マツダ「新型2ドアスポーツカー」登場!? 「RX-7後継!?」な“リトラ”ライト×ロータリーエンジン搭載! 美しすぎる2シーター「アイコニックSP」市販版はどうなるのか
「ジャパンモビリティショー2023」で世界初公開されたマツダ「アイコニックSP」は、ロータリーエンジンを搭載した次世代スポーツカーコンセプトとして、また「RX-7」後継車ではないかと注目を集めました。期待される市販化はいつになるのでしょうか。
「アイコニックSP」は「RX-7」の後継モデルとなるのか
2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー(JMS)2023」は、自動車業界の最新技術と未来のビジョンを披露する場として、多くの注目を集めました。
その中でも、マツダが発表した「アイコニックSP」は、ロータリーエンジン(RE)を搭載するスポーツカーとして、また「RX-7」の後継モデルではないかとして、大きな話題となりました。

RX-7は、1978年に初代モデル(SA22C型)が登場して以来、3世代にわたって進化を遂げたロータリーエンジン搭載のスポーツカーです。
特に1991年に登場した3代目(FD3S型)は、その美しいデザインと卓越した走行性能から、今なお多くのファンを魅了しています。
しかし、排ガス規制の強化などの影響を受け、2002年に生産を終了。
4ドア・4シーターの「RX-8」が後を継いだものの、こちらも2013年に販売を終えており、2ドアクーペのロータリーエンジン車としてはFD3S型を最後に、20年以上にわたって後継モデルは登場していません。
そのような状況下で、マツダが発表した「アイコニックSP」は、ロータリーエンジン技術を活用した次世代スポーツカーとして注目されています。
全長4180mm×全幅1850mm×全高1150mmというコンパクトなボディサイズで、2ローターのロータリーエンジンと電動モーターを組み合わせた「2ローターRotary-EVシステム」を搭載しています。
このシステムにより最高出力370PSを発生。車両重量は1450kgに抑えられ、相当高いパフォーマンスを発揮することがわかります。
デザイン面では、低いフロントノーズや流麗なシルエットが特徴です。シザースドアを採用することで、未来的かつスポーティな印象も強調していますが、一方で現実味も感じさせるところがまた見る者の想像を広げさせます。
はたしてアイコニックSPは市販化されるのでしょうか。
マツダではRX-8終売後もロータリーエンジンの技術開発を継続しており、2023年1月には欧州で「MX-30 e-SKYACTIV R-EV」を初公開し、その後日本でも販売が始まりました。
このモデルには1ローター式のRotary-EVシステム(R-EV)が搭載され、ロータリーエンジンを発電用として活用する新たな技術が採用されています。
前述の通り、JMS2023で発表されたアイコニックSPには、このR-EVの発展形とみられる2ローター式Rotary-EVシステムが採用されており、こうした点も市販化に向けた実現性の高さを感じさせます。
一方マツダは現在のところ、アイコニックSPの具体的な市販化時期に関する発表はしていません。
ただし2024年2月にはマツダのパワートレイン開発本部内に「RE開発グループ」が復活したことが明らかになるなど、ロータリーエンジンの開発が再び活発化していることがうかがえます。
折しも2025年秋にはJMS2025が開催されますが、マツダブースでアイコニックSPの発展形モデルが登場する可能性も高そうです。
もしJMS2025で市販化に向けたプロトタイプが出展されたとして、その後の開発や各種認証手続き、量産体制の構築などを考慮すると、発売はどんなに早くても2026年以降になるでしょう。
具体的な時期については、マツダからの公式なアナウンスを待つ必要がありますが、同社の動向から引き続き目が離せません。
ICNIC SPはあくまでデザイン部門主体で造ったコンセプトカーであり、2023TMSで発表された諸元は、仮定に過ぎない。そもそも、あのデザインでEV走行が100kmとか出来るバッテリーを何処に搭載するのか?2ローターエンジンにしてもマツダの採用するヴァンケル式ロータリーは熱効率で既に限界を迎えている。市販化なんて無理です。
PRND…