トヨタ新型「クラウンエステート」登場! ラージSUVのライバル マツダ「CX-60/CX-80」や三菱「アウトランダー」との違いとは【ライバル車比較】

高い環境性能と安定した走行性能 -三菱「アウトランダーPHEV」-

 もうひとつ、三菱「アウトランダーPHEV」(526万円から635万円)も新型クラウンエステートのライバルといえます。

三菱「アウトランダーPHEV」
三菱「アウトランダーPHEV」

 こちらも5人乗りと7人乗り仕様がありますが、全長が4720mmと3列シート車としてはコンパクトなため、3列目シートはそこまで実用的ではありません。

 ただ3列目シートを床下に収納し、2列目シートも折り畳んで前席シートを最前までずらせば、最長2040mmもの荷室長を確保することができます。

 アウトランダーPHEVはまた、ツインモーター4WD×「S-AWC」によって、どこを走行しても安心感の高い走りが得らえることや、EV航続距離が102kmもあるPHEVとしては驚異のローコストを達成しているクルマでもあります。

 オフロード寄りのワイルドなスタイリングが好みであれば、こちらもオススメしたいモデルです。

※ ※ ※

 他にも国産車であれば、トヨタの本格四輪駆動車「ランドクルーザー250」(520万円から735万円)もライバルといえます。

 また輸入車ならば、メルセデス・ベンツ「Cクラスステーションワゴン」「Cクラスオールテレイン」(740万円から865万円)やBMW「3シリーズツーリング」(676万円から988万円)、フォルクスワーゲン「パサート」(524.8万円から724.5万円)、ボルボ「V60」(649万円から909万円)あたりが、価格の上ではライバルですが、ボディサイズはいずれもひとまわり小さなものとなります。

 いよいよ発売となる新型クラウンエステート。はたして国内販売におけるステーションワゴンやクロスオーバーSUVの勢力図を変える存在となるのか、今後の動向にも注目が集まります。

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Writer: 吉川 賢一

日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイライン等のFR高級車の開発に従事。新型車や新技術の背景にあるストーリーや、作り手視点の面白さを伝えるため執筆中。趣味は10分の1スケールRCカーのレース参戦、クルマ模型収集、サウナなど

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