ホンダ「次期型Z」!? 丸目の“昭和レトロ”デザイン&“6速MT”搭載で「楽しそう!」「新型プレリュードより魅力的」の反響も! 懐かしい“初代モデル”モチーフで「水中メガネ」も再現! 斬新ハイブリッドクーペ「Re:Z」に大注目!

ホンダアクセスが「東京オートサロン 2018」に出展して話題を呼んだスポーツクーペ「Re:Z」とは一体どのようなクルマだったのか、その意義を振り返ります。

ホンダ「次期型Z」!? 丸目の“昭和レトロ”デザイン&“6速MT”搭載!

 2025年10月29日から11月9日にかけて開催された「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」では、未来のモビリティが多数展示され注目が集まりましたが、過去のモーターショーで発表されたコンセプトカーの魅力もまた、我々の心を惹きつけます。

 本記事では、2018年の「東京オートサロン」でホンダアクセスが披露し、今なお熱狂的な支持を集めるスポーツクーペ、「Re:Z(アールイーゼット)」の意義と、その背景にあるホンダの哲学を振り返ります。

ホンダ「次期型Z」!? 丸目の“昭和レトロ”デザイン&“6速MT”搭載!
ホンダ「次期型Z」!? 丸目の“昭和レトロ”デザイン&“6速MT”搭載!

 Re:Zは、ホンダ車の純正アクセサリーを手掛けるホンダアクセスが開発した、レトロフューチャーなデザインの2シーターハッチバックスポーツクーペです。

 ベースは2010年発売のハイブリッドスポーツカー「CR-Z」でありながら、そのデザインモチーフには、1970年代に「水中メガネ」の愛称で親しまれた名車「ホンダZ」が選ばれました。

 開発デザイナーは、ホンダZへの強い憧れを抱きつつも旧車ゆえに所有が難しいことから、「なんとか現代のクルマでホンダZを再現したい」という情熱を込めて、このRe:Zを生み出したと言います。

 そんなRe:Zの開発コンセプトは、「はじめての・ひさびさのデートカー」。

 単なる速さだけでなく、夫婦二人の日常生活に困らない程度の積載性も考慮し、愛する人とゆったり過ごすカーライフをイメージして製作されました。

 エクステリアは、CR-Zの後部を大胆にカスタムし、ホンダZの象徴であった“水中メガネ”のようなリアウインドウを見事に再現。

 またホンダアクセスならではの「純正流用カスタム」も見どころで、テールランプはコンパクトミニバン「モビリオスパイク」から、ヘッドライトエンブレムは軽自動車「N-ONE」から、LEDフォグランプはセダン「アコード」からなど、様々なホンダ車の純正部品を巧みに取り入れています。

 インテリアも同様に、「ステップワゴン」のハンドルやN-ONEのエアコン吹き出し口を流用することで、遊び心と実用性を両立させました。

 さらに、チェック柄のシート表皮はバイクの「モンキー 50周年記念モデル」のものを取り入れるなど、2輪車と4輪車どちらも手掛けるホンダならではの粋な演出が随所に光ります。

 パワートレインは、CR-Zから引き継いだ独自のハイブリッドシステム「IMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)」と1.5リッターVTECエンジンを組み合わせ、エンジン最高出力120馬力、モーター最高出力20馬力を発揮。

 さらに、トランスミッションには6速MTが選択され、操る楽しさを提供します。

 ボディカラーには、バイク「スーパーカブ110」に使われる2輪車専用色「グリントウェーブブルーメタリック」を採用しました。

 ちなみにRe:Zの車名の“Re”には、「リラックス」「リノベーション」「リユース」「リバイバル」の4つの意味が込められています。

 あえて新車販売が終了したCR-Zをベースに選んだのは、「中古車を仕立て直して愛着を持って長く乗ってほしい」という、深い願いを垣間見ることができます。

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 このようにユニークな誕生経緯を持つRe:Zに対し、SNS上では「懐かし~!」「ちゃんと初代Zの水中メガネっぽい」「6速MTでこれ運転するのは楽しそうだ」「レトロな3ドアクーペって今の国産車で無いから好き」といった肯定的なコメントが多く寄せられています。

 特に「新しいプレリュードも悪くないけどMTが無いんだよね…」「そうなると新型プレリュードよりRe:Zが欲しい」「Re:Zをあらためて現代化して市販して下さい!」という声や、「出してくれたら本当に買うからね!」という熱望の声は、このモデルが持つ潜在的な市場ニーズの強さを示しています。

 初代Zや80年代を知る世代、いわゆる「おじさんホイホイ」的な企画でありながらも、現代の市場に欠けている「純粋な遊び心とスタイル」を持つRe:Zのようなモデルの市販化が、今こそ望まれているのかもしれません。

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Writer: くるまのニュース編集部

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