「商用車」とは思えない! トヨタ本気の「真っ黒ハイエース」が激シブ! 匠が手掛ける驚異の「マットブラック塗装」採用! 上質&プレミアムな「ザ クルーバン」の中身とは!
トヨタのグループ会社が手がけた特別なハイエース「ザ クルーバン」。全身マットブラックを纏ったこのカスタム中古車は、どのようなモデルだったのでしょうか。
「真っ黒ハイエース」が激シブ!
トヨタグループの一員であるトヨタ・コニック・プロが展開する「CORDE by(コーデバイ)」は、「スタイルドカー」という新しい価値観を提案するカスタム中古車ブランドです。
同ブランドは、トヨタの販売店がしっかりと点検や整備を行った質の高い中古車をベースにしており、内外装をリノベーションやカスタマイズすることで、クルマに新しい魅力を吹き込んでいます。
第1弾として先代の「ノア」「ヴォクシー」「プリウス」をベースにしたシリーズを送り出して話題を集めましたが、それに続く第2弾として2024年3月に発売され、その独特な存在感で大きな注目を浴びたのが「HIACE THE CREWVAN(ハイエース ザ クルーバン)」です。
ハイエース ザ クルーバンは「ジャパンモビリティショー2023」で披露されたコンセプトカーを市販化したもので、200系ハイエースの「スーパーGL(標準ボディ・4ナンバー)」をベース車両に採用しています。
一見しただけで普通とは違う雰囲気が漂うその姿において、最も大きな特徴となっているのが、車体全体を包み込む「マットブラック」のボディカラーです。

艶のないマット塗装は一般的な塗装よりも高度な技術が必要とされるため、最先端の設備を持つサプライヤーと協力し、独自の厳しい品質基準をクリアした上で、熟練の職人が1台ずつ手作業で丁寧に塗装を施しています。こうしたこだわりには、メーカー系ブランドならではの姿勢が表れています。
さらに、フロントグリルやドアミラー、ドアハンドル、エンブレム、ホイールなどの各パーツには、対照的な艶のある「グロスブラック」が組み合わされました。同じ黒でありながら異なる質感を組み合わせることで、マットな車体が単調に見えるのを防ぎ、絶妙なメリハリと上品な高級感を演出しています。
外観のスタイリングは、ホワイトレターの「TOYOTA」ロゴが特徴的な「STANDARD」パッケージを基本としながら、ユーザーの好みに合わせたスタイルを選ぶことが可能。
たとえば、都会の街並みに自然と馴染む洗練されたデザインを目指した「CITY LIFE(シティライフ)」パッケージでは、スポイラーによる力強いシルエットと各部のブラックアウト化によって、これまでの商用車というハイエースのイメージを大きく変えています。
公式サイトでも、カジュアルなストリートファッションに身を包んだ若者たちが車を囲む様子が描かれており、仕事の道具としてではなく、自分を表現するファッションアイテムや大切な相棒としてハイエースを選ぶ層を意識していたことが分かります。
このほかにも、自然に美しく映える「OUTDOOR」パッケージなどが用意され、それぞれのライフスタイルに合わせた1台を作り上げる楽しみが提案されました。
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完全受注生産で販売されていた当時のカスタムメニューの参考価格は、「STANDARD」が約155万円、「CITY LIFE」が約293万円、「OUTDOOR」が約308万円(いずれも消費税込)。
ここにベースとなる中古車の車両価格や、オールペイントを行うための下地処理費用などが上乗せされるため、最終的な総額は新車の上級ミニバンが購入できるほどのプレミアムな価格帯となっていました。
なお、現在は新規の注文受付が終了していますが、自動車メーカーの確かな品質基準によって全身マットブラックに仕立てられたこの特別なハイエースは、中古車市場にこれまでにない新しい価値をモデルといえそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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