ホンダ「シビック」ってどんなクルマ? 誕生から47年の懐かしき歴史とは

ホンダを語る上で外せない「シビック」。初代モデルの誕生から47年の歴史を持つシビックとはどんなモデルなのでしょうか。

四輪車メーカーとしての基盤を作り上げた「N360」

 1972年7月、ホンダは4輪事業社として本格的な小型車の、初代「シビック」をデビューさせます。国内のみならず、グローバル市場を見据えたホンダ製コンパクトカーの登場でした。そんなシビックにはどのような歴史があるのでしょうか。

初代シビックの高性能版「シビックRS」
初代シビックの高性能版「シビックRS」

 ホンダは1967年、四輪車メーカーとしてその基板を作り上げることになる軽自動車「N360」で、市場に旋風を巻き起こしました。N360は、瞬く間にそれまでのトップセラーであるスバル「360」を抜き去り、軽自動車のベストセラーカーに登り詰めたのです。

 N360はボディが、英国のミニを思わせるフォルムを持ち、空冷4サイクルの354cc 2気筒エンジンで前輪を駆動する画期的なクルマでした。

 N360の登場から5年、ホンダは4輪事業で確固たる足場を築くべく、世界戦略車の初代シビックを発表。シンプルな2ドアボディに1.2リッター4気筒OHCエンジンをフロントに横置き搭載し、前輪を駆動する欧州車的なレイアウトのクルマでした。

 デビュー当初はハッチバックではなく、独立したトランクを持った2ドアモデルだけでしたが、すぐにリアゲートを持った3ドアハッチバック車が追加されます。

 デビュー時の2ドアボディのサイズは全長3405mm×全幅1505mm×全高1320mm、前後オーバーハングをギリギリまで詰めて2200mmのロングホイールベースとし、サスペンションはスペース効率に有利な全輪ストラット式の独立で、大人4名がゆったり乗れる広い室内を得ていました。

 ベーシックモデルのエンジンは1.2リッターで、最高出力60馬力、最大トルク9.5kg.mを、上級モデルには69馬力バージョンを搭載していました。

 トランスミッションはフロアシフトの4速MTで、1973年5月に2ペダルの「ホンダマチック」が追加されます。600kg強程度の車体を引っ張るには十分なパワートレインでした。
 
 1973年12月に、搭載エンジンも1.5リッターとし、ホイールベースを80mm延長してやや大きくなったボディの4ドアモデルを追加。同時に、ホンダ独自の副燃焼室を備えた低公害CVCCエンジンを積んだ「CVCC 1500」を発表し、シビックは環境対応車として世界的な好評価を得ます。

 ホンダが送り出したCVCCエンジンの大きな特徴は、ほかのメーカーが排気ガス浄化について後処理装置に頼っていたなかで、排気ガスのクリーン化をエンジン本体だけで達成したことです。「エンジン屋ホンダ」の真骨頂といえる環境エンジンでした。
 
 しかし時代は、日産「スカイラインGT-R」や「フェアレディZ」、トヨタ「セリカ」、三菱「ギャランGTO」など、スポーツモデルのラッシュが続いた時期です。

 特筆すべきハンドリング性能を持っていたシビックにも、よりパワフルなスポーティモデルを望む声がホンダファンから挙がっていました。それに対してホンダは、1974年12月に「シビック1200 RS」をラインナップすることで応えます。

 3ドアハッチバックのボディは全長3650mm×全幅1505mm×全高1320mm、ホイールベース2200mm。1.2リッターの4気筒エンジンはツインキャブレター仕様とし、76馬力の出力と10.3kg.mのトルクを発揮。また、シビック初となる155SR13サイズのラジアルタイヤを装着しました。

ここまで変わった? 歴代シビックの変貌を見る(22枚)

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コメント

1件のコメント

  1. 実はシビックやN360のノウハウが生きているのは初代ステップワゴンのようなきもするがね
    後は輸出規格の車にシビックだアコードだと喚いてるだけで単に工程も虚しい3分クッキングの完成品を消費者は食わされてるだけの話で、アコードもトルネオ姉妹世代に一度気付いた5ナンバーの便利さも以降のモデルでは無駄に浮腫んだだけで名前が先走りしているし
    自分はシビックフェリオの時代でシビックは幕を引いたと思ってますもんで