驚愕の「7気筒の700馬力」vs「FR&MT化」! トヨタ首脳陣がガチで作ったヤバすぎる「カムリ」激突! ノーマル車は26年秋に日本復活へ
トヨタ自動車は、北米生産「カムリ」を用いた驚愕のカスタム対決を披露しました。豊田会長と中嶋副社長が率いるチームが、「7気筒」や「FR&MT化」など規格外のチューニングカーを発表。さらに関税問題を見据えた逆輸入の意義が語られ、2026年秋を目途に右ハンドル仕様で日本市場へ復活導入されることが明かされました。
トヨタ、北米製「カムリ」を26年秋に日本導入へ
スーパー耐久レースのイベント会場にて、トヨタ自動車の社内抗争「喧嘩3番勝負」の最終戦となる「北米生産カムリ カスタム対決」のトークイベントが開催され、会場は大いに盛り上がりました。
東京オートサロンから続くこの社内抗争は、今回が第3弾となります。
対決するのは、モリゾウ(トヨタ・豊田会長)が率いる「チームGR」と、プロレスラーさながらの威圧感を放つジャイアーノ(トヨタ・中嶋副社長)が率いる「チームTR(トヨタレーシング)」です。
事の発端は、アメリカの若者たちの間でセダンのカムリが「クールでかっこいい」と人気を集めていることに気づいたことでした。
そこから、北米生産のカムリを用いたカスタム対決の企画が密かに進められていったのです。

お披露目された2台の北米生産カムリは、まさに両極端な仕上がりとなりました。
チームGRのカムリは、白を基調としたクリーンなボディカラーを採用。
セダンならではのスポーティさと上品さを保ちながら、フロントフェンダーやリアスポイラーを備え、「走る」イメージを具現化しています。
バランスを重視し、将来の市販化をしっかりと見据えた王道のカスタムが施されています。
圧巻なのはその中身で、フロントに3気筒、リアに4気筒を搭載した驚愕の「7気筒ツインエンジンの700馬力×4WD」仕様。エンジンをかけると独特の重低音を響かせ、会場の度肝を抜きました。
一方のチームTRのカムリは、真っ黒なボディにビス止めオーバーフェンダー、巨大なチンスポイラーとリアスポイラー、そして竹槍マフラーのようなエグゾーストを備えた大迫力のスタイル。
内装にはシャンデリアやクリスタルシフトノブ、さらには氷が鳴るバーボンのグラスまで飾られるという破天荒ぶりです。
さらに中身も規格外で、現在開発中の2リッターエンジンを縦置きに搭載し、駆動方式をFFからFRへ変更、さらにMT化まで施されています。

イベントの途中、豊田章男会長(モリゾウ)からは、今回のプロジェクトの根底にある業界全体を見据えた想いと、熱いメッセージが語られました。
「現在、トヨタは世界中で車を作らせていただいています。しかし、経済波及効果の大きい日本の自動車産業を支えるためには、やはりある程度の日本生産量を確保しておかなければなりません。
一方で、関税などの問題に対しては、『アメリカなど世界各地で作ったクルマを日本に導入する』というアプローチがあります。特にカムリは、日本にも多くのファンがいらっしゃいますが、残念ながら現在は国内での生産・販売が止まっています。だからこそ、こうしたクルマでの可能性を示したいのです。
これによって貿易収支が多少なりとも改善すれば、関税問題の見直しにも繋がるのではないでしょうか。私は、関税問題において、お客様をはじめ、政府、そしてどのメーカーも、すべてのステークホルダーを『ウィナー(勝者)』にしたいと考えています。単に関税交渉を行うだけでなく、自動車産業に関わる多くの方々の強みを活かしながら、全員がウィナーになれる方法の一つになってくれたらと願っています。
どうか自動車業界を応援してください。トヨタに限らず、日本の自動車メーカーはみんな必死に頑張っています。とにかく日本の自動車業界への応援を、どうぞよろしくお願いいたします」
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また、北米製カムリの日本導入に向けたプロセスや、立ちはだかる認証問題について、中嶋副社長は次の通り、説明しています。
「我々のもう一つのチャレンジとしては、こういうクルマを日本に持ってくる時に、当然日本の車検は通らなきゃいけませんし、認証も当然通らなきゃいけません。
認証問題も色々ありましたけれども、これを全部イチからクルマを作って、全部認証を取って後何十台作ってやることも当然一般的な考え方です。
しかし、しっかりと開発のデータや中身の信憑性も含めてしっかりと国交省と一緒に合理的な認証の仕方でやっていこうという応援もいただいて、いま進めています」
国交省とも連携しながら、今ある開発データを活用した合理的なアプローチで認可を進めている現状が明かされました。
そんなカムリですが、以前から日本導入が検討されていました。
今回新たな情報としては、アメリカ生産のノーマルカムリを右ハンドル仕様で日本へ導入すること。
目標時期は「2026年秋頃」とし、販売目標は「年間1万台」を掲げていることが明かされました。
気になる価格帯について中嶋副社長は「オフィシャルなものの言い方としては、プリウスより上、クラウンより下。当たり前やないかい!」とユーモアを交えつつ回答。
続けて、「事前事業でやってるわけではありませんので、しっかりとそれでお客さんに笑顔になっていただき、我々もその苦しい顔じゃなくて笑顔でお届けしたいなと」と語り、お客様第一のクルマづくりと、日本市場へのカムリ復活に向けたトヨタの本気度が強く感じられる締めくくりとなりました。
Writer: くるまのニュース編集部
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