マツダ「新型“NE”ロードスター」どんなクルマに!? 直4継続? 俊足な「2シーターオープンカー」の今後とは
トヨタが「次世代1.5リッターエンジン」の新規開発をはじめた!
次期ロードスターにおいて気になるのはやはりパワートレインですが、マツダは2030年までに全車電動化とする戦略を立案しており、特別な存在であるはずのロードスターも、いずれは(マイルドも含む)ハイブリッド化や電動化が必須となります。
ただ筆者(くるまのニュースライター 河馬兎)は、ロードスターについては2030年の直前まではハイブリッド化やモーター駆動化などはしない戦略をとり、既存の1.5リッターガソリンエンジンの改良版を使っていくのではないかと予想しています。
その理由はやはりクルマの重量増が避けられないことです。
マツダには、ディーゼルエンジン技術やロータリーエンジン発電による電動モデルといった優れた新技術もありますが、エンジンユニットへ付加物がつくほどに重量は増していきます。
人馬一体感を狙うロードスターは、軽量であることにもっともプライオリティを置いているはずであり、軽量なガソリンエンジンが使える限りは使ってくるのではないでしょうか。
おそらくその先で、マツダは「水素燃焼」や「e-fuel燃焼」といったカーボンフリー技術で動くエンジンをロードスターへ搭載する計画なのではないかと筆者は考えています。
そうなれば、エンジンの駆動で直にタイヤを駆動したり、マニュアルミッションを維持することもでき、35年にわたって続いてきたロードスターがこの先も「ロードスターであり続ける」ことが可能となります。
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2024年1月に開催された「東京オートサロン」では、マツダとも協力関係にあるトヨタが新たに新型エンジン開発プロジェクトを立ち上げると発表しています。
1.5リッター直列4気筒エンジンをベースに検討中とのことですが、偶然にもND型ロードスターの排気量と一緒です。
ロードスター用の直4エンジンの未来にも、光明が差しているように思えてなりません。
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