価格391万円! トヨタ「“ミニ”ランクル!?」な「プロボックス“デストロイヤー”」がスゴい! 丸目&タフスタイルもイイ“コンプリートカー”「70YO.70」仕様とは
日本のビジネスシーンを支える商用バン「プロボックス」が、驚きの変貌を遂げました。福岡県のカスタムショップ「箱ばん屋」は、ランドクルーザー70のスタイルを融合させた一台を披露しています。どんなモデルなのでしょうか。
営業車が「丸目」のオフローダーに激変!?
福岡市博多区に拠点を構え、個性的なカスタムカーを世に送り出している「箱ばん屋」は、公式インスタグラムで興味深い一台を公開しています。
ベースとなっているのは、街中で見かけない日はないトヨタの商用バン「プロボックス」。
しかしその姿は、往年の名車「ランドクルーザー70(ランクル70)」を彷彿とさせるタフなスタイルへと生まれ変わっています。

今回注目したのは、箱ばん屋が手掛けたカスタムコンプリートカー、その名も「70YO.70 DESTOROYER(デストロイヤー)」です。
モチーフとなったランドクルーザー70といえば、1984年の誕生以来、その基本設計を変えずに生産され続けている本格クロスカントリー4WD。「再々販」が話題になるなど、その無骨で機能的なデザインは今なお多くのファンを魅了してやみません。
一方のプロボックスは、2002年の登場からビジネスの最前線で活躍し続けるロングセラーのライトバン。高い積載能力と耐久性を誇り、近年ではその素性の良さに目をつけたキャンパーやアウトドア愛好家たちから、カスタムベースとしての人気が急上昇しています。
デストロイヤーは、そんな「働くクルマ」の代表格であるプロボックスに、ランクル70のDNAを注入した意欲作です。
最大の特徴は、やはりそのフロントフェイスでしょう。商用車然としたオリジナルの顔つきは影を潜め、ランクル70を象徴する「丸目ヘッドライト」を大胆に移植。中央にはメッシュグリルを配置し、独立したウインカーレンズを添えることで、クラシカルかつ硬派な四駆の表情を見事に再現しています。
エクステリアは引き締まったブラックでフルコーティングされ、ルーフには大型のルーフバスケットを搭載。足元にはマッドテレーンタイヤと14インチホイールを履かせることで、荒野が似合うオフロードスタイルを確立しました。
インテリアもまた、外観の迫力に負けない仕上がりです。車内はブラックを基調としたシックな空間にまとめられ、シートには高級感のある革張り調の素材を採用。
広大なラゲッジスペースは、黒の木目調パネルでフロアを作り込むことで、商用バンの安っぽさを完全に払拭。遊び道具を満載して出かけたくなるような、大人の秘密基地のような雰囲気が漂います。
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この70YO.70 DESTOROYERですが、新車をベースにしたフルコンプリートカーとしての販売価格は、諸費用込みで391万円です。
現場で鍛えられたプロボックスの実用性と、憧れのランクルスタイルを両立させたこのモデルは、他とは違う一台を求めるユーザーにとって魅力的な選択肢となりそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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