可愛くてカッコいい! いまこそ乗りたい「クラシックミニ」の変わらぬ魅力とは?【中古車至難】 ボディサイズは全長3051mm×全幅1410mm×全高1346mmと現在の軽規格よりも小さな車体となっている(C)BMW AG 『ミニミニ大作戦』(原題:The Italian Job)や『Mr.ビーン』など数多くの映像作品で主役級の役を与えられていたミニ。エンジンの変更とエアバッグの追加を除いたボディ構造やデザインなどは、41年間にわたってほとんど手が加えられていない(C)BMW AG ミニにはクラシックとBMW版のどちらにも「クーパー」モデルが設定されている(写真)。より大きいエンジンとブレーキを搭載したハイパフォーマンスモデルとなる。1991年にはターボを搭載した「ERAターボ」が限定販売され、中古市場では300万円ほどで流通している(C)BMW AG ミニ クーパーは当時ラリーやツーリングカー選手権に参加し、ふた回り以上大きいライバル達を打ち負かしたことでも有名だ。当時イギリスツーリングカー選手権では機敏さを生かして、マスタングなどの強敵を寄せ付けない驚異的な走りを見せていた(C)BMW AG ミニの車両設計は非常に革新的だった。横置きエンジンをトランスミッションの上に設置するなどして駆動系をコンパクトに収め、車内空間を限界まで高めていた(C)BMW AG ミニを改造しクーパーモデルの生みの親となったジョン・クーパー。彼による世界で6台だけ製作された限定車がモーリス ミニ トラベラーだ(写真)。そのうち2台は映画スターであるクリント・イーストウッドやスティーブ・マックイーンらへ納車されたという(C)BMW AG 1993年から1996年の間だけ発売されていたミニ カブリオレ。ソフトトップが装備されており、ERAターボのようなゴツいエアロパーツが装着されていた(C)BMW AG 1970年にはミニ クラブマンが登場。顔違いのミニとして登場した。クラブマンにはエステートモデルが用意され、リアハッチは観音開きとなっている(C)BMW AG 初期のクラシックミニはモーリスとオースティンから、バッジとグリル違いで販売されていた。モーリスはミニ マイナー(写真)という名前で発売。ボディ同色グリルと横長いバッジが装着されていた。オースティンはセブンという名前で発売。角張ったメッキ塗装のグリルと盾型のバッジが装着されていた(C)BMW AG 初期のクラシックミニはモーリスとオースティンから、バッジとグリル違いで販売されていた。モーリスはミニ マイナー(写真)という名前で発売。ボディ同色グリルと横長いバッジが装着されていた。オースティンはセブンという名前で発売。角張ったメッキ塗装のグリルと盾型のバッジが装着されていた(C)BMW AG 誕生した当初はオースティンブランドとモーリスブランドで販売されていたが、開発元であるイギリスの自動車連合であるBMCが国営化され、ブリティッシュ・レイランドグループとなったことに合わせ、最終モデルまでローバーブランドで販売されていた(C)BMW AG 日本では狭い道路事情とミニの相性が良かったため人気があり、今でも中古車の流通量が多い。さらに日本にはオリジナル車両にこだわる専門店から、軽規格へコンバージョンなどをおこなうカスタムショップまで多数あり、様々な買い方ができるのもミニの面白いところだ(C)BMW AG 記事ページへ戻る 【2023年最新】自動車保険満足度ランキングを見る
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