「タイヤの模様」で効果が違ったりするの? 実は…ただの溝じゃないんです! 「トレッドパターン」の種類と“最適な環境”とは?

タイヤの「トレッドパターン」には、さまざまな種類が存在しており、その模様によって特性が異なります。一体どのようなものがあるのでしょうか。

重要な役割を担うタイヤの溝「トレッド」

 クルマのタイヤを見ると、路面に接する部分には溝があり、様々な模様が描かれています。
 
 これを「トレッドパターン」といい、タイヤによってさまざまな種類が存在します。
 
 一体どのようなパターンや特性があるのでしょうか。

ただの模様じゃない! タイヤの溝が担う役割とは?
ただの模様じゃない! タイヤの溝が担う役割とは?

 まずトレッドはクルマが問題なく走る上でなくてはならないものです。

 これによりタイヤの制動力や駆動力、さらにけん引力や操作性がアップし、スリップも抑制して走りの安定性も高めます。

 またタイヤは地面との摩擦により熱を持ちますが、トレッドはその熱を逃す役割を果たしています。

 さらに路面に水がある状態では、トレッドのおかげで路面の水がタイヤに付着しても排水しやすくなるなど、雨でも滑らずに走行するためにも一役買っているのです。

 なお、どれだけ排水できるのかは、トレッドパターンの溝の大きさや深さ、量によって異なります。

 メーカーは排水能力を実車で計測してデータ分析を行っており、さまざまなシミュレーションを重ねた上で放熱能力及び排水能力が高いトレッドパターンを採用しています。

【画像】超びっくり! これが「タイヤの模様一覧」です(14枚)

【2025年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

1 2

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。

1件のコメント

  1. この4種類のパターンってのは、BSだかJATMAの資料のコピでしょ?もうその資料は古いよ。今どき防衛省でもラグタイヤなんか履かない。コアなオフローダーくらいだ。ましてや、リブラグなんかここ20年以上も見ない。普通はミックスではないのかな?いい加減現状も顧みないで、古い資料の丸写しは、やめるべきではないか。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー