20年ぶりデザイン刷新! 日野「“新たな”精悍モデル」に注目! 斬新すぎる「門型リアスポイラー」×新12速AMT搭載で燃費向上! 上質な「キング・オブ・観光バス」新セレガとは
高速路線・観光バスの定番となっている日野自動車の「セレガ」が、大幅マイナーチェンジされます。どのようなモデルなのか、解説します。
新デザインで進化を遂げた「高速路線・観光バス」の定番
安価で長距離移動ができる高速路線バスや、団体客を収容する観光バス車両の定番として、多くのバス事業者で導入されているのが、日野「セレガ」です。
そんなセレガが、まもなく大幅マイナーチェンジを迎えます。2025年10月の「ジャパンモビリティショー2025」では、実車が初公開されていますが、どのようなモデルなのでしょうか。
セレガは1990年に登場した大型観光・高速路線バスです。
従来の路線バスシリーズ「ブルーリボン」のうち、観光タイプとしてラインナップされてきた車型の後継モデルにあたります。以後、非常に多くのバス事業者に採用され、大型高速路線・観光バスの定番として広く知られています。
セレガ(S’elega)の名称は、「セクシー&エレガント」を組み合わせた造語であり、従来のバスとは一線を画す、流麗でモダンなデザインをいち早く採用しました。
特にフロント部分では、フロントガラスからバンパーまでを平滑で一体的にデザインし、ウインカー一体の横一文字ガーニッシュや乗用車のような灯体を採用。
このスタイリッシュなデザインは旧態依然としていたデザインの大型観光バスを一気に近代化させ、これ以後は他社も追従するようなトレンドを生み出しました。
現行型は2代目で、2005年8月に発売されたものです。初代の特徴であるフロントガラス下の横一文字ガーニッシュを継続しながら、フロントからサイドまで続く「アクセントピラー」を設けるなど、都会的でアイコニックなデザインに進化しました。
また、横長で2本のメッキバー付きセンターバンパーやプロジェクターヘッドライト、3つの丸を配したコーナーバンパーなどにより、精悍な印象が加わりました。
生産はいすゞとの合弁会社ジェイ・バスが担当し、いすゞではデザインの一部を変更して「ガーラ」の名称で販売しています。
2024年に登場した現行車型では、レーンキープアシストやオートヘッドライトの装備、ドライバー異常時対応システム(EDSS)などの機能が追加されました。
現行者型の搭載エンジンは8.9リッター直列6気筒ディーゼルターボの「A09C」で、360馬力を発揮し、7速AMTと組み合わされています。販売中の2024年モデルの価格(大型観光ハイデッカ・型式RU1ASDY)は消費税込みで4545万6400円です。
そして、2025年9月、日野はジャパンモビリティショー2025の出展概要を発表し、そのなかで20年ぶりにデザインを一新したマイナーチェンジモデルの登場を明らかにしました。

エクステリアは従来の雰囲気を継承しつつも、風を受け流すイメージの抑揚ある艶やかなラウンディッシュデザインを採用しました。フロントからサイドへの流れを強調し、流麗でエモーショナルなフォルムを実現すると同時に、空力性能も向上したといいます。
ヘッドライトは可変配光型となり、LEDコーナリングランプも備えることで視認性を高めています。現行型の特徴だった丸3つのコーナーバンパーは廃止され、ブラックのガーニッシュに変更することで近代的な印象となりました。
リアまわりの形状は大きく変更され、従来のルーフエンドにあったリアスポイラーから、ボディサイド中央付近まで連続する門型の「シャープエッジルーフ」へと進化しました。これにより空力性能の向上とともに、フラッグシップとしての存在感を表現しています。
下部のデザインは従来型を踏襲していますが、リアコンビランプは縦に光るバーのテールランプを基調とした先進的なスタイルに刷新されています。
走行性能では、従来車型と同じ「A09C」エンジンを継続採用しながら、新たに12速AMTを搭載。低燃費タイヤとの組み合わせにより、燃費の向上が図られました。
先進機能としては、出会い頭警報や左折巻き込み警報、車線変更警報、標識認識システムを採用。さらに新たに液体式リターダーも搭載され、安全性能も強化されています。
インテリアもカラーコーディネートが一新され、SDGsに配慮したコーディネートも採用されることで、乗客に上質な印象を与えます。
ジャパンモビリティショー2025で披露された新セレガですが、発売は2026年春頃を予定しており、販売価格やラインナップなどは後日発表される見通しです。
Writer: くるまのニュース編集部
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