トヨタ新型「クラウンエステート」登場! ラージSUVのライバル マツダ「CX-60/CX-80」や三菱「アウトランダー」との違いとは【ライバル車比較】
トヨタ16代目「クラウン」シリーズ第4弾となる新型「クラウンエステート」が登場しました。大容量の荷室を持つエステートは、「遊び」を楽しむユーザーにはベストチョイスですが、ライバルとなる国産車にはどのようなモデルが該当するのでしょうか。
国内外に数多くのライバル車が存在!
登場が待たれていたトヨタの新型「クラウンエステート」が、いよいよ正式発売となりました。
ワゴンとSUVの良いとこどりをしたモデルですが、ライバルはどういった車種があるのでしょうか。

2022年7月、16代目となるクラウン全4シリーズが世界初公開されてからおよそ2年半、ようやく新型クラウンエステートが正式発売されました。
ステーションワゴンというよりもクロスオーバーSUVに近いスタイルで、ボディサイズは全長4930mm×全幅1880mm×全高1625mm、ホイールベースは2850mmと、堂々とした大きさを誇ります。
4つのシリーズのなかでもっとも先にデビューした「クラウンクロスオーバー」と比べると、全長とホイールベースは同じですが、全幅で+20mm、全高で+85mm拡大しました。
最大の特徴は、後席シートバックを倒したときの荷室奥行きが2m超もあること。自転車やサーフボードもそのまま積み込むことができるので、多目的に使えるクルマとして魅力にあふれています。
パワートレインは、クラウンクロスオーバーなどと比べフロントモーターの出力を約5割向上させたといい、システム最高出力243psの2.5リッターHEV(ハイブリッド車)と、システム最高出力306psの2.5リッターPHEV(プラグインハイブリッド車)の2種類が用意されます。
ともに後輪をモーターで駆動する4WD(E-Four)のみの設定です。
価格は、同様のパワートレインを搭載する「クラウンスポーツ」(590万円から765万円)よりもやや上昇し、ハイブリッド車は635万円、PHEVは810万円です(価格は消費税込み、以下同)。
となると想定される国産車のライバルは、上級クラスの国産ステーションワゴンやクロスオーバーSUVたちでしょう。
国産ステーションワゴンだと、スバル「レガシィ アウトバック」(426万円から451万円)がライバルに挙げられますが、残念ながらアウトバックは、2025年3月をもって受注終了となることが発表されています。
もしも「クロストレック」に搭載した最新のストロングハイブリッドがレガシィ アウトバックに投入されることがあれば、新型クラウンエステートと良いライバル関係になったかもしれません。
ダサ!何時かはクラウン、二度と乗るきは、起きない