ダンロップ「シンクロウェザー」2年目の性能は? 1万2000キロ走った次世代オールシーズンタイヤで積雪・氷上路面を試乗テスト!【PR】
ダンロップの次世代オールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」の登場時に「くるまのニュース」で、その圧倒的なオールラウンド性能をレビューしました。しかし、新品時の性能が良くても2年目以降はどうか?と思う人も多くいることでしょう。今回はその疑問を解消するべく、およそ1年、約1万2000キロを走ったシンクロウェザーを使って、長期使用時の性能をあらゆる路面で検証しました。
新品での性能は確認済み… では2年目のシンクロウェザーは?
2024年10月にダンロップから登場した「シンクロウェザー」は、あらゆる路面に対応できる次世代のオールシーズンタイヤとして高い評判を得ています。 実際に筆者(西川昇吾)も2024年にあらゆる路面で試乗をおこない、そのオールラウンダーぶりに驚かされたばかりです。


ダンロップのシンクロウェザーは、一般的なオールシーズンタイヤでは苦手とされているアイス路面での性能も高く、「一般的なカーライフなら1年通してこれ1本でOK!」と思える、まさに「オールシーズン」なタイヤにふさわしい性能を体感させてくれました。
しかし、今回のシンクロウェザーに限らず、タイヤの購入を検討する人にとって重要なのは「2年目以降の性能」ではないでしょうか。四季を通して履きっ放しのシンクロウェザーが2回目の冬路面でも通用するか否か…それは筆者も気になっていたところでした。
そんな時に、くるまのニュース編集部から「装着してから2年目になるシンクロウェザーを試乗してみませんか?」とのお声がけが!これには二つ返事で「ぜひ!」と回答し、2年目のシンクロウェザーをあらゆるシチュエーションで運転できることになりました。
約1年ぶりのLBXは前回試乗からシンクロウェザー履きっ放し

今回の相棒は、2024年に試乗をした時と同じ個体のレクサス「LBX」。シンクロウェザーは前回試乗した時からそのまま丸1年間、雨の日も酷暑の真夏もそのまま「履きっ放し」の状態で、現在は約1万2000キロ走行しており、前後ローテーションは1回行っています。

「年間1万キロ」というのはよく聞くフレーズですが、2年目の性能をチェックするにはピッタリな使用度合いと言えます。
新品時のシンクロウェザーは、サイズによって差があるものの、乗用車サイズでは8.0mm〜8.5mmの溝深さがあるようです。そこでLBXで1万2000キロを走ったシンクロウェザーの溝深さを計測してみると、深い場所で6.8mmの溝深さになっていました。
スリップサインまでの深さは5.2mmで、スタッドレスタイヤの使用限度とされるプラットフォームまでは3.0mmほど残っているので、この溝深さを見る限りは雪道の走行もまだまだ大丈夫そうです。
ドライ路面の一般道・高速道路では新品時と変わらない剛性

新品装着から2年目に突入したシンクロウェザーの現状を確認したところで、雪道を求めてさっそく出発! 今回は、都心から出発して長野県にある志賀高原地方を目指しました。

走り始める前に「約1年前の試乗では、ドライ路面での性能にも感激したなぁ」と思い出しながら走行を開始し、一般道、首都高速道路、関越自動車道、上信越自動車道とクルマを走らせました。どのシチュエーションにおいても1年前に感じた好印象はそのままで、タイヤの銘柄を知らないまま乗ったとしたら、まずサマータイヤだと思ってしまうほどのオンロード性能がキープされていました。
また、ブロックの溝が深いスタッドレスタイヤやオールシーズンタイヤの場合、「高速走行時の直進安定性の低さや車線変更時のヨレ感が気になる」というイメージがある人も多いかもしれません。
しかし、常温ではサマータイヤと同等の剛性を持ち、低温になると働く「温度スイッチ」と、水に触れるとゴム表面が柔らかくなる「水スイッチ」を併せ持った「アクティブトレッド」を備えるシンクロウェザーでは、ドライ路面の高速道路でも一般的な夏タイヤと同様に、快適にドライブができます。
ロングドライブでも疲れ知らずの運転感覚

そのうえシンクロウェザーはロードノイズも少なめで、コンフォート性能も高く仕上がっているので、ロングドライブにも最適なタイヤだと言えるでしょう。

関越自動車道をひた走り、休憩時のサービスエリアでタイヤのトレッド面を指で押してみると、スタッドレスタイヤと比べて明らかに硬めのゴムになっています。
実際に、ドライ路面を走っている限りでは約1年前に試乗した時と印象はまったく変わらず、一般的なサマータイヤのドライ性能と言って差し支えないと思います。
「オールシーズンタイヤ」と言えば雪道での性能が話題に上がりがちですが、1年を通じて走行する比率が多いのは乾いた舗装路です。そう考えると、こういったドライ路面での性能もオールシーズンタイヤには重要な性能だと言えますが、その点についてシンクロウェザーなら安心できるでしょう。
関越自動車道から上信越自動車道へ、長野県に到着だ!

新品装着時にドライ路面で感じた好感触を思い出しながら走っていると、あっという間に長野県に到着です。
今回の試乗時、志賀高原がある横手山の麓はドライ路面となっていましたが、標高が高くなるにつれウエット、雪交じりのシャーベット、スノー、時折アイスバーンと、路面は刻々と変化していきます。まさに、シンクロウェザーの性能チェックにはもってこいの環境です。

横手山を上り始めて序盤のウエット路面は、雪解け水が道路に沿って降りてきた非常に冷たい水ですが、特別な注意をすることもなくクリアしました。
ハイドロプレーニングが起きそうなハードなウエット路面ではありませんでしたが、ドライ→ウエット路面と突然変わる路面でも、タイヤからハンドルに伝わってくるインフォメーションと安心感は変わらないままです。























































