ホンダ「新型“4人乗り”スーパーカー」まもなく発表! めちゃトガった「驚愕の“うすうす”ボディ」に目がテン! 新型「ゼロサルーン」26年日欧米で発売へ

2026年に市販予定のホンダ次世代BEV「Honda 0(ホンダゼロ) サルーン」。「薄い・軽い・賢い」を体現するフラッグシップとして開発され、最新プロトタイプは、既存のセダン像を越える先進的なデザインで大きな話題を呼んでいます。

ホンダ次世代BEV「Honda 0 サルーン」は何がすごいのか

 ホンダが次世代BEV(バッテリーEV:電気自動車)として開発を進める「Honda 0(ホンダ ゼロ)」シリーズ。そのフラッグシップモデルとなるのが低全高でスポーティなスタイルをもつ「Honda 0 サルーン」です。

 いかにもコンセプトカーとした斬新な姿ですが、「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」に出展されたのは、2026年の市販化に向けた最新のプロトタイプという位置づけとなっています。

 ホンダが初めて「0シリーズ」を発表したのは、2024年1月にラスベガスで行われた「CES(コンシューマーエレクトロニクスショー)2024」でした。

 このときホンダは、0シリーズを2026年前半に北米市場からグローバル展開していく方針を表明し、その世界観を示すコンセプトモデルとしてセダンタイプの「SALOON(サルーン)」と、ミニバンタイプ「SPACE-HUB(スペース ハブ)」の2台を披露しました。

 そして1年後のCES2025では、シリーズ第1弾となるミドルサイズSUV「Honda 0 SUV」プロトタイプを世界初公開。さらに10月のJMS2025では、0 サルーンと0 SUVに加えて、小型SUVの「0 アルファ」プロトタイプが登場し、0シリーズの具体像が一気に鮮明になりました。

 なかでも最上位のフラッグシップに位置付けられる0サルーンは、ホンダが掲げる次世代BEVの開発思想「Thin, Light, and Wise(薄い、軽い、賢い)」をもっとも端的に体現したモデルといえます。

 また市販化を見据えたプロトタイプであり、JMS2025に展示された車両も、2026年の市販に向けて着実に仕上げられている様子が伝わってきました。

めちゃトガった「驚愕の“うすうす”ボディ」このまま「市販化」するの!?
めちゃトガった「驚愕の“うすうす”ボディ」このまま「市販化」するの!?

 エクステリアは、驚くほど低い全高とワイドなスタンスが与える、まるで「4人乗りスーパーカー」とでも表現できそうな強烈な存在感があります。

 大きく寝かされたフロントウィンドウとAピラー、短いオーバーハング、車両後端まで滑らかに伸びるルーフライン、そしてリアウィンドウを敢えて廃した大胆なリアデザインなど、従来のセダン像を超えたスタイリングとなっています。

 フロントには電動カバー付きの格納式ヘッドライトを採用し、バンパー形状は気流を後方へ導く設計が施されています。

 サイドミラーはデジタルアウターミラー用の小型カメラに置き換えられており、リアには大型アンダーディフューザーを装備するなど、空気抵抗を徹底的に追求しています。

 内装では、運転席から助手席側まで連続する大型ディスプレイが目を引きます。

 物理スイッチは最小限に抑えられ、操作はタッチパネルか音声操作が中心。ステアリングには持ち替えの少ないヨーク型を採用し、ステアバイワイヤと組み合わせることで未来的な操作感を実現します。

 さらに間接照明として配置されたイルミネーションライトが、先進的かつ落ち着いた未来ラウンジのようなラグジュアリー感を演出しています。

 高級ソファのような後席シートは、大人2名が余裕をもってくつろげる設計で、足元空間も圧倒的に広く、見た目からは想像ができないほどの解放感が広がります。

 低い全高にもかかわらず、室内は最上級モデルらしい余裕と品格を備えた室内空間です。

 さらに、クルマ側がユーザーの嗜好や行動を学習し、好みにあった音楽を提案したり、運転中の傾向に応じたサポートを行う高度なコネクテッド機能も搭載。直感的に操作できるインターフェースを通じて「やりたいことがすぐできる」ストレスフリーなUX(ユーザーエクスペリエンス)を目指しているといいます。

※ ※ ※

 この0シリーズについてSNS上では、「既存の枠に収まらないチャレンジングで新しいデザインが魅力的」「テスラやBYDとは異なる“ホンダイズム”を感じられて頼もしい」「ホンダが本気でBEVプラットフォームに賭けていることが伝わる」など、好意的な意見が多く寄せられています。

 しかし一方で、「デザインが尖りすぎていてが現実的ではない」「日本の道路事情では扱いにくそう」「従来のホンダ車らしいデザインが十分に継承されていない」など、さらなるブラッシュアップを期待する声も存在します。

 2026年前半とされている市販モデルの登場まで時間は残りわずか。

 コンセプトの「尖り」をどこまで現実解へと落とし込んでくるのか、総仕上げともいえるホンダの商品化技術に、大いに期待したいところです。

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Writer: 吉川 賢一

日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイライン等のFR高級車の開発に従事。新型車や新技術の背景にあるストーリーや、作り手視点の面白さを伝えるため執筆中。趣味は10分の1スケールRCカーのレース参戦、クルマ模型収集、サウナなど

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