知らないと「免許返納」レベル! 謎の「ちょうちょマーク」どんな意味? 無視して運転したら「交通違反」の可能性も! 見かけたらどうすべきか
クルマに貼られた、緑色の丸の中に黄色い「ちょうちょ」が描かれたマーク。その意味を知らない人が多いのではないでしょうか。
謎の「ちょうちょマーク」どんな意味?
日常的にクルマを運転していると、街中でさまざまなマークを貼り付けた車両を見かけます。
免許取得後1年未満のドライバーがつける「初心者マーク(若葉マーク)」や、70歳以上のドライバーが対象となる「高齢運転者マーク(もみじ・四つ葉マーク)」は多くの人が理解しているマークでしょう。
しかし、緑色の丸の中に黄色い「ちょうちょ」が描かれたマークについては、意外とその意味を知らない人が多いのではないでしょうか。

この「ちょうちょマーク」の正式名称は、「聴覚障害者標識(聴覚障害者マーク)」といいます。
その名の通り、聴覚に障害を持つ人がクルマを運転する際に、車体の前後に表示することが義務付けられている非常に重要なマークです。
かつては、補聴器を使用しても「10メートルの距離で90デシベルの警音器(クラクション)の音が聞こえない」重度の難聴を持つ人は、運転免許を取得することができませんでした。
その理由としては、周囲の危険を音で察知できないためです。
しかし、2008年(平成20年)の道路交通法改正により規制が緩和され、一定の条件を満たすことで運転が可能になりました。
その条件というのが、後方の死角をカバーするための「特定後写鏡(ワイドミラーや補助ミラー)」の装着と、この聴覚障害者マークの表示です。
90デシベルというのは、犬の鳴き声や地下鉄の車内、防犯ブザーなどに例えられる「きわめてうるさい音」です。
つまり、ちょうちょマークを掲示しているドライバーは、他車からのクラクションはもちろん、踏切の警報音や背後から迫る緊急車両のサイレン音なども聞こえにくい、あるいは全く聞こえない状態で運転しています。
ミラーを駆使して視覚で情報を補いながら、非常に慎重に運転しているのです。
では、私たちがこのちょうちょマークを貼ったクルマを見かけた場合、どのように振る舞えばよいのでしょうか。






























