新「“5人乗り”オープンSUV」発表! カクカクボディ×斬新「ソフトトップ」採用! 800馬力「V8ターボ」エンジン搭載の“超高性能モデル”! 独国でブラバス「800カブリオ」登場
ドイツの有名チューナー「BRABUS(ブラバス)」は2025年11月24日、W465型のメルセデスAMG「G 63」をベースにした新「XL 800 CABRIO」と「800 CABRIO」を発表しました。どんなクルマなのでしょうか。
800馬力V8×電動ソフトトップの圧倒的パフォーマンス
ドイツの有名チューナー・ブラバスは2025年11月24日、メルセデスAMG G 63をベースに仕立てた超高性能オープントップモデル「XL 800 CABRIO(カブリオ)」と「800 CABRIO(カブリオ)」を発表しました。
いずれも800馬力のV型8気筒ツインターボを搭載し、“オープンGクラス”という唯一無二の存在として注目を集めています。

ブラバス800シリーズの頂点となるXL 800カブリオは、世界限定50台で生産される特別モデルです。最大の特徴は、500点以上の専用パーツで構成される高度な電動ソフトトップ機構で、わずか20秒で開閉が可能。前方ルーフには、世界初のカーボン製ルーフボウ(補強メンバー)を一体化することで高速走行時でもルーフ形状を維持し、風切り音を大幅に抑えています。後方では、ボディ一体設計のC-BOWスチールロールバーと自然に連結され、カーボン仕上げの意匠がアクセントを添えます。
XL 800カブリオの最大の武器となるのが、専用ポータルアクスルを備えた特製シャシです。これにより最低地上高は驚異の47.9cmを確保し、アプローチ/デパーチャーアングルも向上。
極めて過酷な地形でも走破可能な本気のオフロード能力を手にしています。足まわりには高さ・減衰力調整式のブラバスライドコントロールコイルオーバーを採用し、路面や走行モードに応じて乗り心地と操縦安定性を最適化します。
外観はペールブラウンの特別塗装やワイドスターフェンダー、フルカーボンの外装パーツを随所に配置。22インチ鍛造ホイール「Monoblock Z-HD」と前後325/55R22サイズのオールテレーンタイヤ「ピレリ・スコーピオンATR」を組み合わせ、圧倒的な存在感を放ちます。
パワートレインは、BRABUS専用ターボを組み合わせた4リッターV8ツインターボにより最高出力800馬力・最大トルク1000Nmを発生。XLは0-100km/h加速4.6秒、最高速度210km/h(リミッター作動)を誇ります。
バルブ切替式スポーツエキゾーストは、静かな“グッドネイバー・モード”から迫力のV8サウンドまで自在に切り替え可能。サイド出しテールパイプには赤いイルミネーションが組み込まれ、ロケット発射を思わせるアンビエントライト演出が加わっています。
一方の800カブリオは、通常ボディのG 63をベースにしたオープントップ仕様で、XLとは異なるオンロード寄りのキャラクターが魅力です。
パワートレインは同じ800馬力仕様ながら、車重や構造が異なるため0-100km/h加速は4.0秒、最高速度は240km/hと、より俊敏なパフォーマンスを実現。
外装はカーボンパーツがふんだんに使用され、インテリアはBRABUSのMasterpiece(マスターピース)レザーで仕立てられた高度なクラフトマンシップが特徴です。なお、800カブリオシリーズは5人乗り仕様となります。
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価格(ドイツの付加価値税VAT19%含む)は、800カブリオが90万6070ユーロ(約1億6384万円)、XL 800 カブリオが105万6110ユーロ(約1億9099万円)です。いずれも極めて希少なモデルで、世界中のコレクターから高い注目を集めています。
Writer: くるまのニュース編集部
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