ちょっと古いクルマから聞こえる「キュルキュル音」は何? まさか「エンジンの悲鳴」とか!? 「“謎”異音」の正体とは

ファンベルトはDIYで交換しても大丈夫!?

 ファンベルトをDIYで交換する例をSNSなどで見ることができますが、筆者(佐藤 亨)としては推奨しません。

切れてしまったファンベルト[撮影:佐藤 亨]
切れてしまったファンベルト[撮影:佐藤 亨]

 筆者は以前、自動車整備工場でファンベルト交換をしてもらったあと、しばらくキュルキュル音が止まらなかった経験があります。

 鳴き止めスプレーで対処していましたが、あるときベルトが突然切れてしまいました。

 その修理時に判明した原因が、取り付けた際にテンションをかけすぎたせいでした。

 つまりプロでも陥る作業ですので、慣れないDIYではなおさらテンション調整は困難な作業となるでしょう。

 注意したいのは、エンジンが暖まっていたり気温が高い時期でも、キュルキュル音が発生するときです。

 この場合は速やかに修理しましょう。

 ファンベルトが切れるとバッテリーが充電されずエアコンが効かなかったり、最悪の場合は走行不能などの症状に陥ります。

 ファンベルトの寿命は車種や使用状況、環境によって変わりますが、おおむね5万キロから10万キロとなっています。

 交換に必要な費用は車種によっても異なりますが、ベルト代が2000円から6000円、工賃が5000円から10000円が主流です。

 この機会に、愛車のファンベルトの予防交換を検討してみると良いでしょう。

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Writer: 佐藤 亨

自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

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