SUVからセダンまで!? 新「電動車」を連投でイッキにリード!? プジョーが2023年の車種ラインナップを発表
プジョーは2022年10月4日、2023年からすべての車種に電動車を用意すると発表しました。「2023年は電気の年」とうたっていますが、どのような車種が登場するのでしょうか。
「2023年は電気の年」 EVのみならずPHEVやHV車も用意
プジョーは2030年までのヨーロッパで電動車の販売を100%にするという目標に向け、2023年からすべての車種に電動モデルを用意すると発表しました。
ヨーロッパ市場ではまず2023年初頭に、SUVモデル「3008」「5008」へハイブリッドのパワートレインを搭載するモデルが登場予定です。
搭載されるユニットは136馬力を発生する「PureTech」ガソリンエンジンに、電動DCTを組み合わせる新世代のもの。走行中に充電される48Vバッテリーにより、燃料消費量を15%減少させます。
このハイブリッド技術はステランティスグループで最初に採用され、後に他のモデルへと波及するといいます。
2023年には新たなEVモデルも登場する予定です。5ドアハッチバックの「E-308」とステーションワゴン「E-308 SW」は100%電気自動車で、156馬力を発生する新型モーターを搭載。航続距離は400km(WLTPモード)のパフォーマンスを発揮します。
E-308をベースとした、SUVとファストバックをかけ合わせたスタイルを持つEV「E-408」の登場も予定しており、純EVではコンパクトの「e-208」から商用バンの「e-TRAVELLER コンビスペース」まで幅広いラインナップとなります。
2019年の発売以来、約11万台を販売したというプジョーEVの先駆けモデル「e-208」はE-308と同様、新型モーターを採用。航続距離が400km(WLTPモード)となって登場する予定です。
プラグインハイブリッドも強化。「308」「308 SW」「3008」「508」に加え、10月17日から7日間開催されるパリモーターショーで新しく「408」がデビューします。
さらに、水素燃料電池を搭載する商用バン「e-EXPERT Hydrogen」や、パリモーターショーで発表される電動スクーター「e-Streetzone」、電動自転車を含めると、プジョーの電動ラインナップはこれまでにない幅広い展開となります。
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今回の発表でかなり幅広く電動車を扱うことになるプジョーですが、日本国内においても今後ラインナップがどう変化し、電動車市場においてプジョーの存在を高められるか、期待が高まります。
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