スズキ「“新型”軽バン」に問合せ“殺到”! 「もう商用車じゃない!」 専用ブラック外装&カラフルボディで遊び心てんこ盛り! 「エブリイ Jリミテッド」改良型が販売店でも話題に
スズキは2026年5月に軽バン「エブリイ」シリーズの改良を行うとともに、特別仕様車「Jリミテッド」についても仕様変更しました。最新情報を販売店に聞いてみました。
商用車じゃないみたい!? 遊び心満点&頼りになる「Jリミテッド」
2026年5月8日、スズキは「エブリイ/エブリイワゴン」の仕様を一部変更し、さらに特別仕様車「Jリミテッド」の発売を同日より開始しました。
発売から1か月ほど経過した今、ユーザーの反響や納期について首都圏のスズキディーラーに問い合わせてみました。
スズキ エブリイがデビューしたのは1982年。それまでは軽トラック「キャリイ」のバンモデル「キャリイバン」として販売されていましたが、7代目キャリイから「エブリイ」を名乗るようになりました。
以来、モデルチェンジを重ね、2015年2月にデビューした現行モデルが通算6代目にあたります。
いっぽう、乗用モデルとして「エブリイワゴン」が1999年6月にデビュー。同車としてはエブリイと同様に、2015年2月にデビューした現行モデルが通算3代目にあたります。
今回の一部仕様変更ではエブリイは堅牢さを、エブリイワゴンは力強さと上質感をデザインテーマとして設定。両車ともにフェイスリフトを行い、より存在感を高めたデザインへと生まれ変わっています。内装においても手が加えられ、黒を基調とすることで落ち着きのある雰囲気を表現しました。
機能装備では、視認性を高めるデジタルスピードメーターや全方位モニター付き9インチメモリーナビゲーションを採用。
さらに安全装備もアップデートされており、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」に加えて、アダプティブクルーズコントロール(ACC/全車速追従機能付き)、パーキングセンサー(フロントおよびリア)、車線逸脱抑制機能を採用し、スズキコネクトにも対応するなど、一気に近代化を図りました。
パワートレインは、排気量660cc 3気筒の「R06A型」が搭載され、標準の自然吸気仕様のほか、力強い走りを実現するターボ仕様も設定されています。トランスミッションはCVTと5速MTから選択でき、駆動方式も2WDと、電子制御式を含むパートタイム4WDが設定されます。
燃費性能(WLTCモード)は自然吸気・CVT・2WD車で17.2km/Lを達成しており、ビジネスに欠かせない経済性も確保しました。

そして、今回の仕様変更にあわせて、装備を充実させた特別仕様車「Jリミテッド」の外観にも手が加えられています。
Jリミテッドは、エブリイのうち上等なグレードである「JOINターボ」をベースにアウトドア映えするブラックの専用エクステリアや専用デカールなどを備えたモデルで、2025年8月に新設定されました。今回の改良は、ベースのエブリイの内容と同一です。
特にJリミテッドで注目したいのが、黒をテーマにした純正アクセサリーパッケージ「Jリミテッド ブラックスタイル」です。
傷を防止するカーボン調のドアハンドルエスカッションやリア用のブラックエンブレムに加え、ハイルーフ用のルーフエンドスポイラー、LEDフォグランプセットとメッキ仕様のベゼル、リアマッドフラップといった精悍な印象を与える全6点の外装パーツがコーディネートされています。
さらに単体アイテムとしても、樹脂クロームメッキのドアミラーカバーや愛らしいデコステッカーといった外観パーツのほか、車内を華やかにするウッド調のインパネトレーマットやウインドウスイッチガーニッシュなどを展開しています。
車両本体価格は、エブリイが134万3100円から192万9400円、同時発売された特別仕様車Jリミテッドが197万8900円から213万2900円、エブリイワゴンが201万9600円から226万4900円です(いずれも消費税込み)。
ユーザーの反響について、5月下旬に首都圏にあるスズキディーラーに聞いてみました。
「『素のエブリイとJリミテッド』の違いを知りたいというお問い合わせをよくいただきます。
主な違いは、ブラックアウトされた前後バンパー、ドアハンドル、フロントのエンブレム、B/Cピラー、フルホイールキャップなどが挙げられます。
専用のデカールやカラフルなボディカラーなど、商用車とは思えないほどあちこちに手が加えられています。
エブリイのなかではもっとも高価なグレードに位置しますが、他のグレードでは味わえない、Jリミテッドならではのスペシャルな仕立てとなっています」
他のスズキディーラーにも問い合わせてみました。
「素のエブリイとJリミテッドの価格差が知りたいというお問い合わせをいただきました。
もっとも安価な『PA』というグレードと比較すると60万円ほど高い設定となっております。
その代わりJリミテッド専用のボディカラーや装備品などを数多くご用意しております。
軽自動車ということで狭いかな…と懸念されていたお客様も、実車を見て気に入っていただけるはずです」
確かに商用車らしからぬたたずまいと遊び心に溢れていることが分かります。
ほんの少し、日常から隔絶された空間で過ごしてみたい…。エブリイJリミテッドはまさにうってつけではないでしょうか。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。




























































