ホンダ新型「コンパクトSUV」に反響殺到! 「すごい存在感だ」「シンプルなのに速そう」デザインが好評に! インドから逆輸入する“若者向け”の「ゼロアルファ」とは!
「ジャパンモビリティショー2025」でホンダは、次世代EV「ゼロアルファ」を世界初公開しました。同車についてどのような反響が寄せられているのでしょうか。
ホンダ新型「コンパクトSUV」ゼロアルファに反響殺到!
2025年10月末に開催された「ジャパンモビリティショー2025(JMS2025)」で、ホンダが世界初公開した「0α(ゼロアルファ)」(プロトタイプ)が注目を集めています。
2024年1月のCESで初披露された次世代EV「0(ゼロ)シリーズ」は、すでにセダンタイプのゼロサルーンやゼロSUVが発表されており、2026年の北米市場を皮切りに世界展開が予定されていました。
そこに、新たなラインナップとして加わるのがゼロアルファです。

ゼロシリーズの根幹にあるのは、「Thin, Light, and Wise(薄く、軽く、賢く)」という開発コンセプトです。独自のパッケージングによって実現した薄型キャビンのデザインを軸に、軽量化の徹底、そして最先端のコネクテッド技術やADAS(先進運転支援システム)を融合させました。
JMS2025で披露されたゼロアルファは、シリーズの世界観への入り口となる「ゲートウェイモデル」に位置づけられています。
2027年から日本やインドを中心にグローバル展開される予定で、日本ではゼロサルーンやゼロSUVとともに、2027年度中の導入が見込まれるエントリーモデルというポジションです。
JMS2025の会場で担当者に話を聞いたところ、ゼロアルファが狙う主なターゲットは「ジェネレーションY」と呼ばれる若いファミリー層だといいます。
そのため、デザインにはリアフェンダーの造形で力強さを、グリルには面構成による明快さを取り入れるなど、若々しくエネルギッシュな印象を強調しました。
技術面での大きな特徴は、他の2モデルとは異なる、「ゼロアルファ専用」のプラットフォームを採用している点です。シリーズ共通の薄型キャビンという特徴は維持しつつも、サイドビューを比較すると全長が短く設定されていることがわかります。
また、生産拠点となるインドでの販売が全体の約6割を占めると想定されており、残りの2割が日本、さらにアセアン諸国へと展開される計画です。
インドやアセアン市場を主眼に置いていることから、そのモダンな外見に反して、価格設定はかなり現実的でリーズナブルなものになると期待されます。
そんなゼロアルファに対し、ネット上では「コンセプトモデルでありながら、より現実味を増した姿」を歓迎する声が相次いでいます。
外観については、上位モデルであるゼロSUVの雰囲気を巧みにコンパクト化したデザインが好評です。そのミニマルな造形には「シンプルなのに、なぜか速そうに見える」という直感的な格好良さを指摘する意見や、「すごい存在感だ」「日本のEV界隈では一番好きなデザインかもしれない」といった熱い支持が集まっています。
なかには、一般的なドアミラーが装着されている点を見逃さず、「市販化が目前なのではないか」と量産への期待を膨らませる声も見られました。
また、生産背景や市場戦略についても鋭い関心が寄せられており、今回「インド製」であることが明かされたことで、スズキのようにインドをEVの輸出拠点とするホンダの姿勢に納得する声が上がっています。
日本市場への導入については、「エントリータイプのSUVとしては後発になる」という冷静な分析もありつつ、だからこそ「価格設定と、ASIMO OSによる自動運転技術でどれだけ巻き返せるか」に注目が集まっています。
個性的なデザインを「意外と好きかも」と肯定的に受け止める層も多く、戦略的な価格で投入されれば、一気に市場の勢力図を塗り替える存在になるかもしれません。
Writer: くるまのニュース編集部
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