ホンダ「新型“5ドアモデル”」世界初公開へ! 「シティ復活!?」な“丸目ライト”×ワイドフェンダー採用! 「走り」重視のN-ONE風モデル「スーパーEV コンセプト」英国で披露へ
ホンダは英国で開催の自動車イベント「Goodwood Festival of Speed 2025」で、新たな小型EVのコンセプトモデル「Super EV Concept(スーパー イーブイ コンセプト)」を世界初公開します。
新たな「小型ハッチバック」登場へ
ホンダは2025年6月17日、英国で開催の自動車イベント「Goodwood Festival of Speed 2025」の出展概要を発表し、新たな小型EVのコンセプトモデル「Super EV Concept(スーパー イーブイ コンセプト)」を世界初公開すると明らかにしました。
どのようなクルマなのでしょうか。

Goodwood Festival of Speed(グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード)は1993年から開催されているモータースポーツイベントです。
英国南部のサセックス州にある、イングランドの貴族の第11代リッチモンド公爵チャールズ・ゴードン=レノックス氏が所有する敷地内で開かれるもので、歴史的に価値のあるクルマのほか、レーシングカーによるヒルクライム走行などが行われています。
次回は、ホンダがFIAフォーミュラ・ワン世界選手権(F1)初勝利から60年の節目となる年で、モータースポーツへの挑戦の歴史や、チャレンジスピリットから生まれた2輪・4輪・パワープロダクツのさまざまな製品を企画展示する予定です。
そのひとつであるスーパー イーブイ コンセプトは、「ホンダらしいFUNを追求したAセグメントの小型EV」として説明される新型5ドアハッチバックのEV(電気自動車)です。
今後のグローバル展開も視野に入れ、開発が進められているとし、使い勝手の良さとホンダならではの「操る喜び」の両立を目指してデザイン。高揚感をもたらす走りを実現したとしています。
すでに英国内ではイベントに先駆け、目立つ紫の擬装を施したテスト車両で走行試験を行っているといいます。
今回の出展概要発表と同時に公開された画像では、ロンドンを象徴するウエストミンスター寺院の時計台前を走行するスーパー イーブイ コンセプトの走行シーンで、エクステリアの細部は不明ですが、大まかなスタイリングが確認できます。
スラント形状のテールや親しみやすい丸目ヘッドライトは、現在販売中の軽ハイトワゴン「N-ONE」と類似していますが、長いホイールベースや、大きく膨らんで踏ん張り感のある前後フェンダーなどは、かつての「シティ」やコンセプトカー「SUSTAINA-C Concept」とも共通性を感じます。
SUSTAINA-C Concept(サステナシーコンセプト)は、2023年10月に開催の「ジャパンモビリティショー2023」で世界初公開されたモデルで、3ドアハッチバックの小型ボディに電動パワートレインを搭載。
再生素材に由来するボディや特徴的なデザイン、さらに同車に収まるように設計された「ポケットコンセプト」も同時発表だったことで、シティの復活とも称されました。
また、ホンダは2023年4月の発表「2023 ビジネスアップデート」において、2025年中にN-ONEベースのEVを投入すると明かしており、スーパー イーブイ コンセプトは、これのプロトタイプとみられます。
※ ※ ※
このほかグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2025では、「Honda 0 SUVプロトタイプ」「プレリュード プロトタイプ」「CR-V e:PHEV」「HR-V マイナーモデルチェンジモデル」などが披露されます。
開催日程は2025年7月10日から13日です。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。