トヨタ「新型GR“GT”」登場へ!? 「和製スーパーカー」or「小型スポーツカー」? 登録された謎の「車名」は何を示すのか
トヨタ自動車が「GRGT」の名称を商標登録していることが明らかになりました。はたしてこれは「新型スポーツカー」の名前なのでしょうか。
トヨタが「GRGT」の名称を商標登録していた
トヨタ自動車株式会社が、新たに「GRGT」をクルマの車名などとしての商標登録をしていることがわかりました。特許庁のウェブサイトから調べてみると、出願日が2024年3月12日、登録日が同9月13日となっています。
この“GRGT”は標準文字商標(ロゴデザインではなくテキストのみ)で、分類は多数に渡りますが「自動車」が含まれていました。
GRGTは、そのものズバリ、トヨタのモータースポーツ部門「GR」の新型車の車名に使われるのではないかと予想されます。
ただ、自動車メーカーに限らず、実際に販売をしなくても名称だけを商標登録しておさえておくケースは多々あります。
とはいえ、トヨタの新型スポーツカーではないかと考えるだけでも胸が踊るのではないでしょうか。
GRGTの車名は「GR」の「GT」と分離して考えることができます。GTは英語で「Grand Touring(グランド ツーリング)」、イタリア語で「Gran Turismo(グラン ツーリスモ)」の頭文字を取ったもの。
直訳すれば「大旅行」、クルマの分野に限定して意訳すれば「長距離移動用車両」となり、さらに意訳すれば「高速で長距離を移動するクルマ」となります。
GTが付く車名と言えば、日産「GT-R」、ポルシェ「911 GT3」、メルセデスAMG「GT」、そして日本を代表するクラシックカー、トヨタ「2000GT」などが挙げられます。
GTが持つイメージは、ピュアスポーツカーで比較的ボディサイズが大きいものとなるのではないでしょうか。
そこで思い浮かぶのは、カスタムカーイベント「東京オートサロン2022」でトヨタがずーレーシングが出展した「GR GT3 コンセプト」です。
レースカテゴリー「GT3」参戦を想定したレーシングカーですが、このレースは市販車をベースにしたマシンの参戦が前提であり、当然市販化を目論んでいるとみられます。
この市販モデルの車名が、今回正式に登録された可能性は非常に高そうです。
しかしいっぽうで、“GT”の車名はもっとさまざまなモデルに採用されており、違った方向で採用される可能性も否定できません。
リヤの、パンタグラフは、要らない
可能性は否定出来ません?何じゃそりゃ!流石ド文系ニュース