トヨタ新型「スポーツカー」に注目! 最上級より「538万円安い」けど“4WD×300馬力超えターボエンジン”搭載! 全長4m未満ちょうどいいボディの「GRヤリス」最安モデルとは?

2026年5月27日から特別仕様車「MORIZO RR」と「セバスチャン・オジエ エディション」の抽選応募受付が始まり、トヨタ「GRヤリス」への注目が再び高まっています。そのなかで最も手頃な価格で設定される「RC[6MT(4WD)]」は、競技ベース車ならではの魅力を備えた1台です。一体どのようなモデルなのでしょうか。

走りを追求したエントリーモデルの魅力とは

 2026年5月27日から、トヨタ「GRヤリス」の特別仕様車「MORIZO RR」と「セバスチャン・オジエ エディション」の抽選応募受付が始まりました。

 最高価格帯となるMORIZO RRは900万円という設定も相まって話題を集めていますが、その一方でGRヤリス本来の魅力を比較的手の届きやすい価格で味わえるグレードとして改めて注目したいのが、ラインナップのエントリーモデルである「RC[6MT(4WD)]」です。

 GRヤリスは、トヨタが世界ラリー選手権(WRC)で勝利するために培ってきた技術を投入し、市販車として誕生した本格スポーツモデルです。

 一般的なコンパクトカーをベースに性能を高めたクルマではなく、モータースポーツで勝つための車両を出発点として開発された点が大きな特徴となっています。そのなかでもRCグレードは、競技ベース車という位置付けが明確なモデルです。

専用ボディを採用し、標準ヤリスとは異なる迫力を実現
専用ボディを採用し、標準ヤリスとは異なる迫力を実現

 ボディサイズは全長3995mm×全幅1805mm×全高1455mm、ホイールベースは2560mmです。

 ボディカラーはスーパーホワイトIIのみというシンプルな設定で、華やかさよりも実用性を重視した仕様となっています。

 エクステリアは通常のヤリスとは大きく異なり、ワイドフェンダーや専用バンパーを採用した迫力あるスタイルを採用しています。

 RCではブラック仕上げのサイドグリルや耐熱ブラック塗装を施したリアロアバンパーを装備し、走行性能を重視した機能的なデザインが特徴です。

 上級グレードのような可変式リアウイングやダクト付きアルミフードなどは装備されませんが、そのぶんシンプルな構成となっています。

 足まわりも競技ベース車らしい内容です。205/45R17タイヤとENKEI製17インチアルミホイールを組み合わせるほか、フロントには16インチの対向4ポットキャリパー、リアには対向2ポットキャリパーを採用しています。

 さらに高μパッドやスリット入りベンチレーテッドディスクブレーキを備えており、エントリーグレードでありながら高い制動性能を確保しています。

 内装もRCの個性が色濃く表れています。スポーツシートはファブリック仕様で、インパネセンタークラスターやシフトベゼル、レジスターベゼルにはつや消しブラック塗装を採用。華美な装飾を省きながらも、運転に集中できる空間に仕上げられています。

 また、RCは軽量化や競技使用を考慮した装備内容となっている点も見逃せません。左右独立温度コントロール式フルオートエアコンは装備されず、ヒーターのみを採用。

 さらにディスプレイオーディオも非装着となり、スピーカーも2個に限定されています。こうした割り切った仕様は日常の快適性では上級グレードに譲るものの、競技車両への改造や軽量化を前提とするユーザーには大きなメリットとなります。

 パワーユニットは上級グレードと共通です。搭載されるのは1.6リッター直列3気筒インタークーラーターボエンジン「G16E-GTS」で、最高出力304PS、最大トルク400Nmを発生します。

 コンパクトなボディに対して非常に高い出力を誇り、市販車としては異例ともいえる性能を実現しています。

 トランスミッションは6速iMTのみの設定です。iMTはシフトチェンジ時にエンジン回転数を自動で合わせる機能を備えており、スポーツ走行時のスムーズな変速をサポートします。マニュアル車の操作感を楽しみながら、運転技術を補助してくれる点も魅力です。

 さらに、GRヤリスの走りを支えるのがスポーツ4WDシステム「GR-FOUR」です。前後輪の駆動力を状況に応じて最適に配分することで、高い旋回性能と優れたトラクション性能を両立しています。

 舗装路はもちろん、悪路や雪道などでも安定した走りを実現するシステムとして高く評価されています。WLTCモード燃費は12.4km/Lです。

 価格(消費税込み)に注目すると、RC[6MT(4WD)]の361万7200円に対し、話題の特別仕様車MORIZO RRは900万円です。その差は538万2800円にも達します。

 もちろんMORIZO RRには専用チューニングや特別装備が与えられていますが、GRヤリスの基本性能である304PSのターボエンジンやGR-FOURといった核となるメカニズムを味わえる点では、RCも非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。

※ ※ ※

 豪華装備や快適機能よりも、「走るための素材」としての価値を重視する人にとって、RCはGRヤリスの原点ともいえる存在です。

 モータースポーツ参戦やサーキット走行、将来的なカスタマイズを視野に入れるユーザーにとっては、ラインナップのなかでも特に注目すべきグレードではないでしょうか。

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Writer: くるまのニュース編集部

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トヨタ ヤリス
イメージ画像

中古車価格(税込)

66万円〜307万円

新車価格(税込)

170万円〜289万円

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