クルマのスピーカーって実は“替えられる”って知ってた? 手軽に始める“音のアップデート体験” カロッツェリアのカースピーカー「Fシリーズ」【PR】

クルマのスピーカーは交換できることをご存じでしたか? 本記事では、ラリードライバーの兼松由奈さんが、セレナの純正スピーカーとカロッツェリアのカースピーカー「Fシリーズ」を聴き比べた様子をお届けします。スピーカーを変えるだけで、音楽の聴こえ方は大きく変わって、ドライブはもちろん通勤・通学や日常の移動時間も、より快適で楽しいものになります。

クルマのスピーカーを交換すると移動がもっと楽しくなるってホント!?

 愛車での楽しいドライブはもちろんのこと、日常的に行う通勤・通学や普段のお買い物など、クルマの中で過ごす時間は意外と長いものですよね。そんなさまざまなシーンで、移動中の車内空間がもっと楽しくなったら、何げない日常もより充実したものになると思いませんか?

 また、クルマに乗っている時、スピードが上がるにつれて「テレビやラジオ、音楽、ナビの案内音声が聴こえにくい…」と感じたことや、同乗者や後席の子どもから「ボリュームをもっと上げて!」と言われたことのある人もいるかもしれません。

全日本ラリー選手権などにも出場するラリードライバーの兼松由奈さんが今回体験する、カロッツェリアの新Fシリーズスピーカー装着の「セレナ」(左)と「スペーシアカスタム」(右)

 そんな車内エンタメ環境のアップグレードや、普段使いでの細かなストレス解消を、意外と少ない出費で実現できるのがスピーカー交換です。

 ただ、今まで特にカーオーディオにこだわったことのない人の場合、実際にスピーカーを交換してその変化に気付くほどの違いが出るのか、気になる人もいることでしょう。

 そこで今回は、特に純正スピーカーに不満がなく、過去にスピーカーの交換をしたことがないというラリードライバーの兼松由奈さんに、純正と「Fシリーズ」のスピーカーを聴き比べてもらいました。

レーシングスーツではなく普段着の兼松さんは、ナチュラルで親しみやすい雰囲気をまとうが、スピーカーを交換したクルマはほぼ体験したことがないという。そんな一般人の感覚に近い彼女だからこそ、今回「Fシリーズ」の音を体感してもらうことにしたワケだ

 今回フォーカスするカロッツェリアのカースピーカー「Fシリーズ(TS-F1750)」はオープン価格ではありますが、なんと“1万円を切る”驚きの価格帯(パイオニア公式オンラインショップでは税込み9200円)で購入できます。

 そもそもカースピーカーって、もっと高いイメージありませんか? ここまで手軽な価格で本当に違いが感じられるのか、その実力を確かめてみましょう。

まずは純正スピーカーのサウンドを確認! 純正でも不満ない音質だけど…

 今回テスト車として用意したのは、ファミリー層にも人気のミドルクラスミニバンである日産「セレナ」。メーカーオプションのナビゲーションシステムに、純正スピーカーという最も一般的な組み合わせです。

今回実際にスピーカー交換前後の音を体感する日産「セレナ e-POWER AUTECH」。カーオーディオ関連は、一切手を加えていない純正状態そのものだ

 この純正状態で兼松さんには普段も聴いている楽曲を車内で聴いてもらいましたが、「普段わたしが聴いているものと同じ感覚で、慣れ親しんだサウンドですね。純正のスピーカーでも特に不満は感じなかったんですが、スピーカーの交換でどのくらい変わるのか楽しみです!」とのこと。

最近ハマっているという女性アイドルの曲を流し、セレナの純正スピーカーを体感する兼松さんは「純正スピーカーでも特に不満は感じない」と言うが、果たしてスピーカー交換後の違いに気付くのだろうか

 今回、セレナに実際に装着したのは、前述した通り1万円を切る価格で売られているFシリーズのコアキシャル2ウェイスピーカー「TS-F1750」です。

 Fシリーズには、中域から高域を担当するトゥイーターと、低音を担当するウーファーが一体となった「コアキシャルタイプ」と、トゥイーターとウーファーが別体となる「セパレートタイプ」が存在します。

セレナに装着したカロッツェリアのカースピーカー Fシリーズ「TS-F1750」は、低音を担当するウーファーと、中域から高域を担当するトゥイーターが一体式となった「コアキシャルタイプ」(左)、一方「セパレートタイプ」は、トゥイーターが別体式となったタイプだ(右・画像は「TS-F1750S」)

 予算に余裕があり、より音質にこだわりたいという人にはセパレートタイプがオススメですが、コアキシャルタイプは一体となっていることで取り付け性に優れ、価格も工賃も抑えられるというメリットがあるため、今回はコアキシャルタイプをチョイスしました。

 今回試したFシリーズは、2025年10月に約7年ぶりにモデルチェンジを果たしたばかりの新商品であり、カロッツェリアの上位スピーカーの技術などもフィードバックした意欲作です。取り付けてしまうと見えなくなってしまうものの、カーボン×ダークシルバーコーンの美しい逸品となっています。

「Fシリーズ」スピーカー(TS-F1750)はカロッツェリアのスピーカーではエントリーモデルに位置するが、上位グレードの技術を応用しており、手頃な価格ながら高性能かつ高クオリティーを実現したモデル

 なおスピーカーは、カー用品店はもちろんカーオーディオ専門店や通販サイト、パイオニア公式オンラインショップから購入でき、カー用品店はもちろんのこと、カーオーディオショップや出張取付けサービスなどで装着が可能です。

 また、カロッツェリアでは取り付け動画や取り付け情報をサイト上に公開するなど、自身でも交換にチャレンジできるような工夫がたくさんあるので、DIY経験がある人であれば比較的容易に取り付けられるハズです。

両画像ともに、左側/セレナ純正のドアスピーカー、右側/TS-F1750。比較すると、その作りの違いが見てとれるだろう

早速スピーカーを交換! っとその前に、スピーカー交換の基礎知識を伝授!

 スピーカー交換というと“今ついている純正スピーカーを取り外して交換するだけ”、と思いがちですが、実は車種によって装着できるスピーカーのサイズも違えば取り付け方法や配線などもさまざまなのです。

 そのため、スピーカー本体を購入する前に、購入する店舗で車検証に記載の「型式」や「初度登録年月」といった情報を伝えて適合するものを選んでもらうか、カロッツェリアのサイトにある適合情報から愛車に装着できるものをチェックすることが大切です。

「TS-F1750」の付属品一覧。パイオニア公式オンラインショップで1万円を切る価格を実現しつつも、トヨタ/日産/マツダ/スズキ車用とホンダ車用の2種類のウーファー取り付けブラケット(バッフル)や、多くの車種に適合する配線の変換コネクターも付属する“超コスパに優れた”スピーカーなのだ

 そして社外スピーカーを車両に取り付ける際には、バッフルという車体とスピーカーの間に挟むブラケットが必要になることが多いのですが、Fシリーズにはこのバッフルもスピーカーセットの中に同梱(どうこん)されています。さらに、多くの車種に適合する配線の変換コネクターも同梱されているので、面倒な配線加工も一切不要なのもうれしいポイントです。

 ちなみにバッフルは取り付けのサポートをしてくれるだけでなく、スピーカーが発生する振動を抑えてより音質を向上させてくれる効果も持ち合わせているため、サウンドにこだわる人向けに別売りの高性能バッフルもリリースされています。

今回セレナに装着した「高音質インナーバッフル スタンダードパッケージ UD-K532」(左)とFシリーズ「TS-F1750」(右)

カー用品店でスピーカーを「Fシリーズ」へ! 約2万の予算で交換できるの?

 今回のスピーカー交換では、Fシリーズのコアキシャル2ウェイスピーカー(TS-F1750)に加え、費用を抑えつつも音質にこだわりたかったため「高音質インナーバッフル スタンダードパッケージ」(UD-K532)も併せて装着しました。

 同バッフルは希望小売価格が4400円(税込み)となっており、工賃含め2万円ちょいの予算で収めることができました(価格は店舗によって異なるので各店舗にお問い合わせください)。

純正スピーカーの音を体感したあとは、カー用品店にクルマを持ち込み、Fシリーズ「TS-F1750」への交換作業を実施。ちなみに今回交換するセレナのスピーカーは、フロントドアに配置されている

 もちろんFシリーズスピーカーに同梱のバッフルを使用したり、自身でDIY装着をしたりすればもっと予算を抑えることもできるので、興味のある人はチャレンジしてみても面白いかもしれません。

セレナのスピーカー交換が完了! 果たして純正との違いは体感できるのか?

 ということで、純正からFシリーズ「TS-F1750」へスピーカー交換が完了しました。

 早速交換後のサウンドを兼松さんに体感してもらいましたが、「めちゃくちゃ変わりましたね! 私は女性アイドルグループの曲を聴くことが多いのですが、彼女たちのキラキラした雰囲気まで伝わってくるような感じです。聴き比べてみると、音に鈍感な私でもすぐに体感できました」とすぐに変化を実感できた様子です。

「正直純正スピーカーとの違いがわかるか不安だったんですが、曲を流した瞬間に違いがわかりました!」と兼松さんは言う

 続けて兼松さんからは「ライブ会場の音源を聴いた時、本当に会場にいるみたいでライブに行ったときの興奮を思い出しました! 普段聴いているいろんな曲をどんどん聴きたくなるので、目的地に到着してもクルマから降りたくなくなりますね」という感想も。

 また2万円ちょっとの出費で音質アップが実現できたことについては、「スピーカーの交換ってもっとお金がかかるイメージだったんですが、2万円ちょっとでここまで変わるのは正直ビックリです! ボーカルはもちろん、いろいろな楽器の細かな音まで感じられて臨場感もあって…スピーカー交換を体験した人が言っていたことがようやくわかりました(笑)」とコストパフォーマンスの良さと変化量に驚きを隠せないようでした。

兼松さんにはセレナをドライブしてもらったが「スピードが上がっても音がクリアに聴こえるから、ナビの案内音声もより聴きやすくなりました!」とスピーカー交換の恩恵を体感できたようだ

「例えて言うならば、純正スピーカーはマスクをしたまま歌ってる感じで、『Fシリーズ』はマスクを取って歌ってる感じ。純正でも特に不満は感じなかったんですが、聴き比べるとそのくらいクリアに聴こえます」と、クリアで曇りのない音質を体感できたようです。

セレナの2列目シートに座り、Fシリーズ「TS-F1750」を体感する兼松さん。今回はフロントドアスピーカーのみの交換だが「後席でも明らかに音の幅が広がって、今まで聴こえなかった音まで聴こえる!」と話す

 次のページでは、兼松さんがセパレートタイプのFシリーズが装着された「スペーシアカスタム」の音を体感した様子をお届けします。果たして、セレナに装着したコアキシャルタイプとの違いを体感できるのでしょうか。

【画像】音響激変! 兼松さんがカロッツェリアのカースピーカー「Fシリーズ」を体験した様子をもっと見る(67枚)

画像ギャラリー

1 2

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー