直線距離約20キロでもぜんぜん違った!? どっちが速い? 「スマホ地図アプリ」vs「カーナビ」の意外な結果とは
ドライブの際に、カーナビやスマートフォンの地図アプリを活用するのはすっかり当たり前となりましたが、それぞれの違いはあるのでしょうか。2チームに分かれ検証した結果について紹介します。
似てるようで異なる「カーナビ」と「地図アプリ」の違いとは
知らない道を走るとき「カーナビ」を活用するのはすっかり当たり前になりましたが、一方で近年はスマホの「地図アプリ」で代用する人も増えています。
同じ目的地に向かおうとした場合、カーナビと地図アプリはそれぞれどういったコースを選ぶのでしょうか。実際に検証してみました。
ドライブの際に欠かせない存在となったカーナビや地図アプリ。
共に通信機能を活用することでリアルタイムの渋滞距離などを取り入れ、常に最新の道路情報を更新しながら、バランス良くコースを選定してくれる心強い味方です。
例えば普段よく使うルートで検索しても、ナビやアプリによって選定するルートが異なる場合もあり「そういうコースを選ぶのか」と感心することもたびたびあります。
そこで今回は2台のクルマを使い、直線距離20キロ弱のコースをカーナビチームと地図アプリチームに分かれて比較してみることにしました。
ほんのわずかな距離でも、コース選定に違いは出るのでしょうか。
カーナビチームのクルマはホンダのコンパクトミニバン「フリード」。車両にはホンダ純正の「プレミアム インターナビ」が備わっていました。
全国の道の交通情報をFM多重放送などで伝えるVICS情報に加え、全国を走るインターナビ装着車からリアルタイムで収集した独自の交通情報を組み合わせることで、より高精度なルート案内ができるといいます。
対するスマホ地図アプリチームは、Google(グーグル)マップのナビ機能を使います。
さまざまな検索方法で目的地を探すことが出来るほか、音声による案内も年々進化を続けています。
リアルタイムの混雑状況などを常にルート選定に反映し続けている点は最新のカーナビとも共通しているようです。
今回のスタート地点は、神奈川県大磯町の漁港「大磯港」。ゴール地点は秦野市の「神奈川県立秦野戸川公園」としました。直線距離にして20キロに満たない距離です。
2台は同時にスタートし、湘南エリアの沿岸部から丹沢山系のふもとまで向かいます。
カーナビが示したのは、主に一般道を使うおよそ21kmのルートで、ゴールまでの所要時間はおよそ42分だといいます。
一方でスマホの地図アプリは、意外なルートを提案してきました。
予想走行距離はおよそ37kmで、到着予想時間は36分です。
果たしてどちらが早くゴールに到着するのでしょうか。
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