マツダ「“4人乗り”ロータリースポーツカー」に大注目! 低燃費な「ハイブリッド」搭載&“斬新ドア”採用! ファンの“熱視線”集めた「マツダ先駆」とは!
マツダが「第39回 東京モーターショー」に出展して話題を呼んだ「マツダ先駆」とは、一体どのようなクルマなのでしょうか。
マツダ「“4人乗り”ロータリースポーツカー」に大注目!
2025年10月29日に、東京ビッグサイト(国際展示場)で国内最大のモーターショー「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」が開催されました。
今回も各メーカーから様々な新型モデルなどが公開され、来場者の注目を集めていますが、過去のモーターショーでも、未だ色褪せない魅力を放つコンセプトカーが登場していました。
本記事では、2005年の「第39回 東京モーターショー」にマツダが出展して話題を呼んだコンセプトモデル「マツダ先駆(以下、先駆)」について、改めて振り返ります。

先駆は、「大人のための4シーター・ロータリースポーツ」をテーマに、マツダが開発したスポーツカーのコンセプトモデル。
ボディサイズは、全長4650mm×全幅1850mm×全高1400mmで、ホイールベースは3100mm。
デザインテーマに「シャープネス and メローネス」を掲げ、鋭利さとしなやかさ、伸びやかさとタイト感といった、相反する2つの対極的要素を融合し、深みのある次世代の上質感と美しさを追求しています。
そんな先駆を一目見て驚くのが、超ロングホイールベースと短いオーバーハング、そして巨大な電動両側スライドドア「フライング・ウイング」。
これらで構成された、マツダらしい洗練された美しいエクステリアデザインが最大の特徴です。
インテリアには、上質な本革を使用したシートやトリムを採用し、落ち着いた空間を演出。
また、ステアリングに操作系やメーターをまとめたコックピットや、2段式インストルメントパネルに配置された3つの横長液晶パネルが、未来的かつ利便性の高さも兼ね備えています。
パワーユニットには、次世代ガソリン直噴ロータリーエンジン「13B-DI」とハイブリッド技術を組み合わせた、「直噴REハイブリッド」を搭載し、低燃費性能も強く意識していました。
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このように、大人のための4シーター・ロータリースポーツを目指して開発された、マツダ先駆。
丸みを帯びた美しいボディ形状や、フライング・ウイングが特徴的な1台となっています。
残念ながら出展から約20年が経過した現在も市販化はされていませんが、2025年4月に開催された「オートモビルカウンシル2025」に先駆は再び出展され、20年ぶりとなる一般公開に来場者から熱い視線が寄せられていました。
Writer: パワーボム
関西大学社会学部卒業後、某CS放送局運営のメディアにてライターとしてのキャリアをスタート。自動車ブログの立ち上げから携わり、主にトヨタ車やレクサス車、キャンピングカーを中心に取材記事を多数執筆する。



































































