マツダ斬新「“4人乗り”スポーツカー」実車展示へ! 画期的「ロータリー」&ガバッと開く“凄いドア”採用! 優雅さ×力強さデザインが美しい「先駆」オートモビルカウンシルに登場!
マツダは「AUTOMOBILE COUNCIL 2025(オートモビルカウンシル2025)」で「マツダ先駆(センク)」を出展すると発表しました。
大人のためのロータリー「先駆」とは?
2025年3月10日にマツダは、同年4月11日から13日までの間、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される自動車イベント「AUTOMOBILE COUNCIL 2025(オートモビルカウンシル2025)」の出展概要を発表しました。
イベント内では、マツダブースにて「マツダ 先駆(センク)」が披露されることも明らかになりました。

マツダ先駆は、「大人のための4シーターロータリースポーツ」というコンセプトを掲げています。
このコンセプトには、環境や安全への配慮が求められる現代において、少子高齢化や価値観の変化といった社会の流れに柔軟に対応しつつ、マツダらしい「Zoom-Zoom」な走りの楽しさを追求し続けるという決意が込められています。
初めて公開されたのは2005年のフランクフルトモーターショーで、当時はマツダのデザインや技術の革新性を象徴する存在として注目を集めました。
そして今回、再び展示されることで、その意義が改めて見直される機会となりそうです。
「先駆」という名前には、「先を行く」という意味が込められており、マツダの先進性を体現するのにふさわしい響きです。
ボディサイズは全長4650mm×全幅1850mm×全高1400mm、ホイールベースは3100mmと、伸びやかなプロポーションが特徴的です。
このサイズ感は、4シーターとしての快適さとスポーツカーらしい機敏さを両立させるために計算されたものと言えるでしょう。
デザイン面では、「シャープネス&メローネス」というテーマが採用されています。
これは「鋭利さ」と「優美さ」という相反する要素を融合させることで、次世代の上質感を追求したものです。
具体的には、超ロングホイールベースと短めに切り詰めたオーバーハング、大径タイヤが支える独特の浮遊感が印象的です。
さらに、大胆で鋭いラインが施された造形や、大きな電動両側スライドドア「フライング・ウイング」が目を引きます。
これらの要素が合わさることで、優雅さと力強さを兼ね備えた革新的なエクステリアにまとめられています。
内装にもこだわりが詰まっており、前席を優先したパーソナルな空間設計が特徴で、ドライバーと乗員それぞれに最適な快適さが提供されています。
シートやトリムには上質な本革が使われており、大人の感性に響く洗練された雰囲気を演出。
また、ステアリングの内部に操作系やメーターを集約させたコックピットデザインや、2段式のインパネの上部には、3個の横長の小型液晶パネルを採用している点も特徴的です。
パワートレインは、次世代のガソリン直噴ロータリーエンジン「13B-DI」とハイブリッドユニットを組み合わせた「直噴REハイブリッド」が搭載されています。
このパワートレインは、高出力と低燃費を高いレベルで両立させている点が魅力です。
さらに、マツダのスポーツカーに共通する理想的な前後重量配分50:50と低重心化を実現しており、心から楽しめるダイナミックな走りを提供します。
ロータリーエンジンならではの滑らかな回転フィールと、ハイブリッド技術による環境性能が融合したこのシステムは、マツダの技術力の高さを示しています。
2005年の初公開から20年が経過した今、「先駆」が再び展示される意味は大きいです。
当時は未来の可能性を示すコンセプトカーでしたが、現代の視点で見ると、マツダが掲げる「魂動(コドウ)」デザインや「SKYACTIV」技術の原点とも言える要素が垣間見えます。
環境意識の高まりや技術の進化を踏まえつつ、走りの楽しさを失わない姿勢は、現在のマツダ車にもしっかりと受け継がれていることでしょう。
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オートモビル カウンシル2025では、マツダ先駆のほか、コンセプトカー「S8P」「マツダ VISION COUPE」「マツダ 魁(カイ) CONCEPT」、および4ドアセダン「ユーノス500」を展示予定とし、マツダデザインストーリーの一端を紹介するとしています。
このグリルの形は絶対格好良くなる!
ライトをちょっと吊り目系にしたら新しいマツダの顔になりそう
ボディのデザインもウネウネしすぎてなくていいと思う