日産の「新型“最上級SUV”」に注目! 新Vモーショングリルの精悍デザイン&上質内装に進化! 約400馬力の高性能4WDもある「最新アリア」とは!
日産「アリア」のマイナーチェンジモデルが2026年2月に発売されました。どのような進化を遂げたのでしょうか。
日産の「新型“最上級SUV”」に注目!
2026年2月20日、日産はBEV(電気自動車)タイプのSUV「アリア」のマイナーチェンジモデルを発売しました。
アリアは日産を代表するBEVのフラッグシップSUVとして2022年に本格発売。ダイナミックなデザインや、車高の高いSUVでありながら横揺れやフラつきが抑えられた、地面に吸い付くような安定した走りが人気で、日本国内のBEVシーンに少なからず影響を与えた一台です。
今回、そんなアリアがマイナーチェンジをし、エクステリアだけでなくさまざまな変更点が加えられました。
ボディサイズは全長4595mm×全幅1850mm×全高1655mm-1665mm、ホイールベースは2775mmです。
エンジンがないBEVならではの構造を活かして前後のタイヤを車体の四隅ギリギリに配置しており、扱いやすいボディサイズでありながら、広々とした室内空間と優れた走行安定性を実現しているのが特徴です。

駆動方式は2WDと4WD(e-4ORCE)が用意されており、4WDの後輪には前輪(2WD・4WD共通)と同様のモーターが採用されています。
モーターの最高出力は駆動方式やグレードによって異なり、2WDモデルでは「B6」が160kW(218馬力)、「B9」が178kW(242馬力)を発揮。4WD(e-4ORCE)モデルになると、「B6 e-4ORCE」が250kW(340馬力)、「B9 e-4ORCE」では290kW(394馬力)ものハイパワーを誇ります。
また、一充電あたりの走行距離(WLTC)は搭載されるバッテリーの容量によって異なり、総電力量66kWhのB6では最大470km、91kWhの大容量バッテリーを積むロングレンジ仕様の9」では最大640kmとなっています。
エクステリアでもっとも印象的なのがフロントフェイスで、「Vモーション」がバンパーの外側に配置されたほか、グリル部分をボディと同色にすることで、よりシームレスでクリーンな印象へと一新。2026年1月にフルモデルチェンジを果たした「リーフ」(3代目)と統一感のある次世代EVのデザインとなっています。
一方で、アリアはダイナミックなデザインやワイドな全幅は引き続き採用されているため、リーフにはない迫力を持ち合わせている点にも注目です。さらに、足元にはアルミと樹脂のコンビネーションで構成された繊細な新デザインの20インチホイールが採用され、洗練されたコントラストを演出しています。
ボディカラーは新色「プラズマグリーン」と「ミッドナイトブラック」を組み合わせた「翡翠乃光―ヒスイノヒカリ―」を採用。BEVらしい静けさと力強さを表現したこの色のほか、2トーン2色と、モノトーン5色をラインナップしています。
インテリアでは「ホワイト/グリーン」を新たに設定。新開発の落ち着いたトーンのグリーンの上級レザーにライトグレーのコントラストが見事に調和した、モダンで先進的な世界観となっています。
ユーティリティ面で注目したいのは、Googleを採用したNissanConnectインフォテインメントシステムです。今回新たに採用したことで、GoogleマップやGoogleアシスタントなど、カーライフを充実させる機能が使えるようになりました。
これによりバッテリー残量を加味したルートや充電スポット検索など、BEVに適した仕様となっています。また、ナビシステムと連動して走行ルートに応じたバッテリー昇温を自動制御する「ナビリンクバッテリーコンディショニング」も採用され、エネルギー消費の最適化や充電速度の向上にも貢献します。
さらに、ドアをロックした状態でも1500Wの電力を取り出せる「AC外部給電コネクター(V2L機能)」が新たに備わり、アウトドアだけでなく災害時の非常用電源としても大いに活躍してくれます。
サスペンションセッティングの最適化も注目すべきポイントです。日本市場に合わせて乗り心地を重視したセッティングとすることで、路面からの入力に対する車両の揺れを緩和し、乗員全員の負担軽減と上質な乗り味に努めています。
安全面でも、一般道などで車間を一定に保ち停止までサポートする「インテリジェント ディスタンスコントロール」が新採用され、ドライバーの負荷を軽減します。
アリアの価格(消費税込)は667万5900円から807万2900円です。
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アリアは、クーペSUVらしいスタイリッシュさとBEVならではの優れたパッケージングを両立したフラッグシップモデルです。
今回のマイナーチェンジにより、先進のデジタル機能や外部給電といった実用面、走りの質感にいたるまで、隙のない進化を遂げた一台といえます。
Writer: 廣石健悟
1985年長野県生まれ。鉄鋼系物流会社や半導体パッケージメーカーの技術者を経てフリーライターとして独立。19歳で自動車に興味を持って以来、国産車を中心にさまざまな情報収集をしている。これまで乗り継いだ3台のクルマはすべてMT車。4台目となる現在の愛車はマツダ アテンザセダン(6速MT)



































