付け役となりました。約30年の長い歴史を持つモデルでもあり初代モデルは1993年にデビュー、現行の6代目モデルは2017年に販売開始されました。
また昨今の主流となったスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車は車重が重く全高が高いため燃費に弱いものですが、それと比較した場合ワゴンRは軽量かつ全高が低いためWLTCモードで25.2km/Lもの優れた燃費を発揮します。さらに軽量で全高を抑えたボディは加速が良くコーナリングでも安定した走りとなるため、ワゴンRは使い勝手も含めて軽自動車の中でもバランスの良い選択肢といえるでしょう。
長寿モデルであるワゴンRは旧モデルが多数存在するので、中古車相場価格もかなり幅広くなり約39万円から174万円です。自分の必要な装備を持ち状態の良い物件を探しましょう。参考に現行モデルの平均価格は100万円となっています。
車両スペック | ワゴンR |
---|---|
全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1650mm |
最小回転半径 | 4.4m |
車両重量 | 730~840kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 660cc/ガソリン |
最高出力 | 49ps |
最大トルク | 58N・m(5.9kg・m)/5000rpm |
9位 日産「デイズ」
日産「デイズ」は都市型ライフスタイルにマッチする日産ならではデザイン性に富んだ内外装が特徴的なハイトワゴンタイプの軽自動車です。また、機能面では日産の先進安全技術「プロパイロット」などの装備が充実していることで安全性能の高さも魅力のモデルといえます。
デイズのボディーカラーの豊富さも見逃せない要素で、「デイズ ハイウェイスター」グレードを含めると合計17色のボディカラーがラインナップされています。なかでも人気色は「ホワイトパール」で、これは人気グレードの「デイズX」と「ハイウェイスター」にラインナップされており、その新車価格は約141万円からです。
現行モデルが2代目となるデイズは上記のように高機能や安全性などが盛り込まれているので中古車価格も比較的高値です。中古車相場価格は約50から195万円で平均価格は130万円となっています。
車両スペック | デイズ |
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全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1640~1660mm |
最小回転半径 | 4.5~4.8m |
車両重量 | 840~940kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 660cc/ガソリン |
最高出力 | 52ps、64ps |
最大トルク | 60N・m(6.1kg・m)/3600rpm、100N・m(10.2kg・m)/4000rpm |
10位 ホンダ「N-WGN」
ホンダ「N-WGN」は2013年に初代モデルが登場したハイトワゴンタイプの軽自動車で、かつてホンダが販売していた同ジャンルの軽自動車「ライフ」の後を引き継いだクルマです。
初代N-WGNが販売開始されると、その乗り心地・使い勝手の良さがファミリー層から高い支持を集めて大ヒットしました。2019年のフルモデルチェンジで2代目モデルが販売されましたが初代モデルと変わらぬ人気を保っています。また、モデルチェンジ後は予防安全装備「Honda SENSING」が標準装備となり、安全性能が飛躍的に高まっています。N-WGNの売れ筋グレードは「G Honda SENSING」で、新車価格約129万円からです。
N-WGNは中古車市場でも高い人気を継続しています。中古車相場価格は約99から209万円。平均価格は140万円となっています。
車両スペック | N-WGN |
---|---|
全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1675~1725mm |
最小回転半径 | 4.5~4.7m |
車両重量 | 850~930kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 660cc/ガソリン |
最高出力 | 58ps、64ps |
最大トルク | 65N・m(6.6kg・m)/4800rpm、104N・m(10.6kg・m)/2600rpm |
11位 スズキ「アルト」
スズキ「アルト」はその低価格ゆえのコストパフォーマンスの高さと、取り回しやすく使い勝手の良いサイズ感などに定評のある実用性に優れた車種です。アルトの歴史は長く、初代モデルが1979年にデビューして以来40年以上スズキを支えてきた長寿モデルです。2014年に現行モデルの8代目モデルが販売開始されました。現行モデルは「原点回帰」が意識され、デザインや内装の使い勝手において初代モデルを彷彿とさせるシンプルさが特徴的です。
アルトは軽自動車の中でも展開グレードが多く、走りを追求したスポーツカーさながらの高性能モデル「アルトワークス」から通常モデル「アルト」、そして商用車としての使用を念頭に開発された「アルトバン」と多岐にわたります。おすすめグレードは安全性を高める「スズキセーフティサポート」が標準装備の「S」で、新車価格は約109万円からです。
旧モデルも多数存在するアルトは中古車市場でもかなりリーズナブルです。中古車相場価格は約82から115万円で、現行モデルの平均価格は70万円となっています。
車両スペック | アルト |
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全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1475~1725mm |
最小回転半径 | 4.2m |
車両重量 | 610~700kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 660cc/ガソリン |
最高出力 | 49ps、52ps |
最大トルク | 58N・m(5.9kg・m)/4000rpm、63N・m(6.4kg・m)/4000rpm |
12位 ダイハツ「タフト」
ダイハツ「タフト」はスクエアなボディデザインが魅力的なSUVタイプの軽自動車で、2020年6月の登場から1か月間に1万8000台を受注した人気のニューモデルです。全グレードの天井にガラス製のパノラマルーフ「スカイフィールトップ」が標準装備されるなど、ドライブ中の楽しさやレジャー用途に優れた遊びに最適な軽SUVです。
タフトはSUVらしく悪路走破性に優れ、さらに装備が充実しているにも関わらず比較的新車価格が低く、お手頃な点も高評価を受けるポイントです。最上位グレードにあたる「Gターボ」でも約160万円からと、他の人気・売れ筋軽自動車と比較するとタフトのお得感がよく分かります。
タフトは発売からまだ約1年と登場間もないため、中古車市場での物件数がまだ少なめで高値となり中古車相場価格は約119から208万円。平均価格は150万円となっています。
車両スペック | タフト |
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全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1630mm |
最小回転半径 | 4.8m |
車両重量 | 830~890kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 660cc/ガソリン |
最高出力 | 52ps、64ps |
最大トルク | 60N・m(6.1kg・m)/3600rpm、100N・m(10.2kg・m)/3600rpm |
13位 スズキ「ジムニー」
2018年にフルモデルチェンジを実施した4代目「ジムニー」は小型・軽量が魅力的な本格派のクロスカントリーモデルです。1970年に販売開始された初代モデルからジムニー伝統とされた「ラダーフレーム構造」を採用した強固なボディを持ち、ハードな乗り心地を味わいながら道なき道を突き進む、いわゆるシティ派の街乗りSUVとは一線を画すマニア向けの車種と言えます。しかしこの4代目モデルではその角ばったレトロ感あふれるエクステリアデザインが大きく話題となり、この外観に惹かれて購入を決めたジムニーを普段使いするオーナーも少なくありません。
現行モデルの人気グレードは、快適装備や「スズキセーフティサポート」が備わった「XC(4AT)」で、新車価格は約187万円からです。燃費はWLTCモードで4ATモデルが13.2km/L、5MTモデルが16.2km/Lとなります。
マニアックなクルマとなるジムニーは、現行モデルこそ中古車市場は高値で推移していますが、旧型モデルであれば数万円から手にすることも可能です。参考に中古車平均価格は230万円となっています。
車両スペック | ジムニー |
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全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1725mm |
最小回転半径 | 4.8m |
車両重量 | 1030~1040kg |
駆動方式 | 4WD |
排気量 | 660cc/ガソリン |
最高出力 | 64ps |
最大トルク | 96N・m(9.8kg・m)/3500rpm |
14位 三菱「eKワゴン/eKクロス」
三菱「eKワゴン」は初代モデルが2001年販売開始したハイトワゴンで、三菱の軽自動車ラインアップの中心的なモデルです。現行の4代目eKワゴンは2019年3月に登場し、同年には同社の人気SUV「デリカD:5」を彷彿とさせるフロントフェイスを装備したカスタムグレード「eKクロス」も同時に新しくラインナップされ話題となりました。
好みのデザインを選択できるeKワゴン/eKクロスの特徴は高い予防安全性能とWLTCモード21.2km/Lの低燃費性能です。eKワゴン/eKクロスのおすすめグレードは安全装備を追加できる「G」で、価格はeKワゴンが約140万円から、eKクロスが約160万円からスタートします。
eKワゴン/eKクロス、両車の中古車相場価格は約85から190万円。ekワゴンの平均価格は110万円。ekクロスの平均価格は140万円となっています。
車両スペック | eKワゴン/eKクロス |
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全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1640~1660mm |
最小回転半径 | 4.5m(ekワゴン)、4.5~4.8m(ekクロス) |
車両重量 | 840~900kg(ekワゴン)、850~930kg(ekクロス) |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 660cc/ガソリン |
最高出力 | 52ps(ekワゴン)、52ps、64ps(ekクロス) |
最大トルク | 60N・m(6.1kg・m)/3600rpm(ekワゴン)、60N・m(6.1kg・m)/3600rpm、100N・m(10.2kg・m)/4000rpm(ekクロス) |
15位 トヨタ「ピクシスメガ」
トヨタ「ピクシスメガ」は直線基調のスクエアデザインが特徴のスーパーハイトワゴンです。ライバルとなる他社のスーパーハイトワゴンを大きく上回る1835mmと軽自動車トップクラスの全高を持ち、それによって圧倒的にゆとりある室内空間を実現した個性的なモデルといえます。ラゲッジルーム容量の多さやシートアレンジの多彩さもピクシスメガのセールスポイントで、工夫次第で様々な用途に応えられるためレジャー用途にも最適な車種です。またトヨタで販売されるピクシスメガですが、ダイハツ「ウェイク」のOEMモデルでもあります。おすすめグレードは、両側パワースライドドアが追加される「L”SA III”」で、新車価格約158万円です。
使い勝手に優れたピクシスメガですが、中古車市場ではまだ物件数が多くありません。そのため中古車相場価格は約71から160万円と高めの設定が多い印象です。平均価格は120万円となっています。
車両スペック | ピクシスメガ |
---|---|
全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1835mm |
最小回転半径 | 4.4~4.7m |
車両重量 | 990~1060kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 660cc/ガソリン |
最高出力 | 52ps、64ps |
最大トルク | 60N・m(6.1kg・m)/5200rpm、92N・m(9.4kg・m)/3200rpm |
16位 スズキ「エブリイ」
スズキ「エブリイ」はバンタイプの軽自動車で、主に貨物輸送などの商用・事業用に使用されています。現行モデルは2015年にリリースされた6代目モデルで、初代モデルは1985年に販売開始されました。エブリイは前席下部にエンジンを配置することでボンネットを極力短くしたワンボックス型のボディも持ち、これによって主にリアシート以降の室内空間を広く確保、長大な荷室スペースを実現しています。
またエブリイはビジネス用途のみならず、広大な室内空間を活かした車内泊など近年高まるキャンプ需要でも人気となっています。このように乗用車としてエブリイを使う場合におすすめのグレードが、後部座席が一般的なシートになる「JOIN(ハイルーフ)」です。JOINの新車価格は約111万円からです。
とはいえあくまでもエブリイの基本は商用バンモデルであるため、中古車相場価格は約28万から345万円と幅が広く安値もあります。参考に現在平均価格は90万円となっています。
車両スペック | エブリイ |
---|---|
全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1800~1895mm |
最小回転半径 | 4.1m |
車両重量 | 840~950kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 660cc/ガソリン |
最高出力 | 49ps、64ps |
最大トルク | 62N・m(6.3kg・m)/3500rpm、95N・m(9.7kg・m)/3000rpm |
17位 ダイハツ「ハイゼットトラック」
ダイハツ「ハイゼットトラック」は農業を始めとしたビジネス用途に活躍する軽トラックで、2019年度でもっとも販売台数が多かった軽トラックでもあります。
ハイゼットトラックは軽トラックには珍しく「トニコオレンジメタリック」「ファインミントメタリック」などの明るいボディカラーが設定されています。また、室内空間を後方側に延長して居住性の高い空間を実現した個性的なグレード「ジャンボ“SA IIIt”」が人気で、新車価格約117万円からです。
トラックモデルと言っても中古車市場でも高値が付いています。中古車相場価格は約42から398万円。平均価格は100万円となっています。
車両スペック | ハイゼットトラック |
---|---|
全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1780~1885mm |
最小回転半径 | 3.6m |
車両重量 | 740~850kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 660cc/ガソリン |
最高出力 | 46ps、53ps |
最大トルク | 60N・m(6.1kg・m)/4000rpm |
18位 スズキ「キャリイ」
スズキ「キャリイ」はスズキが長年販売し実用性で支持を集める軽トラックで、初代モデルの誕生は1961年にもなるロングセラーの軽トラックです。2019年に実施されたマイナーチェンジの際にはシンプルな軽トラックありながら予防安全装備の設定が追加され、ますます誰にでも安全で使いやすい軽トラックに進化しました。
そんなキャリイの特徴は荷台床面の低さです。荷台床面650mmは他の軽トラックと比較すると約10mm低く、これにより荷物の積み下ろしの負担を軽くすることに繋がります。キャリイのおすすめグレードは室内空間を拡張し快適性をワンランクアップした「スーパーキャリイ X」で、この新車価格約117万円からです。
農家など商用需要が多い軽トラックであるキャリイの中古車相場価格は約25から390万円。現行モデルの平均価格は85万円となっています。
車両スペック | キャリイ |
---|---|
全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1765~1885mm |
最小回転半径 | 3.6m |
車両重量 | 680~820kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 660cc/ガソリン |
最高出力 | 50ps |
最大トルク | 63N・m(6.4kg・m)/3500rpm |
19位 ダイハツ「ムーヴ」
ダイハツ「ムーヴ」はハイトワゴン軽自動車の代表的なモデルの1台で、1995年に販売開始されて以降、年齢性別問わず幅広いユーザー層に支持されてきた人気のある車種です。また、端正な表情の「ノーマル」と押し出し感のあるデザインを持つ「カスタム」の2タイプが用意されているので、自分に合った個性を主張することが可能です。
現行モデルのムーヴは2014年に登場した6代目モデルにあたります。2017年のマイナーチェンジの際には内装・外装を変更して上質感を向上させるとともに、ダイハツの誇る予防安全装備「スマートアシストIII」が採用され、安全性能が大きく上昇しました。
おすすめグレードは上記のスマートアシストIIIが標準装備されて豪華装備も充実した「X”SA III”」で、新車価格は約129万円からです。
ムーヴはスズキ「ワゴンR」と同様にハイトワゴン軽自動車ブームの立役者で、それゆえ旧型モデルが多数存在し中古車市場には多数の物件が存在します。中古相場価格は約24から191万円で、現行モデルの平均価格は100万円となっています。
車両スペック | ムーヴ |
---|---|
全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1630mm |
最小回転半径 | 4.4m |
車両重量 | 820~890kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 660cc/ガソリン |
最高出力 | 52ps、64ps |
最大トルク | 60N・m(6.1kg・m)/5200rpm、92N・m(9.4kg・m)/3200rpm |
20位 スズキ「ラパン」
スズキ「ラパン」はデザイン性を追求した個性的なモデルで、曲線と直線を上手く組み合わせたレトロ感のある造形や、ボディデザインから漂うお洒落さ・可愛らしさが大きな魅力です。現行モデルのラパンは2015年に発売された3代目モデルにあたり、初代モデル「アルトラパン」の登場した2002年から数えて約20年の歴史があります。
ラパンという車名はフランス語で「うさぎ」を意味しており、フロントのエンブレムをはじめとして車両の各箇所に「うさぎ」をモチーフとしたアイテムが隠されています。中には長年使用してやっと気づくような場所にもそれは施されており、こうした遊び心もあってラパンは女性ユーザーから絶大な支持を得ることに成功しています。おすすめグレードはルーフのカラーを選択して2トーンカラーに出来る「X」で、新車価格は約144万円からです。
可愛いフォルムで女性人気の高いラパンの中古車相場価格は約39万円から165万円で、平均価格は100万円となっています。
車両スペック | ラパン |
---|---|
全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1525mm |
最小回転半径 | 4.4m |
車両重量 | 680~730kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 660cc/ガソリン |
最高出力 | 52ps |
最大トルク | 63N・m(6.4kg・m)/4000rpm |
各軽自動車メーカーごとの人気車種ランキング
軽自動車人気ランキングの中から、軽自動車メーカーごとの人気車種を各社ベスト3までまとめましたのでご紹介します。
【1位】タント
【2位】ムーヴキャンバス
【3位】ミライース
【1位】ルークス
【2位】デイズ
【3位】NV100クリッパーリオ
【1位】eKワゴン
【2位】eKクロス
【3位】eKスペース
【1位】ピクシスメガ
【2位】ピクシスエポック
【3位】ピクシスジョイ
【1位】フレアワゴン
【2位】フレアクロスオーバー
【3位】フレア
各軽自動車メーカーの特徴と人気の理由とは?
規格によって厳密にサイズやエンジン排気量が定められている軽自動車、各軽自動車メーカーは趣向を凝らし他社と差別化を図っています。ここからは主要な軽自動車メーカーの特徴と人気の理由についてご紹介します。
スズキ株式会社
日本の軽自動車業界をリードしてきたメーカーのひとつ「スズキ」は、「ワゴンR」などのハイトワゴンから、趣味性の高い「アルトワークス」や「ジムニー」といった幅広いラインナップの軽自動車を生産しているメーカーです。近年のスズキの軽自動車の特徴のひとつが予防安全装備「スズキセーフティサポート」で、車線逸脱警報やふらつき警告などの機能が多くの車種に追加可能です。さらに、新軽量衝撃吸収ボディ「テクト」が「スペーシア」や「アルト」をはじめとする多くの車種に採用され、高い安全性と軽量化による低燃費の走りを実現しています。
ダイハツ工業株式会社
スズキと並ぶ軽自動車業界のイメージリーダーが「ダイハツ」です。使い勝手・実用性の高いロングセラーモデル「ムーヴ」・「ハイゼット」を筆頭に、遊び心を刺激する2シーターオープンカー「コペン」などの幅広い車種がラインナップされています。ダイハツの予防安全機能「スマートアシスト」は、カメラの映像をもとにクルマがドライバーの運転をサポートするシステムで、衝突回避支援・認識支援・運転負荷軽減・駐車支援などの機能が多くの車種に搭載されています。その他、ダイハツの技術面には、低燃費・低価格を実現する「e:Sテクノロジー」、世界初の機構を採用した「D-CVT」などの特徴があります。
本田技研工業株式会社(ホンダ)
ホンダは使い勝手の良さ・高性能エンジンで大人気の「Nシリーズ」から、高性能の軽スポーツカー「S660」まで、幅広い軽自動車をラインナップしているメーカーです。ホンダの他メーカーと異なる特徴は、低燃費一辺倒ではないエンジン開発です。高トルク・高出力を両立する「VTEC」を採用し、燃費性能と走行性能のバランスを実現しています。さらに、安全運転支援システム「Honda SENSING」のアダプティブ・クルーズ・コントロール、誤発進抑制装置などが高く評価されている点も大きな特徴です。
軽自動車その他メーカー&OEM供給
上記3メーカー以外に、日産と三菱が設立した合弁会社「NMKV」が、共同で開発した軽自動車をそれぞれ「DAYZ」「eKワゴン」の名称で販売しています。軽自動車を自社開発・生産していない他のメーカーも、各軽自動車メーカーからOEM供給を受けた軽自動車をラインナップしています。
例えば、マツダの「キャロル」はスズキから供給を受けた「アルト」ベースで、スバルの「ステラ」はダイハツから供給を受けた「タント」ベースです。日産と三菱の共同開発車やOEM車には各社の販売ラインナップを充実させるという狙いがあります。そしてトヨタの軽自動車はダイハツからのOEM供給となります。
このように、日本の道路事情にマッチした軽自動車は、各メーカーからさまざまなモデルがラインナップされるようになりました。
軽自動車購入の心得(新車・中古車)
先に説明したとおり、「軽自動車=ファーストカー」が主流になりつつあります。2018年度においては新車販売台数の1/3以上が軽自動車となるほど新車市場は活発です。そして、それに伴い中古車市場でも軽自動車の取引が活発になり、相場価格は高値傾向が続いています。ここからは軽自動車を新車・中古車それぞれで購入する際のメリット・デメリットについてご紹介します。
「新車」軽自動車購入のメリット・デメリット
メリット
新車で軽自動車を購入する大きなメリットのひとつに、「エコカー減税(普通車も同様)」の適用があります。エコカー減税を利用するには特定の条件を満たすことが必要ですが、適用されると「自動車重量税」が軽減されます。また、グリーン化特例を適用すれば「軽自動車税」も軽減することが可能です。
次にクルマを新車で購入すると保証期間が長いというメリットがあります。軽自動車が走行するための要となる部品に関しては、消耗品を除き「5年又は100,000km」まで保証されています。そのため、故障が発生したとしても保証範囲内であればメーカー保証を使って修理を受けることができます。
デメリット
当然ですが、新車はカタログにラインナップされている車種の中からしか購入することができません。つまり「先代モデルの新車を購入する」といったことは出来ません。そして、受注販売が基本であるため、注文から納車まで少なくとも1か月以上の時間を要します。納期はメーカー・ディーラーオプションの有無や、注文した車種の人気によって変動するので、ユーザーの手に届くまでの待ち時間はデメリットとも言えるでしょう。
「中古車」軽自動車購入のメリット・デメリット
メリット
軽自動車を中古車で購入するメリットは「価格の安さ」が大部分を占めるでしょう。中古車はわずか1年落ちで数十万円近く安くなることも珍しいことではありません。さらに、試乗車や展示車に使われた中古車を見つけることができれば、ほぼ新車と変わらないクルマをお得に購入することができます。
デメリット
中古車の最大のデメリットは、クルマの状態が様々だという点です。整備記録簿が残されていたとしても、前の所有者のクルマの使い方までは記録されていません。例えば、前オーナーの運転スタイルが一度の運転距離・時間が極めて少ない走り方(シビアコンディション)だったとすると、エンジンやトランスミッションの内部が極端に劣化している可能性があります。つまり、総走行距離が少ないからといっても必ず状態が良いクルマだとはいい切れず、中古車を購入する場合にはこのようなデメリットがあることを心得えておかなければなりません。
軽自動車人気ランキングから読む今後のトレンド
2021年3月現在の人気・売れ筋の軽自動車ランキング上位20車種のから乗用車にフォーカスすると、トレンドは引き続き「スーパーハイトワゴン」「ハイトワゴン」であることは間違いありません。そして続いて注目すべきは、「ハスラー」・「タフト」・「eKクロス」・「スペーシア ギア」などの「軽SUV」です。普通車では既に数年前からSUVブームが続いており、軽自動車においても盛り上がりを見せている軽SUV市場から今後も目を離すことができません。
各メーカーの内外装のデザインや質感に対する意識の高さから見ても、軽SUVという市場に注力していることがわかります。今回ご紹介したランキングやトレンドを参考にして、自身のライフスタイルに最適な軽自動車を見つけてみてください。
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