ホンダ「シビック」ってどんなクルマ? 誕生から47年の懐かしき歴史とは
大型化が進む8代目から現行モデルとは
2005年に8代目として国内でハイブリッド車を発売し、2007年にはタイプRが復活。8代目シビックは、ドライバーに深い歓びを感じさせる新たな資質「センシャス・クオリティ」の創造をコンセプトに開発されました。
時代の流れからボディが拡大し、国内でも全幅1750mm-1755mmと3ナンバーサイズとなります。
またエンジンには、新開発の1.8リッターエンジンを搭載し、シビックハイブリッドは31.0km/Lという超低燃費を両立しました。
さらに、ドライバーの運転負荷や安全面での向上も図られており、クラス初の車速・車間制御機能IHCCや、追突軽減ブレーキを採用するなど、時代の進化に合わせた工夫が目立つモデルといえます。
9代目シビックは、2011年から海外市場を中心に販売が開始されます。先代からやや全長は短くなったものの、大型車としての路線は変わらずに、8代目のコンセプトを受け継ぐものでした。なお、日本での発売は予定されていたものの結果的に発売はおこなわれませんでした。

2017年7月、日本市場においては8代目の販売終了以来、7年ぶりとなる10代目シビックが登場しました。
外観は、8代目と9代目を通して地域ごとに異なっていたボディサイズの統一が図られたことにより、シャープで端正な仕上がりとなります。小型のハッチバックタイプの登場により、久しぶりのシビックらしさが戻ってきたモデルといえるでしょう。
ラインナップには、1.5リッターターボエンジンと6速MT、CVTを組み合わせた「ハッチバック」、1.5リッターターボエンジンとCVTを組み合わせた「セダン」、2リッターターボエンジンと6速MTを組み合わせた「タイプR」の3モデルが設定されました。
また、先進技術の搭載も充実しており、「ハッチバック」、「セダン」のCVT車には「Honda SENSING」を設定しており、走りの性能のみならず安全性に配慮している点が特徴的です。製造はセダンは埼玉製作所寄居工場生産の国産車、ハッチバックとタイプRは英国で製造し輸入する形がとられています。
Writer: Peacock Blue K.K.
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