ちょっと古いクルマから聞こえる「キュルキュル音」は何? まさか「エンジンの悲鳴」とか!? 「“謎”異音」の正体とは
ファンベルトはDIYで交換しても大丈夫!?
ファンベルトをDIYで交換する例をSNSなどで見ることができますが、筆者(佐藤 亨)としては推奨しません。
筆者は以前、自動車整備工場でファンベルト交換をしてもらったあと、しばらくキュルキュル音が止まらなかった経験があります。
鳴き止めスプレーで対処していましたが、あるときベルトが突然切れてしまいました。
その修理時に判明した原因が、取り付けた際にテンションをかけすぎたせいでした。
つまりプロでも陥る作業ですので、慣れないDIYではなおさらテンション調整は困難な作業となるでしょう。
注意したいのは、エンジンが暖まっていたり気温が高い時期でも、キュルキュル音が発生するときです。
この場合は速やかに修理しましょう。
ファンベルトが切れるとバッテリーが充電されずエアコンが効かなかったり、最悪の場合は走行不能などの症状に陥ります。
ファンベルトの寿命は車種や使用状況、環境によって変わりますが、おおむね5万キロから10万キロとなっています。
交換に必要な費用は車種によっても異なりますが、ベルト代が2000円から6000円、工賃が5000円から10000円が主流です。
この機会に、愛車のファンベルトの予防交換を検討してみると良いでしょう。
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