トヨタ新型「シエンタ」は買って「正解」?それとも…? 乗ってわかる「使い勝手」はどう? オーナーの声とは
2022年8月23日にフルモデルチェンジしたトヨタの新型ミニバン「シエンタ」ですが、SNSでは納車されたと報告するユーザーが増えています。実際に納車されたユーザーに使い勝手や気になる点について聞いてみました。
変わらず人気の「シエンタ」 使ってみた印象は?
2022年8月23日、トヨタから新型コンパクトミニバン「シエンタ」が発売されました。
7年ぶりとなるフルモデルチェンジとなり、かわいらしい小型犬が登場するテレビCMが話題となるなど、その注目度の高さは発売から3か月以上たっても変わりません。
3代目へと生まれ変わった新型シエンタは、全長や全高を抑えたコンパクトなボディに、使い勝手の良い3列シートと両側スライドドアを装備するのが特徴をもつコンパクトミニバンです。
またTNGAプラットフォームを採用し、最新のハイブリッドシステムや安全運転支援システムのトヨタセーフティセンスを装備するなど、先代までのコンセプトはキープしつつもさらに安全性や低燃費性能が向上しています。
SNSでは発売当初に注文したと思われるユーザーが徐々に納車され始めているようです。
では、実際の使い心地や良い点・悪い点などはあるのでしょうか。新型シエンタを購入したユーザーに話をうかがいました。
11月23日に納車されたというまえとも(@SIENTA_1123)さんは、ガソリン車の最上位グレード「Z」の5人乗りを購入。
新型シエンタを選んだ理由や他に悩んだ車種はあるのでしょうか。まえともさんは以下のようにコメントします。
「乗っていたクルマが不調になり、修理か新車購入か検討した結果、新車を買うことにしました。
親の通院や買い物に使用するので、5ナンバーでコンパクトなボディとスライドドアのクルマを探していました。
ホンダ『フリード』とも悩んだのですが、内外装がシエンタのほうが好みで、燃費やフリードがモデル末期であることからシエンタに決定しました」
コンパクトミニバンは、ボディサイズが4.6m以上ある通常のミニバンと比べ、取り回しがしやすく機械式駐車場にも入るサイズ感であり、最大のライバル車ともいえるホンダ「フリード」とともに、販売台数ランキングでは上位に入る人気のボディタイプです。
そんなライバル車であるフリードは、2016年に現行モデルが登場。
2022年6月には改良がおこなわれ、シートヒーターや後席ローラーサンシェードなどの装備が充実しました。
一方で発売から6年が経過していることから、登場したばかりの新型シエンタと比べるとユーザー目線では新しいもののほうが興味が湧く人が多いと考えられるでしょう。
では買い物など日常の足につかうユーザーにとって、運転のしやすさはどのように感じるのでしょうか。
「ボンネットの両サイドが見えることで運転しやすいです。ステアリングも軽めだと思います。
ボディはコンパクトですが、大人4人が快適に乗れ、後席の床も低く足腰の悪い親でも乗り降りがしやすいようです」
新型シエンタは良好な視界と運転しやすい見切りを表現したウィンドウや、バンパーコーナーやルーフの角を丸め視覚的にコンパクトに見せる「シカクマルシルエット」により取り回しの良さを実現しています。
さらに、フロア地上高は330mm(2WD車)と低く、段差のないフラットなフロア設計となっているため、子どもから高齢者まで楽な姿勢で乗降できる「優しさ」を備えています。
このあたりのポイントは、新型シエンタのアドバンテージといえそうです。
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