お盆の車トラブルは増加した? 多発するトラブルの対処方法とは

JAFは、2019年のお盆期間のロードサービス救援受け付け件数の速報値を発表しました。いったい、何件の救援受け付けがあったのでしょうか。

JAFの救援依頼、お盆期間でもっとも多かった日はいつだったのか

 ロードサービスを提供するJAFは、2019年のお盆期間(8月10日から18日まで)の救援受け付け件数を発表しました。

 お盆期間はクルマでの長距離移動も増える季節ですが、いったい何件の救援があったのでしょうか。

お盆期間に寄せられた救援依頼の総数は何件だったのか
お盆期間に寄せられた救援依頼の総数は何件だったのか

 2019年のお盆期間で、JAFが受け付けたロードサービス件数は、一般道路と高速道路を合わせて6万8317件となり、2018年同期間の7万1255件から減少しました。

 そのうち、一般道路でのロードサービス件数は6万5041件で、高速道路でのロードサービス件数は3276件を記録しています。

 JAFの北海道本部から九州本部までのエリア別で見ると、もっとも多かったのは一般道路/高速道路ともに関東本部(一般道:1万9064件、高速道路:1030件)となっています。

 また、9日間の日別でみると、8月10日が8338件(一般道:7942件、高速道路:436件)で最大件数となりました。

※ ※ ※

 救援依頼が寄せられる原因となるトラブルには、どのようなものが多いのでしょうか。

 2018年のお盆期間の詳細データによると、高速道路よりも多かった一般道路での救援依頼(6万6827件)のうち、1位の救援件数となったトラブルはバッテリー上がり(過放電バッテリー、2万332件)でした。

 バッテリー上がりを防ぐ方法として、JAFは次のように説明します。

「バッテリー上がりを防ぐための日々の点検として、バッテリーの外観にヒビや膨らみが無いか、上部の端子や金具が緩んでいたり錆びていないか、バッテリー液の量は正常か、といったものが挙げられます。

 バッテリーの点検は、法律でも義務付けられている点検項目のひとつですので、1か月に1回は点検してください」

※ ※ ※

 一方、高速道路での2018年のお盆期間における救援依頼1位は、タイヤのパンク(バースト・エアー圧不足を含む、1292件)でした。

 タイヤのトラブルを防ぐ方法としては、走行前の空気圧チェックや、寿命が近かったり溝が浅いタイヤは交換することが有効です。一般的に乗用車用タイヤの寿命は3年から5年といわれています。

 なお、2018年の1年間を通したデータでも、1位のトラブル内容は一般道路/高速道路ともに変わりありませんでした。

 クルマにまつわるトラブルで代表的なものは、バッテリー上がりやタイヤのパンクをはじめ、燃料切れなどが挙げられます。

 年ごとで内容に大きな変化がある訳ではなく、毎年同じようなトラブルが多く発生している状況です。

 日常的な点検・チェックを怠らずにおこなうことで、トラブルを未然に防ぐことが求められています。

お盆に救援依頼が多く寄せられる車のトラブル、意外な原因とは(26枚)

「えっ!カッコいい!」 マツダの「スゴいSUV」登場! どこが良いの?

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー