トヨタ・スズキ・ダイハツが「新型“軽バン”」を投入へ! 「航続距離200km」目指す! 共同開発する新たな「EV」25年度内に発売

スズキ・ダイハツ・トヨタが一緒に取り組む意味とは

 最新の発表によると、2025年1月29日に3社は、BEV商用軽バンについて2025年度中にそれぞれ導入を目指すことを決定しました。

 この決定により、当初予定されていた2023年度内の導入から延期されることになりましたが、着実に実用化に向けて開発が進んでいることが伺えます。

ダイハツ・スズキ・トヨタ3社共同開発の軽商用BEV
ダイハツ・スズキ・トヨタ3社共同開発の軽商用BEV

 今回の3社による共同開発は、日本の物流システムの中で重要な役割を果たす軽商用車の電動化という点で大きな意義を持っています。

 特に都市部の狭い道路や住宅密集地域でのラストワンマイル配送において、小回りの利く軽商用車は欠かせない存在です。

 軽商用車の電動化が進めば、都市部の大気汚染や騒音の軽減にも貢献することが期待されます。

 特に配送業においては、早朝や深夜の配送も多く、静かな電気自動車の特性は住宅地での配送時の騒音問題解決にも役立つでしょう。

 また、商用車全体の保有台数の約60%を占める軽商用車の電動化は、カーボンニュートラル実現への大きな一歩となります。

 しかし、導入コストや充電インフラの整備、充電時間による業務効率への影響など、実用化に向けてはまだ解決すべき課題も残されています。

 このBEV商用軽バンの開発は、日本の自動車メーカーが持つ技術やノウハウを結集させた取り組みであり、競合関係にある企業同士が環境問題という共通課題に対して協力する良い例と言えそうです。

 2025年度の導入に向けて、今後の開発の進展や具体的な製品仕様の発表が期待されます。

【画像】「えっ…!」これがダイハツ製「スズキの新型“軽バン”」です!(30枚以上)

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1件のコメント

  1. 郵便局は既にEVバイクやEV軽ワゴンを導入し、街で見かける機会も増えてきた。近所のクロネコ配送トラックは既にEVだ。市町村のごみ収集車がEVになれば相当排ガスも減少するし、何よりあのうるさいエンジン音が緩和される。これはまだまだかもしれない。宅配等の商用軽ワゴンが増えるのは歓迎したい。しかしかなり過酷な使い方をされると思うので、このように丈夫で故障しない国産はとてもよいと思う。中国製みたいにすぐ燃えるようでは危険過ぎる。BYD等の中国製だけは導入しないでもらいたい。

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