一般道で「ナビ」と「地図帳」どちらが早く着ける? 「ナビ“絶対服従”」VS「道路地図帳&カン」で70kmを検証! 結果はいかに
結果はどちらが早かった?
地図チームが東京駅丸の内口に到着したのは18時4分。3時間27分走行し、実走行距離は74.2kmでした。ナビチームはこの12分前にすでに到着しており、地図チームよりも3km弱短い71.4kmを走行しています。
検証結果は、混雑する一般道において地図やカンを頼りに走行することよりも、「ナビ絶対服従」のほうが少しだけ早いというものになりましたが、その差はわずかともいえます。

ナビを使うことのメリットは、現在地を見失うことがなく、ドライバーひとりで目的地まで行くことができる点と、地図を見ずに済むことで運転に集中できる点が挙げられます。
また、カーナビはクルマの道案内に最適化されているため、交差点や分岐、立体交差まで親切に案内してくれることもメリットです。
一方で、地図を見て走行することも決して「負けて」いるわけではなく、現在地からさらに広域を確認できる大きな地図のほうが俯瞰性に優れており、目的地を見つけやすいことに気づきます。
さらに、道幅や立体交差は表示されていませんが、バス停や右左折禁止などが明記されているほか、行き止まりとなる車止めの記載もあるなど、新たな抜け道を探すときに使いやすいと感じます。
土地鑑のある人はナビを操作するよりも、紙の地図を見て直感的に道を探すほうが早く着く場合もあるかもしれません。
加えて、地図では自車周辺の名所などもすぐに見つけやすいこともあり、ドライブのお供に携行しておけば、旅先のちょっとした寄り道などで役に立つこともありそうです。
※ ※ ※
ナビ・地図ともに、出かける前には複数のルートを選定しておいたほうが、予期せぬ通行止めなどに備えておくことができます。
また、運転しながらの注視は危険なため、道を確認する場合は安全な位置にクルマを停めて操作・確認をすることが重要です。
Writer: くるまのニュース編集部
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