レクサス新型「ES」世界初公開! 最速で「徹底解説!」 開発キーマン2人に直撃! デザイン・パワトレ、そして走り… 次世代セダンの開発秘話とは

いままでのレクサスとは違う? インテリアの挑戦とは

―― インテリアは決して派手さやインパクトはありませんが、レクサスの本質である「精緻」、「仕立ての良さ」がより表現されているように感じました。

 千足:せっかく視界が広く開放感ある室内空間をつくりましたので、それをより引き立てられるようなデザインをお願いしました。

 熊井:中国はインパクト重視ですが、我々は「どうすればレクサスになるのか?」を強く意識した結果、シンプルモダンの考えを随所に盛り込んでいます。

 その結果、どこの席に座ってもベストポジションで快適な時間を過ごせる室内空間が実現できたと思っています。

新たにステアリングとインパネ部に採用した「レスポンシブヒドゥンスイッチ」(撮影:山本シンヤ/上海モーターショー2025)
新たにステアリングとインパネ部に採用した「レスポンシブヒドゥンスイッチ」(撮影:山本シンヤ/上海モーターショー2025)

―― 最近は多くのメーカーがタッチパネルから物理スイッチへの回帰が進んでいますが、その辺りに関しては?

 熊井:シンプルモダンはスイッチが無いほうが表現しやすいですが、やはりいざと言う時にスイッチをパッと触れない/探せないのはクルマとしてNGです。

 要するに、普段は必要なないけど、必要な時に出てくるスイッチが理想と言うわけです。

 千足:デザインと機能を両立させるために新たにステアリングとインパネ部に採用した「レスポンシブヒドゥンスイッチ」です。

 これは一見静電タッチパネルのように見えますが、押すとクリック感があるので押し間違えはありません。

 更に機能アイコンは普段は消灯していますが、手をかざすと点灯する演出を盛り込んでいます。

―― レクサスのインパネ周りは時代によって様々なアイデアが採用されてきましたが、「これぞ!」と言う決定打に欠けていたのも事実です。ただ、新型ESを見て明確な方向性が見えてきたような気がしました。居住性に関してはどうでしょうか?

 千足:FFレイアウトに加えてホイールベースは2950mmですので、後席の足元空間は現行LSを超える広さを実現しています。

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