日産のプレミアムスポーティサブブランドとして、上質な素材感や細部の仕立てにこだわるお客さまに向けたカスタマイズカーが「AUTECH」です。その「AUTECH」を手掛ける日産モータースポーツ＆カスタマイズ（以下NMC）が、さりげない個性やこだわりをクルマに求める人に向けて新たにラインナップしたシリーズが「AUTECH LINE（オーテックライン）」です。

　今回の「ルークス AUTECH LINE」は、「もっとクールに、もっとアグレッシブに」という商品コンセプトを掲げて、軽スーパーハイトワゴンという実用性重視のカテゴリーに、「クールで存在感のあるエクステリア」や「スタイリッシュなブラック基調のインテリア」、「上質さと利便性を兼ね備えた防水シート」といった価値をプラスしています。単なる移動手段ではなく、自分らしさを表現する「ファッション」の一部へと昇華させているクルマです。

　このルークス AUTECH LINEには、専用デザインのフォグランプフィニッシャーや15インチアルミホイール、シルバーのドアミラーに加え、新型ルークスシリーズでは唯一となるブラック基調のインテリアが採用されています。

　さらに、シート地にスタイリッシュなデザインと上質な手触り、そして防水機能を備えた専用生地が採用されていることも特徴です。

　ルークス AUTECH LINEのベースとなるのは、最上級グレードの「ハイウェイスターGターボ」および「ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション」であるため、軽自動車としてはトップレベルの機能や装備が与えられています。

　中でも今回試乗する「プロパイロットエディション」には、先進の安全運転支援システム「プロパイロット」が標準装備されています。

　プロパイロットとは、自動車専用道路でのアクセル、ブレーキ、ハンドル操作をクルマがアシストし、前走車がいる場合は自動で追従走行することもできる機能で、長距離移動時におけるドライバーの負担を大きく軽減してくれます。

　このようにルークス AUTECH LINEは、ベース車が持つ高い性能や便利な機能をそのまま受け継いでいるので、特別なデザインとともに最新のテクノロジーを存分に味わえるのが大きな魅力です。

　今回は、1男2女の子どもを持つママであり、フリーランスモデルとしても活躍する遠藤めぐみさんが、長女のらんさんと共にルークス AUTECH LINEと週末を過ごす姿に密着しました。

「あっ、『見えルークス！』だ！」

　ルークス AUTECH LINEと対面したらんさんは開口一番、ルークスのTVCMのキャッチコピーを口にしました。

　午前10時、都内のマンションを出発した2人はまず、湾岸エリアにあるカフェに向かいます。ルークス AUTECH LINEのハンドルを握るめぐみさんは、その第一印象を次のように語ります。

「子どもが大きくなるまでは、クルマを運転することなんてほとんどなかったんですけど、長男がサッカーを始めたら、クルマで送り迎えする必要ができちゃって。でも、幅の狭い都内の道路を主人のSUVで運転するのはちょっと大変だったんです。

　その点、ルークス AUTECH LINEは運転しやすくて安心です。視界が広くて、まさに『見えルークス！』ですね。

　あと、驚いたのがインテリアの質感です。正直なところ、軽自動車ってどこか安っぽいイメージがあったんです。でも、ルークス AUTECH LINEはブラック基調のインテリアが高級感抜群ですね。

　肌触りの良い専用シートもいい感じ。『軽自動車らしくないな』というのが、ルークス AUTECH LINEの率直な第一印象です」（めぐみさん）

　めぐみさんは、運転のしやすさや、いい意味で軽自動車らしくない“上質な質感”を評価したようです。次のページでは、「ルークス AUTECH LINE」の魅力をさらに深掘りしていきます。