えっ…!? タイヤは路面熱すぎでも溶けない? でも劣化は進む! 夏タイヤの交換目安はいつ?
夏タイヤ交換の目安は「走行距離約3万km以下」 日頃から気にするべきコトは?
タイヤの溝に関して、タイヤは5000km走行すると約1mm減るといわれ、3万kmの時点では6mm減っている計算になります。
新品のタイヤの溝はおよそ8mmぐらいで、道路交通法ではタイヤの溝は1.6mm以上は必要なため、走行距離3万kmがタイヤ交換のひとつの目安といえるでしょう。
実際に各タイヤメーカーでも3万km前後とアナウンスしていることが多いです。
半分の溝である4mm以下になったあたりから性能の劣化を感じやすいので、安全面を重視するならもう少し早めの交換がいいかもしれません。
また、タイヤの製造年月日は、タイヤ側面に4桁の数字で記載されていて上二桁は製造週、下二桁は製造年を表します。
具体例でいうと、「1222」と記載があった場合は、2022年の12週目の製造ということになります。
タイヤを何年間使用しているかわからないという人は、製造年月日を確認してみるといいかもしれません。

また、タイヤは走行距離や使用期間以外でも日頃のメンテナンス次第で長く使えるコツがあります。
基本的にはクルマを運転する前にタイヤの状態を確認する他、月に1度はタイヤの空気圧が指定空気圧になっているかを確認します。
この指定空気圧は、運転席のシート付近に貼られているラベルで確認出来ます。
なお指定空気圧から離れていると、メーカーの想定するタイヤの接地面とは異なり、タイヤが片減りする原因です。
ほかにもクルマは駆動輪のタイヤが減りやすい傾向にあるので、タイヤローテーションを行なえば4本が均一に摩耗しやすくなります。
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そして一番大事なのは、急発進や急ブレーキなどの「急」のつく動作を控えることです。
日頃から余裕をもった運転をすることで、周りにもタイヤにも優しい運転ができることでしょう。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。


















