日産の新「高級“四駆SUV”」がスゴイ! “エレガンス顔”&モダンな「豪華内装」採用! 画期的な“運転支援技術”搭載で「手放し走行可能」に! 快適性&利便性アップの新たな「ムラーノ」米国仕様って?
日産の米国法人が2025年9月に発表した「ムラーノ」2026年モデル。2002年の登場以来、北米を中心に人気を集めてきたクロスオーバーSUVですが、最新モデルでは全車AWD化や運転支援技術の強化など、着実な進化が図られました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
全車AWD化&手放し運転可能に!
2025年9月、日産の米国法人が「ムラーノ」の2026年モデルを発表しました。
同車は2002年から販売されているクロスオーバーSUVで、現行モデルは2025年に登場した4代目です。では、2026年モデルではどのような点が変更されたのでしょうか。

ムラーノは、日産が2002年に発売したミドルサイズのクロスオーバーSUVです。初代は2008年まで販売され、その後2代目、3代目と継続し、2025年には待望の4代目がデビューしました。
当初は北米専売モデルでしたが、日本でも2004年に販売されるなど、複数の国で展開されました。
日本では2015年に販売を終了しましたが、海外では高く評価され、ミドルサイズSUVの人気モデルとして位置付けられています。
3代目のエクステリアは、日産のデザインコンセプト「Vモーション」を採用し、個性的なV字型のフロントグリルやブーメラン状のヘッドライトが特徴的でした。
一方、4代目では新しいデザインテーマ「エネルギッシュ エレガンス」を採用。フロントには進化した「デジタルVモーショングリル」を備え、リアは一文字型のテールライトを採用するなど、シンプルで洗練されたスタイルへと進化しています。
インテリアもエクステリア同様、シンプルで上質な雰囲気にまとめられています。特にインストルメントパネル周りは静電容量式タッチボタンを採用し、すっきりとしたデザインを実現しました。
また、車名の由来であるイタリア・ムラーノ島の「ムラーノガラス」をモチーフに、光の加減で輝きが変化する意匠を取り入れている点も特徴です。
パワートレインには、新たに最高出力241hpを発揮する2リッター「KR20DDET」型エンジンを採用。
トランスミッションはパドルシフト付きの9速ATで、駆動方式は4WDとFFがラインナップされました。
2025年10月に発表された2026年モデルでは、全グレードにインテリジェント四輪駆動システムを標準装備。全車AWD化により、走行安定性が向上しました。
また、デュアル12.3インチディスプレイを用いたインフォテインメントシステムも進化。
Googleを内蔵したことでGoogleマップの使用や、より快適な音声操作が可能になりました。
最上級グレード「プラチナ」には、最新の運転支援システム「プロパイロット アシスト2.1」を採用。
高速道路走行時にはステアリング、アクセル、ブレーキを自動制御し、「ハンズオフ走行」を実現します。
走行状況に応じ、遅い車両を検知すると追い越しを提案するほか、レーンチェンジアシスト機能も追加されました。
さらに、新たに「SLコンフォートパッケージ」が設定され、ベンチレーションおよびマッサージ機能付きのフロントシート、リアシートヒーター、モーションセンサー付きパワーリフトゲートなどが追加され、快適性と利便性が向上しています。
エクステリアやパワートレインに大きな変更はありませんが、全車AWD化や運転支援機能の進化などにより、2026年モデルは正常進化を遂げたといえるでしょう。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。











































































