長野県内「最長空白区間」にスマートIC誕生! 長野道の「筑北スマートIC」12月ついに開通

長野道の安曇野IC~麻績IC間に、筑北スマートICが誕生します。

安曇野IC~麻績IC間に新設

 筑北村(長野県)とNEXCO東日本関東支社は2023年11月8日、長野道で整備を進めてきた筑北スマートICが、12月17日15時に開通すると発表しました。

筑北スマートICの完成イメージ(画像:筑北村)
筑北スマートICの完成イメージ(画像:筑北村)

 筑北スマートICは、長野道の安曇野ICから北へ14.2km、麻績(おみ)ICから南へ9.0kmの位置にある本城バス停(2020年12月廃止)跡地に設置されます。

 本線直結型で、ETCを搭載した全車種が24時間・全方向で利用できます。出入口は村道や国道403号に接続。筑北村による2030年の計画交通量は1日700台です。

 安曇野ICから麻績ICまでの距離23.2kmは、長野県内の高速道路ICの間隔として最長です。この区間はこれまで筑北村を通過していましたが、新たに開通する筑北スマートICによって、筑北村役場やJR篠ノ井線の西条駅から麻績ICまでの所要時間は15分から8分に、安曇野ICまでは33分から11分にそれぞれ短縮される見込みです。

 また、筑北スマートIC近くの遊休地を活用した工業団地の発展や、西条白菜・キャベツ・ブロッコリーといった村の農産物の出荷時間短縮なども期待されています。

【地図】長野道「筑北スマートIC」の位置を地図で見る(6枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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