ヘッドライトが眩しいクルマはなぜ増えた? 最近のトレンドは明くて省エネタイプ
夜間やトンネル内など、周囲が暗いときに走行するのに欠かせないヘッドライトは、どのように進化してきたのでしょうか。現在のクルマのヘッドライトで主流になっている3タイプを紹介します。
大きく分けて3タイプのヘッドライトが存在
夜間やトンネル内など、周囲が暗いときに走行する際に欠かせないのがヘッドライトです。道路交通法でも「夜間(日没から日出時まで)・トンネル内・濃霧の場合は、前照灯、車幅灯、尾灯、番号灯、室内照明灯(乗合自動車のみ)をつけなければならない」と表記されています(法第52条)。
普段から当たり前のように使っているヘッドライトですが、自分のクルマのライトが暗く感じたり、対向車のヘッドライトの方が眩しいような気がすることがあります。なぜそのように感じるのでしょうか。
ヘッドライトの明るさに差があるように感じるのは、ヘッドライトの種類が違うからです。現代のクルマで採用されているヘッドライトは、「ハロゲンライト」「HIDライト」「LEDライト」と、おもに3種類あります。
2000年代まで、ヘッドライトの主流だったのが「ハロゲンライト」です。バルブ(電球)内に微量のハロゲンガスを封入することで、白熱電球以上の光度(明るさ)を確保しています。黄色味がかった白色の光で、発光時はかなりの発熱を伴うのが特徴です。
バルブの構造的に明るさが徐々に落ちていき、約3年(1000時間程度)が耐用年数といわれていますが、状況によってはもっと早くタマ切れになってしまうこともあります。
しかし、それを補うメリットもあります。それはバルブ自体の価格が安いという点です。カー用品店に行けば、適合するバルブが数多く揃い、値段も数千円から購入できます。また、作業手順さえ知っていれば、自分でも交換しやすいメンテナンス性の高さも魅力です。
ハロゲンライトのメンテナンス性の良さについて、都内のカー用品店スタッフは次のように話します。
「ハロゲンバルブは、白色から薄い青色のバルブなど色味も選べ、また明るさなども含めれば種類も豊富です。価格も数千円からと比較的安価です。バルブという消耗品の交換なので、自分で交換できるのも大きなメリットです」
UCF20前期のセルシオのハロゲンのハイビームは実に明るく広く照らすライトだったけどね、バルブに頼らずレンズの加工が優秀でロービームでも何らストレスはなかったな
HIDの明るいのは分かるが決して運転しやすさからしたら優秀な照明とは言えまいな
LS600hのLEDが割りとハロゲン時代のセルシオに似た発光で視界を照らすがローハイの波長がイマイチなのは改善されてなかったな
ハロゲンでもターンライトが装備されていたセルシオの時代の頃が運転は楽だったな