スバルが「謎の新型SUV」世界初公開!? “スゴい水平対向エンジン”搭載した新「クロストレック」お披露目!
スバルは「クロストレック」のプロトタイプモデルを世界初公開しました。従来のモデルとは異なる技術が搭載されているようです。
カモフラージュ柄の「クロストレック」一体ナニ?
スバルは2024年5月28日、新技術に関する「マルチパスウェイワークショップ」をトヨタ・マツダと合同で開催しました。
会場ではクロスオーバーSUV「クロストレック」を展示。しかし、これは通常仕様ではなく、新たな技術を搭載するプロトタイプモデルが世界初公開されました。
一体どのようなモデルなのでしょうか。
現行クロストレックは2022年12月に発表。コンパクトなボディや本格的なSUV性能、ラギッドかつスポーティなデザインを組み合わせることにより、都会からアウトドアシーンまで幅広く活用できるクロスオーバーSUVとして登場しました。
外観は、クロスオーバーSUVとしての頼もしさを表現するとともに、引き締まった鋭いシェイプにより、ラフロードもダイナミックに走り抜ける身軽で躍動的なスタイリングを表現。
内装は、使い勝手の良さと包まれ感やスピード感のある造形がもたらす居心地の良さを併せ持つ室内空間に仕立てました。
エンジンは2リッター直噴+モーターのハイブリッド(e-BOXER)のみの設定とし、トランスミッションにリニアトロニック(CVT)を組み合わせています。
さらに、AWD(全輪駆動)に加えてFWD(前輪駆動)モデルも設定し、より幅広いユーザーのニーズに応えるラインナップとしました。
スバルの主力モデルとして支持されているクロストレックですが、新たなモデルとして今回お披露目されたのが、次世代のフルハイブリッドシステムを搭載した仕様です。
パラレル式のハイブリッドシステムを採用する従来のe-BOXER(マイルドハイブリッド)とは異なり、新仕様はパラレル・シリーズ式のハイブリッドシステムを搭載します。
新開発のパワーユニットは、スバルのアイデンティティである「水平対向エンジン」に、デファレンシャル、ハイブリッドユニット(2モーター)、トランスミッション、トランスファーを一体化し、コンパクトな設計を実現しました。
現行クロストレックのWLTCモード燃費は、FWDが16.4km/L、AWDが15.8km/Lと、先代モデルの「XV」よりも向上しているものの、より低燃費なクルマが求められています。
そこで、新たに次世代ハイブリッドシステムを搭載することで、さらなる低燃費性能と航続距離の向上が期待できるといいます。
今回お披露目されたクロストレックはカモフラージュ柄に包まれているほか、ホイールもあえて隠した状態となるなど、外観のデザインは確認できませんでしたが、ボンネットの一部がくり抜かれていて、新開発のパワーユニットが搭載された様子が見えるようになっていました。
デザインが“隠されている”ということは、次世代ハイブリッドならではのデザインが採用される可能性も考えられるのではないでしょうか。
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2023年11月に開催されたロサンゼルスモーターショーで6代目となる新型「フォレスター」が世界初公開されました。
そして、この発表会に登壇したスバルの 代表取締役社長CEO 大崎篤氏は、フォレスターとして初めてのハイブリッドモデルを投入することも明らかにしています。
燃費性能の向上は水平対向エンジンの課題とされており、この弱点を克服した次世代ハイブリッドシステムが、今後さまざまなモデルに搭載されることになるようです。
クルマ関係のライターなのに、これを「カモフ迷彩」と呼んでしまう知識の無さよ。これは「ダズル迷彩」だ。「カモフラ」は色や形を惑わせ、存在を隠すために行うが、「ダズル」は幾何学模様やグルグル模様を用い、その形状を欺瞞するために行う。新型車両などでよく行われるが、テストコースを走行する際など、音やなんかで存在が確認されてしまうのは致し方ないとして、その形状(デザイン)を解り難くするためによく施される模様だ。それくらい説明してよネ。