スバル「新型ハッチバック」登場! 6速MT×水平対向ターボ搭載! 高性能AWDで「思いのまま走れる」自信作! 進化した「ハイパフォーマンスX バージョンII」ついに始動!

2026年3月1日、S耐2026公式テストが開催されました。注目はスバルの新型マシン「バージョンII」。先代から一新され、ホワイトボディからの製作により高い剛性と軽量化を実現しています。

6速MT×水平対向ターボに高性能AWD搭載のハッチバック!

 2026年3月1日、「ENEOS スーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONE」(以下、S耐2026)の公式テストが「モビリティリゾートもてぎ」(栃木県茂木町)で開催されました。

 3月21日のシーズン開幕を目前に控え、各チームの仕上がりを占う重要なテストとなります。

 そんな公式テストのピットに、真っ青なボディに緑と白の稲妻ラインが描かれたマシンが登場。2026年1月開催の「東京オートサロン2026」にて、スバル/STIブースに「参戦予定車両」として展示されていた個体です。

 2025年まで参戦していた「SUBARU HIGH PERFORMANCE X FUTURE CONCEPT(スバル ハイパフォーマンスX フューチャーコンセプト、以下ハイパフォーマンスX)」は、白地に緑と青のラインが特徴でしたが、新マシンはボディカラーが青一色となり、印象を一新しました。

 また、これまで仮称とされていたマシン名も、新たに「SUBARU HIGH PERFORMANCE X Version II(スバル ハイパフォーマンスX バージョンII、以下バージョンII)」として正式に登録されました。

6速MT×水平対向ターボに高性能AWD搭載!
6速MT×水平対向ターボに高性能AWD搭載!

「スーパー耐久未来機構(STMO)」が認めるメーカー開発車両のクラス「ST-Q」に、今シーズンもスバルは、人財育成と技術研鑽を目的とした「Team SDA Engineering」で参戦。ドライバーは引き続き、伊藤和広選手、山内英輝選手、井口卓人選手、花沢雅史選手の4名が務めます。

 バージョンIIは、「ジャパンモビリティショー2025」に出展された「スバル パフォーマンスB・STIコンセプト」をベースとしたマシンです。スバルが持つ既存のアセットを組み合わせ、『もっと気軽に愉しめるクルマをつくろう』というコンセプトのもとに製作されました。

ベース車両はクロスオーバーSUVの「クロストレック」ですが、フロントマスクは「レヴォーグ レイバック」のものを採用。2.4リッター水平対向ターボエンジン(FA24型)に6速MTを組み合わせ、スバル伝統のAWDシステムであるDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)や電子制御LSDなどを装備しています。

 昨年までのハイパフォーマンスXは「WRX S4」をベースに、走行ごとの解析を経てアップデートパーツを組み込んできました。対して今回のバージョンIIは、「ホワイトボディ」と呼ばれる素の骨格状態から着手。これまでの参戦で得た知見をすべて盛り込み、ゼロからボディを作り上げています。

 そのため走り初めからボディ剛性の良さが発揮され、ドライバーからも高い評価を得ています。

 実際にステアリングを握った井口選手は、「2日間乗ってみて、すごく良いと感じています。先代はノーマルの延長線上のような感覚もありましたが、今回はイチから作り上げたことで、剛性感や軽量化も含めてクルマがシャキッとしています。セダンからハッチバックへと形状は変わりましたが、気にならないくらいボディがしっかりしており、空力の良さも実感しています」と手応えを語りました。

 また山内選手も、「昨年よりベースのマシンが良くなっていることもあり、動きが格段に向上しています。パワートレインや駆動系などは昨年の仕様をキャリーオーバーしていますが、空力の影響もあってフィーリングは非常にいい。なにより乗っていて楽しいです。操作に対してすぐにクルマが反応してくれるのは、とても大きな武器になります」とコメント。両選手とも、マシンの剛性の高さや操る楽しさを強調していました。

 伊藤奨チーム監督兼チーフエンジニアは次のように語ります。

「昨年のマシンは、いわば後付けの改良(パッチ的)にいろいろな要素を盛り込んでいきました。今回のマシンはそれらをあらかじめ織り込み、一から作り上げた一台です。空力も徹底して考慮しました。

 ボディもセダンからハッチバック形状になったことで大幅に軽量化されています。エンジンや駆動系などは昨年から引き継いでいますが、車体が小さく軽くなったことで、運動性能は格段に上がっているはずです」

 そう語る伊藤監督は、ドライバーからの高評価に良い感触を得ている様子です。まだ走り始めたばかりではあるものの、すでに複数のアップデートメニューを用意しているとのことで、今シーズンのさらなる進化に期待して欲しいと、早くも次なる展開を見据えていました。

 本井雅人チーム代表は、次のようにコメントしています。

「昨年までの成果を盛り込んで、良いクルマに仕上がったと思います。想像よりも良い結果が出てホッとしているところです。

 このプロジェクトでは人財育成も並行して行ってきました。チームに参加したメンバーが元の部署に戻った際、ここで経験したパーツの作業性などについても設計部門に意見を述べ、そうして周りを巻き込み、市販車のパーツもより良いものにしていこうという機運に繋がっています。

 こうした変化がチームから生まれ、今後の市販車設計などに生かされていく。そう確信できることが、この活動を続けてきて本当に良かったと思える部分ですね」

 人財育成の波が、モータースポーツの現場から着実に会社全体へと浸透し始めているのかもしれません。

※ ※ ※

 バージョンIIは大きなトラブルもなく公式テストを終えました。3月21日・22日の開幕戦でどのような走りを見せてくれるのか非常に楽しみです。

【画像】超カッコいい! これがスバルの「凄いハッチバック」です!(30枚以上)

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Writer: 雪岡直樹

1974年東京生まれ。フォトスタジオアシスタントを経てフリーランスのフォトグラファーへ。雑誌やWeb媒体の撮影を担当。自動車雑誌の撮影と並行してユーザーインタビューやイベントレポートを担当することで、ライターとしても活動。国内最高峰のレース「SUPER GT選手権」を長年取材。新車情報やレースレポート、イベントレポートなどを雑誌やWebに寄稿する。

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