名古屋バス事故で改めて考える「ドライバー異常時のリスク」！「緊急停止」技術の実用化も進む

2022.08.24
桃田健史

tags: マツダ, 日野, テクノロジー, 役立ち情報, 雑学

ドライバーの急な疾病による事故のリスクに対し、先進運転支援機能で速やかに車両を停止させる「ドライバー異常時対応システム」に注目が集まっています。すでに実用化が始まっている、大型バスや乗用車の採用例を紹介しましょう。

マツダ「CO-PILOTコンセプト」をもとにした先進運転支援機能「ドライバー異常時対応システム（DEA：DRIVER EMERGENCY ASSIST）」

「EDSS（エマージェンシー・ドライビング・ストップ・システム）」が採用された日野大型路線用バス「ブルーリボン」

「EDSS（エマージェンシー・ドライビング・ストップ・システム）」が採用された日野大型路線用バス「ブルーリボン」／乗客が使用できる非常ブレーキスイッチ

日野自動車が実用化させたドライバー異常時対応システム「EDSS」[写真は路線バスの乗客が使用できる非常ブレーキスイッチを作動した際の「赤色フラッシャー」点灯イメージ]

「EDSS」が採用された日野大型路線用バス「ブルーリボン」／非常ブレーキスイッチ（運転席スイッチ）

「EDSS」が採用された日野大型路線用バス「ブルーリボン」は、乗務員の状態が確認できるクリアタイプの仕切りを標準採用する

「EDSS（エマージェンシー・ドライビング・ストップ・システム）」が採用された日野大型観光・高速路線用バス「セレガ」

「EDSS」が採用された日野大型観光・高速路線用バス「セレガ」の「ドライバーモニターII」

「EDSS（エマージェンシー・ドライビング・ストップ・システム）」が採用された日野大型観光・高速路線用バス「セレガ」。「ドライバーモニターII」は運転手のまぶたの開閉状態などを検知する

もしバスドライバーが急な疾病などにより運転不能になったら!? 写真は日野自動車のドライバー異常時対応システム「EDSS」ドライバーモニターII 作動の様子[画像提供：日野自動車]

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1件のコメント

あ

2022.8.25 15:24

返信

デッドマンスイッチにして、電動車ならワンペダルで解決できるし、今の車でもATだと自動運転で飛び出しで急ブレーキの反応ができるわけで、アクセルに一定時間負荷がかからなければブレーキを掛ければいいんじゃないの？
それも下りとかだと意図的にアクセルを踏まないこともあるわけで、一定時間ごとにブレーキを強くするとかすればいいし、効かせ方そのものには十分な試験は必要だが、システムそのものはそれほど難しくない時代になってきているのでは？