富士モータースポーツフォレストは、静岡県小山町の同社施設「ウェルカムセンター」において、トヨタグループのコンセプトカーを一堂に集めた特別展示を2025年12月6日から開始します。

　ジャパンモビリティショーで話題となった車両が、入館料無料で見学できる注目のイベントです。

　今回の特別展示は、多くの来場者を熱狂させた「ジャパンモビリティショー」の興奮を、モビリティ体験の拠点である富士の地でも再現しようという試みです。

　展示エリアで一際存在感を放つのが、トヨタの最上級ショーファーカーとして新たな形を提示した「センチュリー」のコンセプトモデル。その威風堂々としたスタイリングは、実車で見るとさらに迫力が増して感じられることでしょう。

　さらにレクサスブランドからは、次世代のフラッグシップ像を示唆する「LEXUS LS Concept」が登場。

　加えて、小型モビリティの「LEXUS LS Micro Concept」や、海上のモビリティという斬新な提案である「LEXUS Catamaran Concept」など、陸だけにとどまらないレクサスの世界観を体感できるラインナップとなっています。

　高級車だけではありません。トヨタのベストセラー、カローラの未来形ともいえる「TOYOTA Corolla Concept」や、多目的モビリティの「TOYOTA IMV Origin」といった、身近ながらも革新的なモデルも並びます。

　またダイハツの「ミゼットX」も展示。かつての日本の物流を支えた名車が、未来的なデザインを纏って蘇った姿は、往年のファンから新しい世代まで幅広い層の心を掴みそうです。

　会場となる富士モータースポーツフォレストは、富士スピードウェイを中心にホテルやミュージアムが融合した複合施設です。

　2026年春には商業施設「（仮称）おおみかテラス」の開業も控えており、まさに「モビリティ体験の聖地」として進化を続けています。

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　この特別展示の開催期間は、2025年12月6日から2026年2月1日まで。

　これだけの貴重なコンセプトカーを間近で見られて、入場料は「無料」という太っ腹な企画です。

　冬の富士山麓で、次世代のモビリティデザインを間近で体感してみてはどうでしょう。