323万円から! トヨタ新「RAV4」は2WD廃止で“全車4WD”搭載に! 悪路性能アップした「ワイルドSUV」どう進化した?

トヨタの本格的なSUVとして人気を誇るのが「RAV4」です。2024年11月に最新モデルが発表されたのですが、どのように進化したのでしょうか。

最新「RAV4」は全車4WD!

 トヨタ「RAV4」は1994年の初代モデル発売以来、本格的なクロスオーバーSUVとして人気を博してきました。
 
 現行モデルは2019年に登場した5代目。ボディサイズは全長4600mm-4610mm×全幅1855mm-1865mm×全高1885mm-1890mmで、プラットフォームを共有する同じトヨタのSUV「ハリアー」とほぼ同じサイズです。

トヨタのワイルドSUV「RAV4」
トヨタのワイルドSUV「RAV4」

 RAV4の外観は、ワイルドな六角形のグリルを装着した、SUVらしい力強いスタイリングが特徴的。タフな仕様の「アドベンチャー」グレードでは、大型のフロントグリルが目を引きます。

 また、大径タイヤが採用され、オフロード性能の高さを印象付けます。

 室内空間は580リットルのラゲッジスペースを確保しており、アウトドアなどあらゆるシーンに対応可能です。

 パワートレインは、2リッターガソリン、2.5リッターハイブリッドに加え、2020年6月に2.5リッタープラグインハイブリッドが追加され、さまざまなパワートレインが選択可能です。

 走行性能では、前後のトルク配分と後輪のトルクを左右独立で制御する世界初のシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」をガソリン車の上位グレードに搭載。

 プラグインハイブリッド車は、システム最高出力306馬力を発揮し、0-100km/h加速6秒を誇るなど、荒れた路面状況から舗装路まで走りの質を高めています。

 最新のRAV4は2024年11月に一部改良モデルが発表され、2WDが廃止されて全車が4WD(ハイブリッド車はE-Four)となったほか、ユーザーに人気のアイテムを標準装備へと変更され、機能の拡充が図られました。

 具体的な変更点として、「X」グレードでは「ブラインドスポットモニター」や「パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)」「ドアミラーの足元照明」を装備。

 また「Adventure/G“Z package”/G/Z」グレードでは「10.5インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus」が装着済みとなります。

 さらにハイブリッド車では、メーカーオプションのアクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付)を選択した際、車内への虫などの異物や雨水の浸入を予防するため、ドアと窓を閉めたままでも電源コードを車外へ出せる外部給電機能用の「外部給電アタッチメント」が標準装備されました。

 RAV4の価格(消費税込)は、323万7300円から566万1700円です。

※ ※ ※

 2024年11月に開催された「SEMAショー 2024」(米国・ラスベガス)では「RAV-X コンセプト(以下、RAV-X)」が世界初公開されました。

 RAV4 PHEV(2024年モデル)をベースとし、日常的なユーティリティを備えながら、ラムエアインテークを装着する前でも302hpのパワーを発揮。バッテリーの配置により重心が低くなったため、オフロード性能に理想的なプラットフォームへと仕上がりました。

 設計・デザインはダカール・ラリーの過酷な耐久性をイメージしたもの。極限の環境を克服するためのオフロード走破性に加えて高速性能を重視したコンセプトカーとなっています。

 トヨタの米国法人は「RAV-Xは次世代RAV4の可能性を探るコンセプトカー」と説明しており、注目されています。

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